3.吊り戸とカウンターの間の壁面ついて

吊り戸とカウンターの間は60ｃｍです。そこに15ｃｍ真四角の少しグレーがかったタイルがはりつけてあります。レンジのところだけ同じタイルで60ｃｍ×90ｃｍの大きいものを使っています。タイルにした理由は、消防法の問題をクリアして、手入れが簡単だと考えたからです。今はもっといろいろな素材でいいものがあるようです。タイルの目地の汚れが目立たないように、グレーの目地にしました。それがよいアンセントになっていると思っています。
シンクの前の壁面を窓にするプランもあります。私はいくつかの理由でそのプランはボツにしました。第一は収納を増やすためです。食器棚を置くことは考えていませんでした。食器はほとんどすべて吊り戸の中に収納しました。保存ビンや土鍋のような用途が限られているものは、別の収納室に整理しました。第二に窓があれば明るくて気持ちよく食事の支度ができますが、明るくて気持ちよいと感じる時間に食事の支度をすることが少ないと思ったから。出窓にしても、結局はそこに棚をつけ、鍋などを置いているケースがよく見られます。家の外から見てもすぐにわかります。（私の実家もまさにそうなのですが。）そんなふうになるのなら、初めから収納にした方がいいと思いません？それと窓の外の景色の問題もあります。窓を開けても隣の家の壁しか見えないのなら・・・・。