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自 由 2024 01 21 師走十一日
横着をするのではない。
解放された、というのが的を射ている。
というのも、
以前は撮影したフィルムの中に「これはボツだな」というカットがあったものだ。
それを、
なぜ失敗と断じたのか。
理由は簡単で、仕事にならない、編集者が認めない、という判断である。
今は他人の介入を考える必要がない。
誰にかまうことなく、
心地よい写真であればブレていてもピントが合っていなくても大切なカットになる。
ようするに、垢にまみれた
自分の美意識を蹴っ飛ばすことに長けてきたのだ。
Sence 2000