アルコンレポートat名古屋市総合体育館レインボーホール
ここでは去年の年末に行われたTHE ALFEEのコンサート「Final
Count Down A.D.1999」の模様を報告します。
日時:1999年12月26日
会場:名古屋市総合体育館レインボーホール
座席:1階アリーナ37列34番
開場:16:00〜
開演:17:00〜
終演:20:25
演奏曲順
1.Hysteric Psychedelic ∞ (アルバム「orb」より)
2.CRASH! (アルバム「Nouvelle Vague」より)
3.CRIMSON KISS 〜白夜 -byakuya-〜 (アルバム「the ALFEE MEETS dance」より)
(MC)
4.希望の鐘が鳴る朝に (シングル曲)
5.夢よ急げ (アルバム「ALFEE」より)
(MC)
6.蒼い目のジュディ (カバー曲)
7.シュプレヒコールに耳を塞いで (アルバム「JOURNEY」より)
8.Ticket to ride [涙の乗車券] (カバー曲、ミニアルバム「Pride」より)
9.シンデレラは眠れない (シングル曲)
(MC)
10. loving you (アルバム「DNA -Communication-」より)
11. 星空のディスタンス (シングル曲)
12. 晴れ後時々流星 (アルバム「orb」より)
13. Dark Side Meditation (アルバム「orb」より)
14. Masquerade Love (アルバム「ARCADIA」より)
15. AUBE〜新しい夜明け (アルバム「orb」より)
(ENCORE1)
16. 悲劇受胎 (アルバム「夢幻の果てに」より)
17. American Dream (アルバム「AGES」より)
18. 鋼鉄の巨人 (アルバム「THE RENAISSANCE」より)
19. Love Me Tender (カバー曲)
20. I can't help falling in love (カバー曲)
(MC)
21. D.D.D!〜Happy 65th Anniversary for Donald Duck〜 (アルバム「orb」より)
22. Stand Up, Baby -愛こそすべて- (アルバム「U.K.Breakfast」より)
(ENCORE2)
(MC)
23. The Way (アルバム「orb」より)
(ENCORE3)
24. A.D.1999 (アルバム「ALFEE」より)
25. 夜明けのLANDING BAHN (アルバム「AGES」より)
レポート
今回で三回目になるアルコンだったのですが、初めて地元三重以外のところ
に行って来ました!。履歴書のところでも紹介したアル中仲間の仲野幸博氏
と共に高速バスと電車を乗り継いで会場まで移動。開場三十分前ぐらいに到
着したのですが、すでにかなりの数のファンの方々が集まっていました。ツ
アーバスを眺めた後、入場口の前で時間をつぶす。一階席にも関わらず二階
入場口から入れるものと勘違いしており、開場直前まで二階入場口の前にい
ました。
入場してから自分の席を探し、開演時間を今か今かと待つ。その間にもどん
どん入場してくるファンの方々。友人同士、カップル、夫婦、子連れの女性、
そしてどこかの婦人会の旅行かと思わせるようなおばさんたち(失礼!)。
いやはや、本当にファン層の広さには驚かされます。しかしみなさん思い思
い楽しめればそれでOK!。
案の定、私と仲野氏の前後左右は女性で囲まれてしまう。過去二回とまった
く同じ状況である。ほんとうにアルコンでは男性は少し肩身が狭い。男女比
は1:9といった感じであったでしょうか。
二階席からは「地区別活動・まにあ愛知&岐阜」の方々が作成された横断幕
が掛けられる。これがスタンドのある会場での醍醐味の一つですね。しかし
なぜ三重には地区別活動がないのであろうか?。ここ数年は毎年三重でもコ
ンサートが行われているし、三重のファンも頑張らねば!。
そして、予定時間から数分遅れていよいよ開演!。坂崎さん、桜井さん登場
の後高見沢先生が登場して、まずは「Hysteric Psychedelic ∞」から。会場
はいきなり盛り上がり最高潮!。続く「CRASH!」では坂崎さんが会場
向かって左へ走る!。もう二階スタンドから手を伸ばせば届くかのような距
離で熱唱していました。
MCでも三人の息は本当にぴったりでした。オープニング5曲が終わって一
つ小休止。高見沢先生のお色直し(?)も終わり会場全員が席に座ると、そ
の次に演奏されたのが「青い目のジュディ」と「シュプレヒコールに耳を塞
