寺口山 140m

 

2020年 10月9日 晴れ

 

 

スマホのトラックデーターを地図に手書きしました。

 

所要時間 40 

三角山・山の手登山口〜20分〜寺口山 (帰りも同じ)

 

 

 

 

 未踏の山・寺口山に登る前に三角山から大倉山まで歩きました。久し振りの好天とあって駐車場は満車状態でした。登山道には高齢のご夫婦や幼稚園児の団体などが見られ、まさに老若男女に愛されている山だということを再認識させられました。

 今回は少し遠回りになりますが「二人静の散歩道」から登りました。距離が長い分傾斜が緩く、まったりと歩くには最適のコースでした。

 

 

 

 

 

 

 登山者で賑わう三角山頂上を早々と離れ、スキージャンプ競技で有名な隣の大倉山へ向かいました。目立たない山頂から少し進んだところにあるベンチに座って、目の前に見える奥三角山を眺めながら菓子パンを食べました。

 今回はここで引き返すと決めていたので、途中から「哲学の道」を下って登山口まで戻りました。歩き足りない分は未踏の山・寺口山で解消するつもりでした。

 

 

 

 

 

 

 三角山登山口に戻ってから道路向かいに建つ「札幌緑花会」を右手に見て車道を上がると、右手に木々の陰になって少し薄暗い砂利道が見えて来ます。スマホの地図で確認しているので迷わずに突き進みました。

 

 

 

 

 

 

木々に囲まれた砂利道を抜けると住宅地に出ます。すぐに左折して正面に見える小山へ向かって歩きます。

 

 

 

 

 

 

 「北1条・宮の沢通」から上がって来る道路を交差して渡ると左に小さな池があります。横の山側に上がって伸びる狭い舗装道路を進むと右側の白い塀の先に石垣が見えて来ます。

 

 

 

 

 

 

 細い舗装道路を少し歩くと右側に小さな階段が見えます。階段の左側には「登山口」と彫られた標識が置いてありました。

 

 

 

 

 

 

 登山口を入ってすぐ右側に東屋がありました。夏の暑い日に涼みながらお茶を楽しむのも風情がありそうでした。

 

 

 

 

 

 

 登山道には栗の木が多いのか、栗の実があちらこちらに落ちていました。実がもう少し大きければ拾い集めて持ち帰るのですが、トゲで痛い思いをする価値もない大きさなので、秋の雰囲気だけを頂くことにしました。

 

 

 

 

 

 

 ササ刈りがされ、登山道にも整備の跡が残されていました。樹間を抜けて明るくなったころに左後方を振り向くと、先ほど登って来た三角山(右)を望むことが出来ました。左奥には円山、中央奥には藻岩山と、札幌の三大人気の山を並べて見ることが出来ました。

 

 

 

 

 

 

 日陰のない登山道を登っていると、好天ということもあって少し暑さを覚えてしまいました。それでもそんな登山道は数分で終わり、また木陰に入ることが出来ました。

 

 

 

 

 

 

 広くササ刈りされた登山道を進むと手製のベンチが置かれた山頂でした。住宅地の中の登山口からわずか10分の距離でした。

 山頂は平坦で広く、大勢で登っても十分に食事を楽しめるほどでした。

 

 

 

 

 

 

広い山頂の真ん中に三角点がありました。その奥に吊るされた黒いビニールバッグの中に山頂標識が入っていたので、それを借りて記念写真を撮りました。

 

 

 

 

 

 

 山頂からの展望は木々に囲まれてあまり良くありませんが、樹間から三角山や札幌・西区の高層マンションを見ることが出来ました。

 地図では違う下山ルートもあるようでしたが、ササが生い茂って分からず、無理をせずに登って来た道を戻ることにしました。

 

 

 

 

 

 

 寺口山登山口の右手先には車5台を停められる駐車場が2か所ありました。「遊歩道」利用者のための駐車場なので、安心して停めることが出来るようです。

 

 

 

 

 

 

 帰りも砂利道を歩きました。三角山登山口から車で移動することも出来ますが、靴を履き替えている時間に移動できる距離なので、苦にもなりませんでした。

 

 

 

 

 

 

 戻った三角山登山口はまだ満車状態が続いていました。しばらく不安定な天候が続いたので、今日の好天を幸いにして家を飛び出て来たのでしょう。

 秋山と呼ぶにはまだ早い木々の色付きでしたが、少しだけ冷たい風に吹かれながらの山歩きは爽快そのものでした。