浮島湿原

 

2014731日 晴れ

 

静寂なひととき…幻想的な世界が広がる自然の楽園

 

 海抜850メートル、面積約700ヘクタールの高層湿原で、様々な大きさの沼が点在しており、そのいくつかには湿原草の根によってできた浮島があることから、この名がつけられた。浮島は日本でも数少ないものとされています。

湿原周辺はエゾヒツジグサ、モウセンゴケなどの水生植物、エゾイソツツジ、チングルマなどの高山植物の自生が確認されているほか、エゾサンショウウオや野鳥も多く飛来しています。また、駐車場から湿原までの散策路には、原生林が広がりアカエゾマツ、クロエゾマツやイワツツジ、ミズバショウなど見ることができます。

長い自然の営みによって作られた美しい湿原や沼、浮島を存分に堪能してください。

■滝上町・浮島峠付近

■6月上旬頃?10月下旬頃

■国道273号線・浮島トンネル出入口近くより入山可能

■詳しくは滝上町観光協会までお問い合わせください。

■駐車場、バイオトイレ、木道散策路 完備

 

※上記の文章は滝上町観光協会のホームページから引用しました。

 

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GPSトラックログ

 

 

 

 

 

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 浮島湿原へと続く遊歩道の入り口。この右側に入山届出ボックスとゲートがある。林道を挟んだ向かい側に大きな駐車場と男女のバイオトイレがある。

 

 

 

 

 

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 案内図によると湿原までは1.6キロ。ゲートには怖いクマの似顔絵がある。林道途中にクマ出没の貼り紙があったので緊張度は高まる。

 朝の5時半、鳥のさえずりしか聞こえてこない静けさが不気味。クマ除け鈴を2個ザックにぶら下げてからスタートする。

 

 

 

 

 

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 陽が昇り始めたせいで木々の梢が明るく輝く。風もなく、時おり小鳥の声だけが聞こえて来る。広く刈り分けられた遊歩道にはウッドチップが敷かれているから歩き易い。

 鈴の音だけでは不安なので、先の見通せない場所では恥ずかしげもなく大声を出した。誰もいないのだから恥ずかしくはないか。

 

 

 

 

 

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 湿原の入り口から湿原を見る。2本の木道が先に延びている。想像していたよりもはるかに大きい湿原のようだ。ここでも大声で叫んでみる。普段、大声を出すこともないので意外と気持ちが良い。もしクマさんを起こしてしまったのならゴメンナサイ。

 

 

 

 

 

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タチギボウシ(帰ったら家の庭にも生えていた)と池塘。

 

 

 

 

 

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これが名前の由来となった浮島だろうか。風もないので動く気配がない。

 

 

 

 

 

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エゾヒツジグサとタチギボウシ。

 

 

 

 

 

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風がないので鏡のように木々を映す。

 

 

 

 

 

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南沼、南大沼へと続く木道は老朽化して危険なため通行禁止になっている。

 

 

 

 

 

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ここにも浮島が。

 

 

 

 

 

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歩けるところはすべて歩いたので満足です。戻りも大声でヤッホー♪です。

広大な湿原の独り歩き。気持ちが良くて、そして怖かった!

 

 

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