ファンの集いレポートat名古屋ダイヤモンドホール


ここでは2001年3月8日に名古屋で行われた「THE ALFEE ファ
ンの集い」の模様を報告します。

日時:2001年3月8日
会場:名古屋ダイヤモンドホール
開場:17:30〜
開演:18:35〜
終演:20:45

演奏曲順
1.メリーアン
2.夜汽車
3.うつろな瞳
4.シュプレヒコールに耳を塞いで
5.蒼い目のジュディ


レポート
巷ではいろいろな芸能の話題が世間を賑わしていた3月8日(木曜日)、つ
いに「ファンの集い」当日です。カメラ、双眼鏡、入場券、ダイヤモンドホ
ール間での地図を持参し、小雪の降る中を車でひた走り最寄り駅に到着。
(後にこの雪が恐怖となって私に襲いかかってきます。詳しくは一番最後の
「おまけ」参照。)
電車で名古屋駅、さらに地下鉄で新栄町駅まで行き、無事会場に到着したの
は午後5時。開場30分前ということで、すでにかなりの人が入口に集まっ
ていました。
会場が5階なので、整理番号順に階段で待たされること30分、やっとの想
いで中に入ったときにはすでにほぼ満席。「オールスタンディングで120
0人収容」と書いてあったので大丈夫だろうと思っていたら、椅子を入れて
あるので収容人数は400人程度。整理番号328の私は、当然後ろの席に
座るしかありませんでした。
とりあえずメンバーへの質問カードに記入し、3月28日発売の年越しライ
ブのDVDを予約した後、席に着席したときになって何とメガネを忘れてき
た事に気づいた私!。双眼鏡に気を取られてばっかりいて、普段コンサート
の際は着用するメガネを忘れていたのです。仕方ないと思いつつ、開演時間
を待つことに。
予定時刻より5分ほど遅れてやっと開演。まずはマネージャーの方の挨拶が
あって、その後メンバーが登場。この日の3人の衣装はというと、桜井さん
は上下スカイブルーのスーツ、坂崎さんはスタッフジャンパーに革パン、高
見沢さんは革のスーツに革パンだったのですが、当然まばゆいばかりのラメ
が入りまくっていました!。(色はピンクとゴールドを混ぜたような、何と
も表現しにくい色だったのですが。)
まずは写真撮影会ということで、会場内の人たちに向けてポーズをとる3人。
私もとにかく必死でシャッターを押しまくっていました。もっと撮影時間は
長いと思っていたのですが、わずか数分で終わり、その後はトークへと移っ
ていきました。(結局、私が撮れた写真は20枚程度でした。)
まずは「ファンの集い」をやるのは久しぶりだという話から、前日に放送さ
れた「生ダラ」、さらに桜井さんのギックリ腰について。高見沢さんはすで
に各方面で報道されているように、人差し指を使わないで如何にコードを押
すか研究しながらギターを弾いているそうです。桜井さんは、車を運転する
ときは腰に負担がかからないように極力ギアチェンジをしないとか。
その後、会場の人たちから集めた質問カードに基づいてトークは進んでいき
ました。私の質問は読まれなかったのですが、会場で読まれた質問と、それ
に対するメンバーの答えを幾つか紹介。(細かい表現は不正確ですので、こ
んな感じの内容だったくらいで思って下さい。)

・「(坂崎さんへ)四畳半の部屋に次の中から絶対一つ置かなければいけな
いとしたらどれがいい?
1.不眠症になるほどキラキラ輝く黄金のタカミー人形
2.部屋の半分くらいの頭の大きさのまさる人形
3.東芝EMI社長と同じ顔をした5つ子」

坂崎さん:「3は絶対嫌だね(笑)。この中だったら1が一番良いよ。2は
部屋の半分っていったら3畳くらい占めちゃうことになるんでしょ?」

・「(3人へ)メンバーがピンでCMに出るとしたらどんなCMがいい?」

高見沢さん→ネグリジェのCM。武富士のCMでレオタードを着て一番前で踊る。
坂崎さん→カラムーチョのCM。(高血圧ということで)
桜井さん→「ごはんがすすむ君」に対抗して、「ごはんがまさる君」。
(顔がくるっと回って桜井さんの顔が登場)

・「(坂崎さんへ)ギターがうまく弾けるようになるにはどうしたらいい?」

坂崎さん:「いろいろなタイプがいるけど、僕のようなタイプになるには、
常にギターを弾くか音楽を聞くかすること。音楽を聞いてる時もギターは持
たなくていいから、左手をいつも動かすようにすると常にギターを弾いてい
るのと同じだしね。」
高見沢さん:「本当にお前はぎたー離さないよね。」
桜井さん:「メシ食いながら弾いているからね。」
高見沢さん:「周りにいる俺たちは迷惑だよ(笑)。」

