春香山 907m 和宇尻山 856m
2015年4月29日 快晴
登り 2時間50分(春香山まで・休憩時間含む)
春香山から和宇尻山 30分
下り 1時間40分(和宇尻山から・休憩時間含む)
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GPSトラックログ
赤線=登り 青線=下り
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小樽市桂岡地区の細まった住宅地最奥にある春香山登山口。駐車スペースは3台くらい。クマ出没の新しい看板が立っていた。よくクマ情報が出される地域だけに驚かないが、用心のためにクマ除け鈴を2個ザックにぶら下げた。
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登山道わきに咲くカタクリの花。他にもエンレイソウ、エゾエンゴサク、ニリンソウなどが咲いていた。他にも名前は分からないが、白や黄色や紫の花が咲いていた。いつになっても花の名前を覚え切れない。
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1時間20分ほどで雪に埋まった土場に着く。先着して休憩を取っていたご婦人たちが入れ替わるように出発して行った。路面の現れた林道や登山道はすこぶる暑かったが、雪に覆われたこの辺りからほど良い冷気が立ち上って、気持ち良い山歩きになった。
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「山見の丘」から春香山の斜面を見る。まだまだ雪がしっかり残って、楽しいスキーや尻滑りが楽しめそうだ。
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「銀嶺荘」越しに春香山を見る。先を歩いていたご婦人たちは山荘から引き返して行った。ここから山頂までは約40分。山荘の右奥にあるスノーブリッジを渡ってから斜面に取り付く。
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滑らないのが勿体ないような広い斜面。湿り雪からザラメ雪に変わり、快適なターンが楽しめそうだ。途中で追い抜いて来たショートスキーを担いだ男性は、この斜面を嬉々として滑るのだろう。
斜度のキツイ山頂手前はキックステップで登る。気温の上昇でほど良く登山靴の先が雪に食い込んでくれる。
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長い山頂部に上がると南側に定山渓温泉の深部にある山々が見える。写真は国際スキー場を中心にして、右から朝里岳、余市岳(山頂部だけ見える)白井岳をズームアップしたもの。
この左にヒクタ峰や定山渓天狗岳が続いている。
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写真は夏山登山時の山頂部。冬山はどこでも山頂部なので、夏には灌木で行けないもっと奥まで行って休憩する。
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山頂から和宇尻山をバックにして記念撮影。右奥の小さな山は銭函天狗山。奥に広がる石狩湾は春霞のため途中で視界が遮られている。春香山登山の楽しみのひとつである、山頂から見る増毛連山の眺めは残念ながら得られなかった。
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帰りは春香山から和宇尻山を経由して戻ることにする。春香山から一旦大きく下り、ダケカンバやエゾマツが林立する広くて緩やかな斜面を登り返す。大きな沢もなく、方向さえ間違わなければ30分で和宇尻山に着く。
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以前はあった山頂標識が取り外されているので、どこが山頂部だか分からないが、小高い所2か所を歩いて見る。奥の方の木には赤いテープが結ばれていた。家に帰ってGPSトラックログを見ると、手前の方に山頂マークがあった。
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和宇尻山からは銀嶺荘方向に向かって下りる。途中、右手に春香山の斜面が見える。広い斜面を登っている登山者が蟻のように見える。
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土場からは登山道を通らずに雪の残った林道を歩く。踏み抜きもなく快適に歩いてT字路になった下土場まで行く。そこからまた雪のない登山道に戻って登山口まで戻った。
風もなく暑い山歩きになると思ったが、残雪の冷気で思い掛けなく快適に歩くことが出来た。煩わしい虫もいない今の時期が一年でいちばん歩き易いのかも知れない。
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