オロフレ山 1230.8m
2004年6月5日
シラネアオイが満開の時期だというので、おばさんとオロフレ山へ登ることにした。出掛ける前に海坊主さんから電話が入り、ご夫婦で同行してくれるという。なんとも心強い援軍が来てくれることになり嬉しい限り。オロフレ展望台で海坊主夫妻と待ち合わせて登り始めたが、シラネアオイ満開情報を聞きつけて来た登山者で登山道は長蛇の列。羅漢岩通過や、山頂直下の登りではしばし待機をさせられた。頂上は当然のことながら立錐の余地がないほどの混雑振り。シラネアオイの群落にも感動したが、それ以上に数珠つなぎの登山者の数に驚いた山登りであった。 |
渋滞でコースタイムは参考にならない。 「夏山ガイド」には 登り・1時間30分、下り・1時間とある。
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混雑するオロフレ峠展望台の駐車場で海坊主夫妻と待ち合わせ。今年初めて山に登るおばさんは少し緊張気味。 |
羅漢岩のやせ尾根は順番を待って通過する。登山口からシラネアオイが期待通りの姿を見せてくれる。それにしても登山者の多さに驚かされる。 |
垂直に切れ落ちる羅漢岩の草付きにはチングルマが咲き誇っている。登別側に切れ落ちる危険箇所にはロープが張られている。 |
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羅漢岩を過ぎるとオロフレ山を見ながら、たおやかな尾根歩きとなる。道脇にはシラネアオイの他に、サンカヨウ、ツバメオモトなどの白い花が咲いている。 |
尾根途中にある広場では多くの登山者が休憩を取っていた。尾根上を心地よい風が吹き、山歩きの楽しさを倍加してくれる。 |
1062mポコの左を巻いて登って行くのだが、登山道脇のかん木の間には、うす紫の色も鮮やかなシラネアオイの群落が、今を盛りと咲き誇っていた。 |
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いよいよ山頂への登り。道脇には質素で可憐なヤマザクラが目を楽しませてくれる。左手には羊蹄山や洞爺湖、右手奥にはホロホロ山が見えてくる。 |
登るにつれて段々と登山者の間隔が狭まってくる。下りて来る登山者と交互して、狭い所では渋滞が起きている。こんな山登りは初めての経験で、一種の感動を覚える。 |
山頂直下のシラネアオイ。登山口から山頂までシラネアオイが続くオロフレ山、登山者が多いのもうなずける。 |
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山頂は人・人・人で立錐の余地も無い。オーバーではありません、座る所を探すのに苦労するぐらいの混雑ぶり。山頂標識は一体何処にあるのかしらん。 |
さて、昼ご飯も食べたので下りましょうかと相成ったのだが、ご覧の通りの行列下山。登りと同じく渋滞が続く。 |
こうも渋滞が続くと笑うしかありません。「スイマセン、バスの時間があるので通して下さい!」と急ぐ登山者も。くれぐれも怪我だけはしないように。 |