著者 福 永 伸 哉

出版社 大 阪 大 学 出 版 会

題名 大阪大学新世紀セミナー 邪馬台国から大和政権へ

目 次

第一章 邪馬台国の年代   

1 考古学における年代
2 弥生暦年代比定の二つの立場
3 暦年代激変の予兆
4 年輪年代の成果を受けて
5 さかのぼる古墳出現年代
6 画文帯神獣鏡と三角縁神獣鏡
7 邪馬台国の相対年代

第二章 弥生型社会の確立と変質
1 拠点となる集落
2 日常交易のあり方
3 葬制の特質
4 銅鐸と農耕祭祀
5 拠点集落の衰退と交易圏の変質
6 鉄の力
7 核をもつ畿内社会
8 葬制と生死観の変化
9 銅鐸祭祀の終焉

第三章 地域間関係の変化と倭国乱
1 瀬戸内ルートの活性化と閉塞
2 丹後地域の繁栄
3 生命線としての南北ルート
4 倭国乱る

第四章 原邪馬台国勢力の形成
1 「見る銅鐸」の登場
2 地域首長連合のシンボル
3 分布を読む
4 「見る銅鐸」の製作工人
5 畿内中心勢力の萌芽

第五章 卑弥呼の宗教変革と青銅器管理
1 社会変化の進行
2 銅鐸から銅鏡へ
3 邪馬台国勢力による銅鏡分布
4 卑弥呼の宗教変革
5 国産大型青銅器の不在
6 青銅器の序列化と製作管理
7 卑弥呼共立の意味

第六章 三角縁神獣鏡の系譜
1 卑弥呼の銅鏡百枚
2 三角縁神獣鏡製作地論争
3 長方形の鈕孔
4 外周突線をもつ鏡群
5 銘文の共通性
6 魏晋代の特鋳鏡

第七章 邪馬台国から大和政権へ
1 卑弥呼の册封
2 切り札としての三角縁神獣鏡
3 卑弥呼死す
4 箸墓古墳の画期性
5 最初の王は死せる王
6 西方戦略と東方戦略
7 その後の大和政権
8 古墳の造られた時代