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雨の木  2024 05 07 
旧暦三月二十九日 






雨に打たれる柿をながめた。
つくづく綺麗だとおもう。
もとより、柿は小生の嘆息とは無縁。
ただ、命を照らしているだけのこと。
ヒトが自然界に惹かれる理由がその一点にある。

雨に濡れながら、人の死は生へ、
死を超えていくのだな、と思い耽った。











Sence 2000