アルコンレポートat名古屋市総合体育館レインボーホール


ここでは2000年の年末に行われたTHE ALFEEのコンサート
「AUBE 2000」の模様を報告します。

日時:2000年12月28日
会場:名古屋市総合体育館レインボーホール
座席:1階アリーナ11列47番
開場:17:00〜
開演:18:00〜
終演:21:15

演奏曲順
(今回、コンサート中にメモを取っていなかったので、思い違いにより多少
の曲順の間違い等あるかもしれません。お許し下さい。)
1.AUBE〜新しい夜明け (アルバム「orb」より)
2.星空のディスタンス (シングル曲)
3.幻想飛行 (アルバム「ALFEE’S LAW」より)
4.The ages (アルバム「AGES」より)
(MC)
5.NEVER FADE (シングル曲)
6.Wake up〜Goodbye 20th century boy (シングル曲)
7.Catch Your Earth (アルバム「BEST SELECTIONU」より)
(MC)
8.Far away (アルバム「U.K.Breakfast」より)
9.愛こそ力-Power for Love- (シングル曲)
10. Brave Love-Galaxy Express 999- (シングル曲)
11. 希望の鐘が鳴る朝に (シングル曲)
(MC)
12. Over Drive (アルバム「ALFEE」より)
13. 夢よ急げ (アルバム「ALFEE」より)
14. Affection (アルバム「FOR YOUR LOVE」より)
15. BECAUSE (カバー曲)
16. Crisis Game-世紀末の危険な遊戯- (アルバム「Nouvelle Vague」より)
17. Nouvelle Vague (アルバム「Nouvelle Vague」より)
18. Count Down 1999 (アルバム「ARCADIA」より)
19. Long way to Freedom (シングル曲)
(ENCORE1)
20. Stand Up, Baby -愛こそすべて- (アルバム「U.K.Breakfast」より)
21. Swinging Generation (アルバム「AGES」より)
(MC:ま・サルティンバンコショー)
22. D.D.D!〜Happy 65th Anniversary for Donald Duck〜 (アルバム「orb」より)
23. Bad girl (シングル曲)
(ENCORE2)
(MC)
24. Pride (アルバム「Nouvelle Vague」より)
25. SWEAT&TEARS (シングル曲)

