樽前山       1,041m

2003年9月21日 快晴  残雪の樽前山はこちら

 

 

 

 

 支笏湖畔から見た「風不死岳」(右手前)と「樽前山」(左奥)。山頂に溶岩ドームを持つ三重式火山の樽前山は特徴のある山容で個性的である。

 

 

 混雑する7合目ヒュッテ駐車場を後に、階段状の登山路を登り始めるおばさん。目の前には雨裂で縦縞模様の山腹を見せる巨大な樽前山。

 

 後ろを振り返れば支笏湖が青々とした湖面を輝かせている。湖の向こうには「紋別岳」や「イチャンコッペ山」が並んでいる。

 

 

 

 外輪山までもう少し。「お〜、苫小牧市が眼下に見えるではないか」と喜ぶ管理人。遠くには日高山脈がくっきりと見えている。あれっ、ちょっと腹が出ているようだ。

 

 

 1時間チョッとで着いた東山山頂。最高地点のドームには登れないので、実質ここが樽前山の山頂。可愛いオチビちゃんも登って来てます。前方は「風不死岳」。

 

 外輪山を時計回りに歩いて西山山頂へ。最高の眺望に恵まれ、足取りも軽やかなおばさん。背後には噴煙を上げる異様な溶岩ドームが不気味だ。

 

 

 

 東山山頂から見たパノラマ写真。右奥「風不死岳」の背後には札幌近郊の山々、溶岩ドームの右手奥には雲ひとつない「羊蹄山」、溶岩ドーム左には西山が見え、その奥には「ホロホロ山」や「オロフレ山」などが見える。どこまでも広がる眺望におばさんは大満足だった。それにしてもナント広い山頂なんだ!!!

 

 

 

 

 群生する「シラタマ」と異様な溶岩ドーム。樽前山には「シラタマ」が多く見られる。タルマエソウ(イワブクロ)も有名だが、管理人は「白玉団子」を連想させる「シラタマ」が好きだ。

 

 

 初めての樽前山、最高の天候、望外の眺望に大喜びのおばさん。つい嬉しくてこんな格好になったようだが、喜びの表現としてはまだ甘い!歳のせいか身体にキレが見られない。

 

 本当の喜びとは「コウダッ!」とおばさんを叱る管理人。叱り方が様になっていないが、管理人は間の抜けた顔の方が怖いのだよ。まあ、なんとマヌケな夫婦なんだと樽前山が笑っている。