宇多田“全米デビュー”専属契約

 人気歌手の宇多田ヒカル(19)が世界的レコードレーベルの米アイランド・デフ・ジャム・ミュージック・グループと専属契約を結んだことが21日、電撃発表された。同社は世界一の業界シェアを誇る米ユニバーサルミュージックの傘下レーベルで、宇多田を英語版アルバムで全米デビューさせる方針。日本記録を持つ歌姫は今後、「Hikaru Utada」として世界展開する。


     両親(右2人)とともに契約に調印した宇多田

 宇多田の全米進出がついに現実となる。全米デビュー契約の調印式は米ニューヨークで行われ、宇多田は両親同伴でアイランド社のリオ・コーエン社長とサイン。この場には親会社ユニバーサル社のダグ・モリス会長まで立ち会い、日本の歌姫の売り出しを世界に強くアピールした。契約は宇多田による初の英語アルバムを製作し、米国での展開を進めていく内容。過去の日本語作品を単純に英語化するのではなく、世界市場に向けたヒット作品づくりまで計画。このため、従来の邦楽作品はデビュー以来の東芝EMIから、英語での洋楽作品はアイランド社からのリリースとなる。

 同社には現在ボン・ジョヴィら大物アーティストが多数所属。LLクールJを筆頭とするヒップホップ系やダンス音楽系には米国内で最も影響力をもち、宇多田の音楽性にマッチしたレーベルといえる。販売網も世界一のユニバーサルグループを有しているため、欧州圏への展開まで注目される。

 コーエン社長は「ヒカルは新しい世代を代表する最高の才能の持ち主。日本での驚異的な成功にもかかわらず、自分の音楽に忠実」と大絶賛。宇多田とは、昨年7月に同社から発売した映画「ラッシュアワー2」のサウンドトラックCDに1曲だけゲスト参加させた縁がある。この1曲だけでも才能を感じたようで世界的にも通用すると判断したようだ。

 宇多田はニューヨークで生まれ、本場の洋楽曲に親しみながら成長。現地の名門コロンビア大に通うなど、過去に米国進出した日本人歌手にはない英語力がある。「もう一度新人としてデビューを体験できる…夢のような話です。私の中のHikaru Utadaと宇多田ヒカルの2人で、共働きで頑張っていこうと思います」と抱負。10代で日本記録を塗り替えた歌姫が、世界記録も更新してしまうのか注目だ。

2002.02.22 スポニチ


宇多田世界デビュー
米で「英語版アルバム」制作&発売へ


 ヒッキーが世界デビューだ。人気アーティストの宇多田ヒカル(19)が初めて米国で英語版アルバムを制作・発売することが21日、明らかになった。米ユニバーサルミュージックのレーベル「アイランド・デフ・ジャム」とこのほど契約。発売時期は決まっていない。宇多田は「Hikaru Utadaと宇多田ヒカルの2人で、共働きで頑張っていこうと思います」とコメントしている。

 日本で快進撃を続ける宇多田が、ついに世界進出する。

 宇多田は「もう一度新人としてデビューを体験できる―夢のような話です。過去の経験から学んだことはキープして、また新鮮な気持ちで新天地を冒険できるなんて、ミュージシャンとしてはとてもまれなチャンスを与えられたと感じています」と世界デビューの興奮が伝わってくるようなコメントを発表した。

 「日本語の歌を書く時も、英語で出てきてしまった歌詞を日本語に作り直すことが多かったから、このプロジェクトは作詞にかかる時間が減るかも? だからその分、私の中のHikaru Utadaと宇多田ヒカルの2人で、これから共働きで頑張っていこうと思います!」とやる気満々の様子だ。

 「アイランド―」グループのリオ・コーエン社長兼CEOも「ヒカルは天性の才能の持ち主であり、アーティスト性を追求する力は彼女の仕事に対する心と同様、不屈なものであると感じています」と宇多田の才能に期待を込める。

 宇多田は99年発表したアルバム「First Love」が900万枚を売り上げ、セールスの新記録を達成。日本と米国を行き来しながら音楽活動を続けており、3月20日には10作目のシングル「光」が発売される。

 リリースするシングル、アルバムともにヒットするなかでの米国進出。発売日時はまだ決まっていないが、Hikaruの英語版アルバムは日本でも大きな反響を呼びそうだ。

 ◆宇多田 ヒカル(うただ・ひかる)1983年1月19日、米ニューヨーク生まれ。19歳。98年に「Automatic」でデビューし、一気にブレーク。99年3月に発売したファースト・アルバム「First Love」が900万枚を売り上げ、日本記録となる。同年度の高額納税者番付歌手部門で1位。00年、日本ゴールドディスク大賞の3部門を受賞。同年9月に米コロンビア大学に入学した。母は歌手・藤圭子。

2002.02.22 スポーツ報知


“平成の歌姫”ヒッキーが本格的に全米進出

 分身の術!?“平成の歌姫”宇多田ヒカル(19)がユニバーサルミュージックのレーベル「アイランド・デフ・ジャム」と契約、本格的に全米進出することが21日、日米同時発表された。宇多田は国内では東芝EMIからCDを発売しているが、今後、英語詞の楽曲は「Hikaru Utada」の名前でユニバーサルから発売。宇多田は「これからは“共働き”でがんばります」とユーモラスにコメントした。

 ユニバーサルミュージックはこの日、同社のレーベルで米国最大のヒップホップ系レコード会社「アイランド・デフ・ジャム・ミュージック・グループ」が「ヒカル・ウタダ」と契約したことを発表した。「ヒカル・ウタダ」とはもちろん、宇多田のことだ。

 宇多田は昨年8月公開の米映画「ラッシュアワー2」のサウンドトラックで、人気女性ラッパー、フォクシー・ブラウンをゲストに迎えた「UNTITLED」で参加しているが、単独では今回が初めて。

 平成10年12月、「Automatic」でデビュー以来、日本国内では東芝EMIからCDを発売。翌年発売のアルバム「First Love」は900万枚を売り上げ、新記録を達成した。その後は日本と米国を行き来しながら音楽活動を続けている。

 今回本格的に米国進出をはかるため、同レーベルから初の英語のアルバムを発表することに。発売時期は未定だが、このアルバムは米国はもちろん、日本でも「ヒカル・ウタダ」の名前で発売される。「宇多田ヒカル」としての日本語詞は従来通り東芝EMIから発売されるといい、バイリンガルならではの“二刀流”となる。

 宇多田はニューヨークで母で歌手の藤圭子らが見守る中、正式に契約。「アイランド−」のリオ・コーエン社長は「ヒカルは新しい世代を代表する最高の才能の持ち主」と絶賛。宇多田自身も「もう一度新人としてデビューを体験できる。夢のような話です!」と喜び、「私の中のHikaru Utadaと宇多田ヒカルの2人で、これからは共働きでがんばっていこうと思います!」とやる気をみせている。

◆宇多田が全米デビューする米国レーベルの日本支社「Def Jam JAPAN」のシニア・エグゼクティブ・コンサルタント、桜井理子さん 「今回のことは日本で働く私たちにとっても光栄です。日本の宇多田から世界の宇多田になるようサポートしていきたい」

★12歳の時に家族でCD発売
 ヒッキーにとって今回が本格的な米国デビューとなるが、日本でブレークする前の12歳の時、父の照實さん、母の藤圭子とバンド「Cubic U」を結成。米国で3枚のシングル、1枚のマキシシングルを発売している。 

2002.02.22 サンスポ