平和の滝から手稲山登山コースを歩き、発寒川の渡渉地点までは散策気分。でもここから送電線の下をたどりながら尾根まで登るのが一苦労。今回は天気が良過ぎて腐れ雪になっていたが、まずまずのペースで登ることができた。
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送電下を上りながら後ろを振り返ると、迫力のある「手稲山南壁」が見えてくる。市街地から見える手稲山とは一味違う風格が漂う。送電線下は刈り分けを登らず、右の樹林帯の中を登ったほうが楽なようだ。
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尾根上からは平坦な地形に変わり、エゾマツやダケカンバなどの樹林帯が続く。ほどなくすると木々の合間から迷沢山の山頂が見えてくる。山頂北西側は疎林のスロープとなっている。山スキーファンならずとも、一度は滑ってみたいものだ。
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平坦な樹林帯を緩やかに下り、沢地形を登り返すように山頂に向かう。口笛でも吹きたくなるような気分にさせてくれるのは「森林浴」効果のせいなのだろうか。でも吹雪かれると方角の分からなくなる怖い所でもあるのだ。
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山頂に向かう途中から左手を見ると、「百松沢山本峰・南峰」「神威岳」「烏帽子岳」(左から)が見える。そろそろ熊も冬眠から覚める時季かなどと、あたりを窺いながら歩く。
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雪野原の広い山頂は360度の展望が楽しめる。定山渓方向には「定山渓天狗岳」が荒々しい岩峰を見せている。国際スキー場や朝里岳、白井岳や余市岳も見える。天気が良過ぎて靄っているせいか、遠くまで見えないのが残念。
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