樽前山 1,041m
2010年6月12日(土) 晴れ
同行者・海坊主さん夫妻、川仙人さん
世界的にも有名な火山・樽前山。学術的にも貴重な山頂に溶岩ドームを持つ三重式火山である。とは言っても、千歳や苫小牧に住む人たちにとっては気軽にハイキングが楽しめる身近な低山である。
そんな樽前山に海坊主さん夫妻、川仙人さんと登った。好天に恵まれた初夏、土曜日ということもあって7合目ヒュッテ前の駐車場は満杯だという。車を整理する係員の指示に従って5合目の林道入り口から歩く破目になった。駐車場は8時の時点で満杯で、早い人は4時に来ているという。うへ〜
急登のないマッタリとした山歩きも楽しいものである。雄大で荒涼とした山頂風景を楽しみながら時計とは逆に回った。西山で川仙人さんが担ぎ上げてくれた冷たいビール(もちろんノン・アルコール)を飲みながらの昼食、点在するコマクサを見ながらの外輪山歩き、なんとも緩くて楽しい山歩きだった。
歩行時間6時間 (5合目からの林道歩き、休憩時間も含めて)
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7合目ヒュッテから風不死岳に向って歩く。登山道脇には満開のウコンウツギがクリーム色の花を広げ、所々にイソツツジの白い花やイワヒゲ、コメバツガザクラの可憐な花が目を楽しませてくれた。
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今日は群馬からのツアー客など、団体さんも多いようだ。さすが世界的に有名な樽前山である。西山に残る細い雪渓の上でカメラに納まる海坊主さん(左)と管理人。風不死岳の背後に見える支笏湖の向こうには恵庭岳や漁岳が見える。天気が良過ぎるせいか、少しモヤって眺望が良くない。
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西山山頂から水蒸気のたなびく溶岩ドームをバックに記念撮影。左から姐御さん、川仙人さん、海坊主さん。この溶岩ドームは1909年(明治42年)の噴火で出来たという。「樽前山熔岩円頂丘」として、北海道の天然記念物に指定されている。
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西山から外輪山を歩き東山に向う川仙人さん。ザックの中の重いビールがなくなったせいか、歩きはすこぶる快調だ。4人の中では一番の若手、こうでなくちゃイケマセン。
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溶岩ドームを背景にして外輪山を歩く管理人(左)と川仙人さんを海坊主さんが撮影。働き盛りの中年と、盛りを過ぎた熟年の二人旅。絵になりませんか?
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それならばとお返しで、二重になった外輪山の外側を歩く海坊主さん夫妻をズームアップ。今年の秋で四国の歩き遍路を結願(けちがん)する海坊主さん夫妻。歩きはすこぶる快調のようだ。
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東山には海坊主さんと管理人の二人で登った。姐御さんと川仙人さんは分岐から早々と下りてしまった。何度も登っている樽前山、今さら山頂に立たなくてもといった気持ちなのだろうか。何度来ても山頂に立たなければ気が済まないオジサン二人は当然の如く登った。
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下山途中、青い支笏湖をバックに“はいチーズ”の海坊主さん。最近は頭部の日焼け跡を気にしてトレードマークになっている手拭いハチマキを巻いていないそうだ。確かに手拭い1本では隠し切れない額になっているようだ。支笏湖の右には紋別岳、左にはイチャンコッペ山が見える。
そんなことで今回の山歩きはお仕舞い!
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