NHK ともだちいっぱい「うたってあそぼ」は、筆者が大学４年生になった
1990年４月に、NHK 教育で放送開始となりました。
　NHK 教育テレビ・ファンである筆者は、春の番組改正が、一種の楽しみ
で、この番組にも興味を感じ、なんかマアルぃおねえさんが歌っているなァ
と思いながら、なにげに見ていました。

　おねえさんの名前が、「潮」おねえさんが「うしお」おねえさんであることに
ピンとこず、まだ、うしおおねえさんファンというわけではありませんでした。
　初年度は、「てあそび」の時間に、エレクトーン奏者の小寺久美子さんも
画面に登場していたような記憶があります。

　卒業年次だった筆者は、進学か就職かで悩んでいた時期で、この番組
を見ることで、ホッとする一時の安らぎを得ていました。

　２年目の放送となった 1991年４月、筆者は、ある大学の単位修得生・
聴講生というかたちで、東京での学生生活を続けることとなりました。
　この年の放送から、オープニングとエンディングのテーマ曲が、おなじみ
の？ものとなって、番組放送終了まで続きました。

　だんだん、うしおおねえさんのファンになっていくにつれて、ビデオテープ
に残して置きたくなったのですが、1987年に購入した HITACHI のビデオ
デッキの調子が悪くなっていき、部品を交換したりして、だましだまし使って
いました。
　ついに、初秋に完全に壊れて、学生のアパート暮らしでは、買い換える
のは困難で、結局、この年度は、ほんの数話しか録画できませんでした。

　今となっては、放送開始初年度は、全く録画していなく、次年度は、僅か
にあるだけなので、残念で仕方ありません。
　どなたか、持っている方、いらっしゃいませんかネ？

　３年目の放送となった 1992年４月、バルセロナ五輪をひかえて、筆者
は思い切って、SONY の BS内蔵ビデオデッキを購入しました。

　ゴールデンウィーク前後に放送分の、「子鹿のバンビ」という歌が気に
入り、いよいよと、うしおおねえさんのファンになっていったのです。
　この年は、NHK BS-2 でも、時々、「ともだちいっぱい」シリーズが放送
されたりして、地上波より鮮明な衛生放送を録画できて良かったです。

　ちょっと残念に思ったのは、前年、前々年に放送されたのを再構成して、
放送されていたことか......
　同じく、うしおおねえさんが出演していた「しぜんとあそぼ」の録画テープ
も増えていきました。

　４年目の放送となった 1993年は、一学期分は、完全に前年の再放送
で、バックアップのテープが増えていくだけでした。
　２学期分からは、番組構成がちょっと変わりました。
　それまでは、15分番組で、５分間のぬいぐるみショーと、10分間の「うた」
という形でしたが、15分通しての「うた」番組になりました。

　中秋放送分で、サトー・ハチローの「秋の子」が、とても気に入りました。
うしおおねえさんの歌声も良かったからかもしれません。
　初春放送分には、筆者が幼い時分に気に入っていた「なかよし円舞曲」
を歌ってくれて、非常に嬉しかったです。
　また、「おもいでのアルバム」も良かった。

　放送５年目に突入した 1994年、うしおおねえさんは、ちょっと太ったよう
な気がします。（禁句！）
　でも、一学期放送分は、みんな気に入っています。
　野口雨情の「春のうた」などは、大好きなのですが、つい最近、ビールを
飲みながら、これを見ていたら、テープがキュルキュルからまってしまって、
一瞬、呆然としてしまいました。バックアップのテープもなくて......
　５月放送分の「若葉」も大好きです。

　実は、４月29日（祝）に、池袋・サンシャイン広場で橋本潮さんのイベント
に行って、初めて、うしおおねえさん本人を目の前にしたのです。
　この時、筆者の名前入りのサイン色紙を貰うこともできました。

　２学期以降は、完全に、前年の再放送となってしまいました。

　でも、９月22日に、初めて、バースディ・ライブに行ったりして、短期間で、
うしおおねえさんに２回も会えることができた、ラッキーな年でした。
　ライブ・コンサートについては、別のページで述べます。

　筆者は、12月初めに、予備校生以来、足かけ10年住んだ東京を離れて、
山形県鶴岡市の実家に帰ることとなったのです。
　そして、明けて、1995年３月、５年間も続いた「うたってあそぼ」は終了
したのです。

　うしおおねえさん、お疲れ様でした！