いで」のアコースティックナンバーでした。さすがに坂崎さんも桜井さんも
聴かせてくれます。そして再び「シンデレラは眠れない」からは総立ち状態
に!。
MCの後演奏されたのは、この秋ツアーでは名古屋のみという「loving you」
でした。もう自分のスーパーウルトラミラクルハイパーベリーフェイバリッ
トソングだったので感謝感激!。実はこの曲は東海地方の某結婚式場のCM
ソングということもあり、名古屋にゆかりのある曲であるということで選曲
されたそうなのですが、高見沢先生が歌い出しの歌詞を忘れてしまうという
ハプニングも!。
ここからはもう前半のクライマックスということで、おなじみの「Masquera
de Love」に続き、「AUBE〜新しい夜明け」で壮大に締めくくりまずは終
了。当然、アンコールが会場にはこだまします。もうこのときには私と仲野
氏はヘトヘト状態で座り込んでしまいました。いやはや、年々体力の衰えを
身にしみて感じてしまいます。
メンバーの衣装チェンジも終わり、アンコール一発目は「重金属(heavy me
tal)」と銘打たれて会場はまさしくロックコンサートと言わんばかりの状態
に!。コンサートではおなじみの「American Dream」や「鋼鉄の巨人」では
もう頭ガンガン振っている人もいました。メンバーは三人とも革のパンツに
革のジャンパーで上下黒一色でそろえて、演奏も激しさを極めていました。
40半ばでここまでやれるのはこの三人だけといった感じです。(もちろん
いい意味で)
そしていよいよお待ちかねの桜井さんの変装、もとい、変身の時間です!。
今回はなんと「エルビス・プレスD」として登場!。毎回毎回ほんとうに驚
かしてくれます。しかし歌は本物のエルビス・プレスリーと間違えてしまう
かのような素晴らしさでした。
「エルビス・プレスD」が二曲を熱唱した後、MCで会場全員の「D.D.
D!」のかけ声に乗っていよいよ「D.D.D!〜Happy 65th Anniversary
for Donald Duck〜」です。ドナルドギターも登場し、会場ではピンクの手袋
が左右に揺れます!。ちょうど前の席の女の子たちはドナルドの人形を手に乱
舞(?)していました。私の家にも陶器でできたドナルドの置物があったので
すが、さすがにこれは持ってきていませんでした。重たいし、それ以前に入
場の時のチェックで没収されるでしょうから。
そしてこれまたアルコンではおなじみの「Stand Up, Baby -愛こそすべて-」
で一回目のアンコールは終わり。再び疲れて座り込んでしまう私と仲野氏。
もう「Stand Up, Baby -愛こそすべて-」では疲れと曲順を覚えることでいっ
ぱいで、何回か拳を突き上げるタイミングを間違えていました。数千の観客
の中、自分一人だけが拳を突き上げていた姿はどのように見えていたのでし
ょうか?
アンコール二回目では、三人が「The Way」をマイクなしで歌うという
パフォーマンスも見せてくれました!。後方の座席だった私の耳にもしっか
りと三人の声が届いて、もう感動のあまり必死に涙をこらえていました。さ
すがにここで号泣しては目立ってしまうでしょうし。
またまた座って体力を温存して、三回目のアンコールでは待ってましたとば
かりに「A.D.1999」からスタート!。1000年代最後の年にこの
曲は欠かせないでしょう。そして締めは「夜明けのLANDING BAHN」。これは
少し意外でしたが、未来に向けていい感じで締めくくれたのではないかと思
いました。
最後は恒例の三本締めで会場を後にし、ツアーグッズを買い込んだ後、もう
さっさと電車に乗り込み、再び高速バスで家路につきました。バスの車内で
は二人とも完全に熟睡状態でした。
とまあこんな感じでしたが、欲を言うと「Justice For True Love」や「Win
gs of Freedom」、コンサートではおなじみの「Saved by the Love Song」な
んかも聴いてみたかったような気もします。しかし内容的には充実した三時
間半でした。
最後に、一階アリーナの33列〜36列の33番〜40番あたりの席におら
れた女性の方々へ。正直言って、私は曲の振り付けなどほとんど知らなかっ
たため最初は緊張していたのですが、前にかなりのアル中の方がいたおかげ
で後ろから見ていて振り付けをマネすることができ、本当に助かりました。
この場でお礼を言わせて頂きたいと思います。ありがとうございました。
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