・「(桜井さんへ)結婚生活を円満に送る秘訣は?」

桜井さん:「一番の秘訣は耐え忍ぶこと。結婚生活も長くなると嫌な部分が
いろいろ見えてくるけど、そこで我慢するのが大事。でも、女を殴るような
男とはつき合っちゃダメですね。」
坂崎さん:「おっ、良いこと言いますねー。桜井さんとこは夫婦ゲンカとか
あるんですか?」
桜井さん:「うちは一回もないよ。」
坂崎さん:「それくらい冷えきっているってことですね(笑)。」

・「(高見沢さんへ)今まで一番遅刻したのはどれくらい?」

高見沢さん:「遅刻って言っても、今年に入ってからは1回も遅刻は無いか
らね。今年の目標が『遅刻しない』だから。学生時代につき合っていた彼女
とハチ公前で待ち合わせしたときに2時間くらい遅れたんだけど、彼女が3
時間遅刻してきたことがあったよ(笑)。」

質問コーナーの後は、スペシャルグッズ(去年の夏のイベントでの余り物?)
が当たる大抽選会。サイン入りポスター、サイン入りTシャツ、メンバーと
の写真、メンバーの声入り目覚まし時計、と豪華賞品が続々と抽選でもらえ
るのですが、これまた私は当たるはずもなく(泣)、まっ、来ただけで満足
だ、って勝手に自分で自分を慰めていました。
ここまでで約1時間経過したのですが、次はいよいよアコースティックライ
ブに突入。演奏された曲は一番最初に挙げた5曲だったのですが、各曲の間
にはいろいろなMCがありました。「アルフィーのある日ぃ突然」での撮影
秘話、アルフィーのデビュー当時の想い出、学生時代に盛んだった学生運動、
最近頻繁に誘われる同窓会について、等々。高見沢さんは「4,5月中に同
窓会やるから、空いている土・日を教えてくれ。」って連絡があったそうで
すが、ツアー中のため断ったそうです。一方、桜井さんは一度も同窓会に誘
われたことがないらしいです。
以前、ローソンpresentsで行われたアコースティックライブを思い
出させるようなミニライブも、アマチュア時代の一番のステータスだった「
蒼い目のジュディ」で終わり、本当にアッという間の2時間でした。


おまけ
ファンの集い終了後、一気に大勢の人が会場の外に出たため一般の方はかな
りビックリした様子。アルフィーが来ていることを知って「アルフィーがこ
んなところでディナーショウやったの?」と勘違いされている方もいました。
思わず笑ってしまう私。しかし、この笑顔も1時間後には凍り付いてしまう
ことになってしまうのでありました。
電車で車のある駅まで帰ってくるところまでは良かったのですが、この日は
東海地方は大寒波が押し寄せていたため、すでに吹雪状態。しかし、道には
雪が積もっていなかったので大丈夫だろうと思いつつ車の所まで行ったら、
フロントガラスが完全に凍り付いていました。何とかエンジンはかかったの
で、しばらく車を暖めてフロントガラスの雪を取り除くことに。
10分後、何とか走れる状態になったのですが、この間にアッという間に道
に雪が積もってしまい、路面はかなり滑りやすい状態に。すでに3月という
こともあってスタッドレスタイヤなんて用意してないし、ましてFR(フロ
ントリア)車のため雪道を走破する力なんて無い。カーブの度に後輪がスリ
ップして左右に振られ、必死に車体を立て直しつつ走ること1時間。何とか
家の近くまできたので一度家に連絡を入れようと思い、車を停車させ再び発
進させようとしたら完全にタイヤが空回りして動かない!。雪道を走るとき
は極力惰性に任せて走るのが良いなんて当たり前のことで、まして停車させ
るなんて論外である。しかし、時すでに遅し。こんなところで動けなくなっ
てしまうのか?、と思いながらローギアに入れて徐々にアクセルを踏み込む
と、ようやく人が歩く程度のスピードで動き出しました。あとはスピードが
落ちてきたらアクセルを踏み込み、その際にスリップする後輪を立て直しな
がら進む、の繰り返し。家の近くの公園まできたところでかなり雪が激しく
なってきたので、そこに車を止めて家まで歩いて帰ることに。生死の境を彷
徨い続けた(?)ドライブも何とか無事に終え、家まで辿り着くことが出来
ました。


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