レポート
今回で4回目となるアルコンですが、前回と同じく名古屋レインボーホール
に行ってきました。例年のスケジュールで言うと、名古屋は12月26日だ
ったのですが、今年は28日ということで日程的にはかなり余裕を持って参
加出来ました。
で、今回も友人でアル中仲間の仲野幸博氏と共に、高速バス、電車を
乗り継ぎ会場に到着!。時間的に少し余裕があったのでツアーグッズを買い
込み会場内へと入場。今回はツアーバッグが前回のビニールバッグより格段
にアップしていたので、かなり満足いたしました。
入場し、周囲を見渡すと前後左右はやはり女性。結構肩身が狭いと思いきや、
辺りにはちらほらと男性の姿も見えるので少し安心。特に今回のコンサート
でよく目立ったのが子供連れの方でした。やはり歌番組への露出が多くなる
ほど、ファンの層も広がっていくのでしょう。
コンサートの本編の方は予定時刻より10分ほど遅れて開始。3人の登場と
共に会場全体が拍手と歓声で包まれました!。3人の衣装はと言うと、桜井
さんはスカイブルーのスーツ、坂崎さんは紫(ややピンクがかった)のジャ
ケット、そして高見沢さんは全身ゴールド!。紅白歌合戦の小O幸子を思わ
せるような艶やかさでした。
衣装もさながら、さらに驚かされたのが1曲目の「AUBE〜新しい夜明け」
でした。前回の秋ツアーでは本編のラストを飾ることが多かった曲だけに、
何故オープニングで?と言う感もありましたが、会場のボルテージは最初か
ら最高潮でした。そこから「星空のディスタンス」、「幻想飛行」と続き、
3人それぞれのボーカルを堪能した後、「The ages」。ここでやっとオープ
ニングからの4曲が「星」シリーズだったということに初めて気づきました。
バックスクリーンにも幻想的な星空の映像が映し出されていました。
続く坂崎さんのMCでは恒例のアリーナ・スタンドへの呼びかけ。さらにオ
リコンチャート連続ベスト10入り日本タイ記録樹立に関しても触れたあと、
いよいよその記録を樹立するシングルとなった「NEVER FADE」、
さらにカップリングの「Wake up〜Goodbye 20th century boy」と行き、再び
会場は大盛り上がり。
で、次はじっくりと高見沢さんが聞かせてくれる「Catch Your Earth」。と
ころが、Bメロで高見沢さんが元曲より1オクターブ音程を上げて、血管切
れそうなくらいの声で歌っていると、周囲からは「大丈夫?」という囁きが
聞こえてきました。でも、これでちゃんと歌いきるところがさすが高見沢さ
んです!。
MCを挟んで、いよいよ秋ツアー初披露の曲「Far away」。ここからはじっ
くりとバラードで聞かせてくれるのかと思いきや、いきなりアップテンポな
「愛こそ力-Power for Love-」。高見沢さんはノリノリで金のスカーフをた
なびかせて踊っていました。
そして、ここからは桜井さんがボーカルのシングル曲を2曲。特に「Brave Love
-Galaxy Express 999-」ではバックのスクリーンに実際のアニメの「999」
が映し出されて思わず涙、涙でした。結構前の方で見ていたので、スクリー
ンの映像ははっきりと見えなかったのですが、思わず映画「銀河鉄道999」
の映画の冒頭(鉄郎とメーテルが再会する)のシーンを思い出し、感動しま
した。
MCで高見沢さんがツアーにかける想いを語った後、ここからは「ツアータ
イトル」シリーズ。「Over Drive」、「夢よ急げ」、「Affection」とアルバ
ム「ONE NIGHT DREAMS」に収録されている3曲を畳みかけるように一気にい
きました。ここで、初めて3人がそれぞれステージの左右の端へと走ってい
きました。
ここで少し色を変えてビートルズのカバー「BECAUSE」。こういうカ
バー曲をサッと入れてくるあたりはさすが経験のなせる技!、といったとこ
ろでしょう。
ここで一度切れるのかと思いきや、続けてアルバム「Nouvelle Vague」から
の二曲。「Crisis Game-世紀末の危険な遊戯-」ではバックのスクリーンに
都会のイルミネーション映像が映し出されてさらに感動しました。やはり世
紀末にこの曲は外せないでしょう。「Nouvelle Vague」ではサビの部分でフ
ランス革命のバスティーユ牢獄陥落を思わせる映像が映し出されて、ひとき
わグッと想い極まるものがありました。高見沢さんもこの曲には強い思い入
れがきっとあるのでしょう。
「Count Down 1999」では、最後に飛び出した特効の銀の紙テープが近く
に飛んできたので受け取ろうと思いきや、これが見事に失敗。周囲の人たち
はみんな受け取っていたのに、私と仲野氏だけ受け取れませんでした。どう
やら紙テープも女性の方を好むようです・・・(悲)。
本編を締めくくったのは「Long way to Freedom」。これはアンコールのラス
トで来ると思っていたので少し意外でしたが、大盛り上がりの中、本編終了
となりました。
今回はコンサート前に飲んだ栄養ドリンクが効いたせいか、アンコールに入
っても全く疲労無し。前回と比べると格段に成長したと自分でも感じつつ、
アンコールの声援を送り続けていました。
で、アンコール一発目は「Stand Up, Baby -愛こそすべて-」。馬のぬいぐる
みにまたがり宙づりになる高見沢さんに完全に惚れ込んでしまいました!。
「Swinging Generation」の後、MCではこの秋ツアー恒例の坂崎さんと桜井
さんによる手品(ま・サルティンバンコショー)。ちょっと段取りの悪い桜
井さんに少し冷や冷やしながらも、手品は全て成功!。箱の中の桜井さんと
坂崎さんが入れ替わって、ドナルドの人形を持った桜井さんが登場し、その
まま「D.D.D!〜Happy 65th Anniversary for Donald Duck〜」へ突入。
一斉に会場はピンク色に染まり、もうノリノリで踊っていたのですが、サビ
の部分の振りが去年と違っているのに全く気づかず踊っていたので、完全に
周りの人とは振りが違う自分に気づき、少し恥をさらしてしまいました(笑)。
一回目のアンコールのラストは「Bad girl」。会場も最高潮の盛り上がりの
中、アンコール終了。再び、アンコールの声が会場中に響きわたり、二度目
のアンコールは最初にMCがあって、その後至極の名曲「Pride」。
最後に生声でホール全体に響きわたる3人の歌声を耳にまたもや涙。このま
ま感動の涙で終わるのかと思いきや、オーラスは「SWEAT&TEARS」。
最後はアルフィーならではのメッセージソングで明るく終わったのがとても
印象的でした。
あえて一つ苦言を呈すならば、昨年より開演時間が1時間遅くなっていたこ
とでしょうか。正直、最後の方は帰りのバスの時間に間に合うか冷や冷やし
ていました。出来れば開演時間は前に戻して欲しいと思います。それを除け
ば構成・演出共、文句無しに感動した3時間でした。


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