迷沢山

2003325日 晴れ

 

 

登り・3時間40分 (平和の滝AM8:00~渡渉地点AM8:40~尾根上AM10:40~山頂AM11:40

下り・2時間40分 (山頂PM12:30~尾根上PM1:15~渡渉地点PM2:35~平和の滝PM3:10

 

 

 

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 平和の滝から手稲山登山コースを歩き、発寒川の渡渉地点までは散策気分。でもここから送電線の下をたどりながら尾根まで登るのが一苦労。今回は天気が良過ぎて腐れ雪になっていたが、まずまずのペースで登ることができた。

 

 

 送電下を上りながら後ろを振り返ると、迫力のある「手稲山南壁」が見えてくる。市街地から見える手稲山とは一味違う風格が漂う。送電線下は刈り分けを登らず、右の樹林帯の中を登ったほうが楽なようだ。

 

 尾根上からは平坦な地形に変わり、エゾマツやダケカンバなどの樹林帯が続く。ほどなくすると木々の合間から迷沢山の山頂が見えてくる。山頂北西側は疎林のスロープとなっている。山スキーファンならずとも、一度は滑ってみたいものだ。

 

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 平坦な樹林帯を緩やかに下り、沢地形を登り返すように山頂に向かう。口笛でも吹きたくなるような気分にさせてくれるのは「森林浴」効果のせいなのだろうか。でも吹雪かれると方角の分からなくなる怖い所でもあるのだ。

 

 

 山頂に向かう途中から左手を見ると、「百松沢山本峰・南峰」「神威岳」「烏帽子岳」(左から)が見える。そろそろ熊も冬眠から覚める時季かなどと、あたりを窺いながら歩く。

 

 雪野原の広い山頂は360度の展望が楽しめる。定山渓方向には「定山渓天狗岳」が荒々しい岩峰を見せている。国際スキー場や朝里岳、白井岳や余市岳も見える。天気が良過ぎて靄っているせいか、遠くまで見えないのが残念。

 

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 山頂から登ってきた方向を見る。遠くに手稲山、手前には尾根から続く平坦で広い樹林帯が見える。どこを歩いても構わないのだが、厳冬期は悪天になった時のことを考えて「デポ旗」で目印をつけておく必要がある。そろそろ今流行りの「GPS」が欲しくなってきた。誰もいない山頂で昼食。温かい味噌汁でおにぎりを頬張りながら至福の時間を過ごす。「やっぱり山はいいよな〜、山は」。

 

 

 この山に登る時はアイテムに悩む。下りを考えたら勿論スキーなのだが、登りの苦労を考えたらスノーシューとなる。今回はスノーシューで登りました。

 

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