真鶴の潮の香り漂わぬ海を弔ふ磯の狛犬
海岸で狛犬独り見つめるや白き帆なのか世のいざこざか
流木の切り株の下ぼそぼそとここは棲家と
小
(
ち
)
さ
き蟹言ふ