白樺山・シャクナゲ岳 (新見峠から)
2007年8月29日
前週、雨と霧という悪天のため登山口まで行きながら断念した、ニセコ「白樺山・シャクナゲ岳」コースを歩いてきた。今回は天候にも恵まれ、静かな山歩きを堪能することが出来た。
しかし気温が高かった上に、コースの半分以上を占める根曲がり竹や潅木を切り開いた登山道は風通しが悪く、想像以上に体力を消耗した。気分良く稜線歩きを満喫できるのは白樺山の前後、シャクナゲ岳の手前あたりでしょう。
白樺山山頂から大きく谷を隔てて鎮座する端正なシャクナゲ岳を眺めながら、気分良く稜線を歩き通せると思っていたのだが、大部分は眺望の利かない登山道だった。それでもシャクナゲ岳から眺めるニセコ連峰の姿は最高だった。
帰りは「五色温泉」の露天風呂に浸かり、京極の「噴出し公園」の名水でノドを潤した。
登り・2時間25分(休憩時間含む) 下り・2時間15分(休憩時間含む)
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新見峠・目国内岳登山口の道路向かいにある登山口。札幌の自宅から登山口までちょうど3時間。まだ運転気分が抜けないふわふわ状態で出発。
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明るい樹林帯を抜けると展望が開けてくる。新見峠方向を振り返ると、前週登った「目国内岳」が雲を湧き上げながら整然と聳えている。手前は「前目国内岳」。
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稜線に上がるとササを切り開いた登山道の先に白樺山の山頂が見える。右側は切り立った崖になっているが登山道からは分からない。
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白樺山頂上から大きな谷を隔ててシャクナゲ岳が望まれる。1時間30分ほどの行程であるが、アップダウンがあるため、消費時間以上の苦労を味わった。
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岩石の積み重なった白樺山頂上。遥か遠くに「目国内岳」が望まれる。ここまでの往復なら楽しい散策コースなのだが。
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白樺山を過ぎてからは見通しの悪い登山道が続く。途中、岩石のミックスした場所もあり、歩きにくい。
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ハイマツ帯の明るい稜線に出る。後方には1時間ほど前に通過した白樺山が見える。左奥は「目国内岳」。
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やっと「シャクナゲ沼」を見下ろせる場所にたどり着く。ここまで1時間50分、暑さで結構体力が消耗している。
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静かな雰囲気の「シャクナゲ沼」。遠方は「目国内岳」。流れ込む川がないためか水は澱んでいる。
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シャクナゲ岳からニセコ連山を眺める。手前から「チセヌプリ」「ニトヌプリ」「アンヌプリ」「羊蹄山」と続く。
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シャクナゲ岳から「シャクナゲ沼」を見下ろす。その向こうの山肌には白樺山へと続く縦走路が刻まれている。
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シャクナゲ岳への残り200メートルが意外にきつかった。体力低下、体重増加、自堕落な生活。反省、反省である。
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