ネオパラ山 838m
2021年6月2日 晴れ
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GPSトラック
赤線=登り 青線=下り
所要時間 駐車場〜ネオパラ山まで1時間(お花を見ながらタイム)
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スキー場のゲレンデに咲くシラネアオイの群落。1週間前も満開でしたが、まだ満開が続いていました。「山野草の女王」と呼ばれるだけあって、薄紫の大きな花は見応えがあります。
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車の通る作業道を歩いて手稲ハイランドスキー場・男女回転コースの上まで来ると石狩湾が見えます。遠くに見える増毛の山々にはまだ雪が多く残っていました。
この回転コース、最上部から滑り降りるには勇気と技術が必要でした。若いころは楽しむというより挑戦するという気持ちの方が大きかった記憶があります。
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手稲山とネオパラ山のコルに向かって傾斜の緩い作業道を歩いていると左にネオパラ山へ向かう林道があります。案内標識はありませんが、林道の先に使われなくなったリフト乗り場の屋根が見えます。途中、フキ採りをしている登山者が多くいました。
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林道はネオパラ山に向かって延びていますが、途中に右折する道がありました。標識がないので間違いそうですが、ここは真っすぐ進みます。
少し歩くと右手に大きな古木が手を振るようにして迎えてくれます。自然が作る造形物には驚かされるばかりです。
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男女回転コースのリフト最上部は手入れがされていないので草が伸び放題になっていました。見下ろす先には銭函天狗山が見え、その向こうに小樽の海岸線が見えました。
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リフト最上部から手稲山の山頂部を見上げました。札幌のどこからでも見える大きな山は多くの登山者に愛されています。北側のスキー場からは簡単に、南側の平和の滝からはそれなりに登山を楽しむことが出来ます。
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リフト最上部から先に進むと使われなくなった南斜面のリフト乗り場と山頂スナックが見えて来ます。
その手前左に「ネオパラ山頂」と書かれた案内標識がありました。山頂スナックは帰りに寄ることにして、先ずは矢印に従って笹刈りされた登山道に入りました。
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標識から先は笹刈りされた荒れ道で、手入れがされていなければとても歩く気分にならない道でした。
積雪期なら雪の上を歩けば簡単ですが、今の時期は根曲がり笹が生い茂っているので笹刈りがされていなければ山頂地点に着くまで相当難儀しそうです。笹刈りしてくれた皆さんに感謝・感謝でした。
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笹刈りされた道を100mほど進むと、少し開けた地点の古木の高いところに山頂標識が取り付けられていました。今は多くの人がGPSを持っているので地点登録さえしておけばかなりの精度で山頂に立つことが出来ますが、それでも目に見える標識があれば登って来た達成感が増すこと間違いありません。
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これは20年ほど前の山頂標識です。雪の中、小さい卓球ラケットだったので見つけるのに苦労した記憶があります。もちろんこの当時はGPSを持っていませんでした。
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帰りは使われなくなった山頂スナックに寄って見ました。施錠はされていないので休憩所として使うことが出来ます。
冬の山スキー登山者にとっては寒さをしのぐ有難い建物です。
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内部はきれいに掃除がなされていて、快適な気分で休憩を取ることが出来そうでした。このまま大事に保存して欲しいものです。
この後、手稲山山頂までダラダラと作業道を歩きました。山頂からはまだ雪が残る余市岳や無意根山、その間に定山渓天狗岳、その奥に羊蹄山を見ることが出来ました。
帰りは女子大回転コースを下り、途中に咲くシラネアオイの群落を楽しみました。
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