大学院を受験する際の注意点



私が大学院を受験したときの経験を基に、いろいろと注意点を箇条書きで書
き綴ってみようと思います。大学院を受験される方は、少なくとも過去に一
回は高校・大学の受験は経験されていると思いますので、大学院に限定して
まとめてみました。

1.夏の試験ということを念頭に入れておくこと
たいていの大学院(修士課程)は夏に試験が行われます。体調管理に気をつ
けることはもちろんですが、試験会場の環境というのも冬の試験とは大きく
異なります。クーラーの冷風が直撃する席で何時間も試験を受けなければい
けない、なんてことも考えられます。ある程度温度調節可能な服を着ていっ
た方が良いでしょう。ちなみに、私はどんなに暑い日でも長袖のシャツをカ
バンに入れて行きました。

2.適格な情報を多く仕入れること
大学院受験はあまりメジャーではないため、書店でも対策用の問題集や参考
書はあまり多く売られていません。大学院に関する情報誌もごくわずかしか
ありません。情報を仕入れるためには、受験しようとする大学に友人がいれ
ば一番いいのですが、そうでない場合は、ネットで調べるなどしてできるだ
け多くの知識を得ておいた方がいいのは言うまでもありません。また、実際
にその大学の事務に足を運んで、過去問を手に入れておいたほうが対策も立
てやすいと思います。

3.数学科はきっちり定員の人数を採ってもらえると考えるな!
いろいろある大学院の中で、数学科だけは異質です。例えば、大がかりな実
験が要される学科(化学科、物理学科など)や、調査などで人手が必要な学
科(歴史学科、臨床心理学科など)は、とにかく人手が無いと研究活動が進
まないので、大学院とは言え学部と同じくらいの定員が用意されています。
ところが、数学科はそういった人手が必要なケースはないので、たとえ定員
に満たなくても能力がないと判断されると容赦なく落とされます。また、元
々の募集人員も学部の人数の5割〜7割に設定されています。数学科を受験
される方は、定員はあくまで目安、というくらいに考えておいた方が賢明で
しょう。

4.面接の際の準備は入念に!
面接では、自分が大学院で研究したい内容などはもちろん聞かれますが、企
業などの面接と大きく違うことは、ただ受け答えするだけでなく黒板やOH
Pを使っていろいろと説明する点です。まず、筆記試験の時の問題で解けな
かった問題は必ず見直して解けるようにしておきましょう。また、願書と同
時にレポートを出した場合は、そのレポートのコピーを必ず残しておいて、
面接の前にもう一度見直して、レポートに関する内容は何を聞かれても大丈
夫というくらいにしておきましょう。

5.専門科目の配点が高いということを頭に入れておくこと!
大学院の受験では、筆記試験では大抵の所で外国語、基礎科目、専門科目の
3つが課されます。この中で一番配点が高いのは専門科目です。例えば、基
礎科目で失敗しても専門科目で挽回、なんてことも十分可能です。基礎科目
の出来であきらめないようにしましょう。逆に、専門科目は一問にかかる時
間が長いので、面接の際には基礎科目の問題を重点的に質問される傾向にあ
ります。


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