ニセコアンヌプリ(1,308m)
2013年6月9日 快晴
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GPSトラックログ 赤線=登り 青線=下り
登り・1時間40分(休憩時間含む) 下り・1時間10分(休憩時間含む)
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早朝の五色温泉とニセコアンヌプリ。朝起きるとニセコの町は濃い霧に覆われていて、ヘッドライトを点けないと車の運転が出来ないほどだった。それでも五色温泉に向かう途中、チセヌプリスキー場辺りに来ると霧はすっかりと晴れ、目の前に大きなチセヌプリが現れた。
下を見ると平野部は厚い雲海に覆われていた。その雲海の向こうには昆布岳が特徴のある山頂を見せていた。
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ビジターセンター前の駐車場に車を置いて、まだ雪の残るキャンプ場から登山道と思われるコースを登る。振り返ると宿泊施設の「山の家」や、ニトヌプリの山頂部が見える。
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太陽が昇り始め、正面から眩しいほどの陽の光が差込んで来る。前ピーク辺りからイワオヌプリ方向を見ると、ニトヌプリやチセヌプリ、目国内岳や雷電山が連なって見える。この時期は残雪模様が美しい。
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朝早くからの山登りだったので、山頂は貸し切り状態。測候所跡に寄りかかり、目の前の羊蹄山を眺めながら朝食をとる。ふもとを埋めていた雲海も序々に消えて、倶知安やニセコの町が眼下に見えるようになった。
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わずかに雪の残るワイスホルンスキー場の向こうには、積丹岳や余別岳が見える。岩内の町は濃い霧に覆われ、やがてこの霧は田園風景の広がる内陸部まで広がって行った。
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ニセコ連峰のずっと先に、大きな狩場山が見える。広い台地状の山だから、ひと目で狩場山だと判断出来る。左手の山はウスユキソウで有名な大平山だろうか。
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大きな狩場山山塊から左手のもっと奥にも大きな山塊が見える。地図上で確認する限りは遊楽部岳と思われる。なかなかこの時期に、この山域までハッキリと見えることはあまりない。
噴火湾の向こうには駒ケ岳も確認出来たが、それ以南の山々は朦朧とした形で、明確に山名を指定することは出来なかった。
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羊蹄山をバックにして、お決まりのポーズで記念写真を撮る。羊蹄山の安全登山祈願祭は6月の15日(土)。いつもの年より2週間ほど遅いようだ。やはり雪が多かったせいだろう。
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帰りの3分の2を下った辺りで、やっと今日始めて登山者に出会う。気温が上がり出したこれから登るのは暑そうだった。最後はキャンプ場の裏手のシラカンバ林を抜けて駐車場に戻った。
まだ午前中だが、五色温泉の露天風呂、「カラマツの湯」に浸かる。温めの湯だから何時間でも入っていれそうだった。
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