ネオパラ山 868m
2012年2月28日 晴れ・小雪
登り・2時間30分(休憩時間含む) 下り・40分(休憩時間なし)
過去のネオパラ山・その@ そのA そのB
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GPSトラックログ 赤線・登り 青線・下り
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札幌西区・西野地区の住宅地にあるネオパラ山の登山口は分かりにくい。近くにある西野浄水場を目印にして来るのだが、浄水場まで行ってしまっては間違い。今回も住宅地の中で右往左往してしまった。まったく学習能力のない管理人だ。
登山口の駐車スペースの除雪幅が狭く、普通車がすれ違うことが出来ないため、車の停め場所に悩まされた。結局は一番奥に停めたのだが、これが間違いだった。
風もなく良い天気だった。歩き始めて砂防ダム辺りに来ると額から汗が滴り落ちた。どうやら寒さを心配して重ね着をし過ぎたようだ。アウターを脱いで丁度良い具合になった。
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林間を登るこのコースは、手稲山山頂へと向かう林道と二度交差する。その二度目の交差場所には大きな段差を知らせる赤テープが暖簾のように下げられている。
この辺りで最初の山スキーヤーが滑り降りてきた。トレース跡を滑っているので結構スピードが出ているようで、顔は少し緊張気味だった。
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この山の核心部ともいうべきオープンバーン。札幌市街からもこの疎林帯ははっきり確認が出来る。気温が上がって少し湿り気を帯びた粉雪だったが、滑りを楽しむには十分で、登り返して楽しんでいる山スキーヤーがいた。
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オープンバーンの上部から札幌市街地を見下ろす。この斜面を最後まで滑り降りると、大きく登り返しをしなければならないので要注意。滑り降りるとあっという間だが、登り返すのは大変だ。見通しの悪い時は更に要注意が必要だ。
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山頂付近の雪は気温が低いせいか、オープンバーンの雪よりも軽かった。しかし、へっぴり腰で滑る管理人に納得のいくトレースを残せる訳がなく、滑り跡を見て出るのはため息ばかりだった。
深雪を滑るにはゲレンデと違って前後のバランスが重要になってくる。その上、立ち木との衝突も避けなければならないから、どうしても慎重な滑りになってしまう。そう、へっぴり腰でイイのだ。
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ネオパラ山の山頂にある閉鎖されたままの山頂スナック。休憩場所に開放してくれればと思うが、スキー場の管理物なので無理な相談だろう。
山頂で休憩をし始めた頃から小雪がチラつき出し、手稲山や周りの景色が見えなくなってしまった。雪の積もった大きなエゾマツの下で腰を下ろし、魔法瓶に入れてきた暖かいコーヒーで軽食を取ってから山頂を下りた。
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出発時に後から来た30〜40代と思われる男性と駐車場所について話し合った。男性は歩くのが遅いので管理人の車の奥に停めたいと言ったのだが、管理人は車を移動し直すのも面倒なので、「私も遅いですから気にしないで下さい。多少遅くなっても構いませんよ」と言って、そのままで出発した。
管理人が山頂から滑り降りて、オープンバーンの上部に着いた時、その男性は休憩しながら食事中だった。男性がこのまま山頂へ向かうようだとかなり遅くなると判断した管理人は、「車で寝ていますから、下りたら起こして下さい」と言ってオープンバーンを滑り降りた。
男性が登山口に着いたのは管理人から遅れること1時間半。その間、車に置いてある毛布にくるまっていたが、すっかり身体は冷え切ってしまった。面倒がらずに、男性の言う通り車を入れ替えておけば良かった。まさかこれ程まで遅くなるとは思わなかった私が大甘だった。
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