花・花・花 の 富良野岳 1912m
2008年7月20日
「今、富良野岳山頂で〜す」「花がなまら綺麗で〜す」という突然の電話をG藤氏(別名・海坊主さん)から受けて、今年はパスしようと考えていた富良野岳に性懲りもなく出掛けてしまった。富良野岳といえば十勝岳を盟主とする十勝連峰の南端に位置する山だが、数多くの高山植物が咲き乱れる「花の山」としての方が有名である。この時期、全国各地から花を求めて集まる登山者はその花の数の多さに驚き、感動のあまり涙して帰るのである。
登り・2時間35分(休憩時間含む) 十勝岳温泉登山口〜40分〜上ホロ分岐〜1時間10分〜肩分岐〜45分〜山頂
下り・2時間10分(休憩時間含む) 山頂〜20分〜肩分岐〜1時間05分〜上ホロ分岐〜45分〜十勝岳温泉登山口
連休初日とあって駐車場は満杯。あふれ出した車は道の両側にずらりと並んでいた。8時半に着いた管理人はこのずっと下に駐車した。
ガスの立ち込める安政火口。空は明るいが晴れ間がのぞく気配はない。中旬には鉄砲水による土石流が発生し、登山者が足止めをくらって新聞記事になった。
上ホロ分岐のある河原で寛ぐグループ。この辺りからちらほらと高山植物が目に付くようになる。登山道も整備が進んで格段に歩き易くなった。
肩分岐から三峰山方向を見る。尾根を巻き込むようにしてガスが流れて行く。風も結構強いので、上ホロ経由で帰るのを取り止めた。
肩分岐から山頂までのいたる所にお花畑が広がる。エゾノハクサンイチゲやチングルマの群落が山すそを下っていく。
賑わう富良野岳山頂。展望もなく、次々と登ってくる登山者に恐れをなして早々と下山する。途中、数十名の高校生グループとすれ違う。
富良野岳で出会った高山植物(その一部)
花の名前は記入していません。なぜなら自信を持って言える花の名前は数種類しかありませんので。