初秋雨竜沼湿原

2006921

 

雨竜沼湿原が黄金色に染まったという新聞記事を見て、初秋の休日、おばさんを隣に乗せ、北へと車を走らせました。北海道の尾瀬と呼ばれる「雨竜沼湿原」、南暑寒岳の東に位置し、標高850mの溶岩台地上に広がる高層湿原です。南北1q、東西2qの広さに大小700以上もの池塘が点在し、夏には様々な花が咲き乱れ、天上の楽園を思わせる美しい光景をつくり出しています。

南暑寒荘の管理棟で入山届けと協力金(500円)の支払いを済ませ、約1時間半の登りで湿原入り口へ到着しました。ここから黄金色に染まった湿原を通って展望台まで散策を楽しみました。途中、古い木道が取り壊され、新しい木道を敷設する工事が行われていました。

秋風に吹かれながら、大自然を満喫した一日でした。

 

 

池塘には花の散った「ウリュウコウホネ」。後ろの山は南暑寒岳(左)と暑寒別岳(右)。

 

碧い空、池塘の青、がアクセントとなって黄金色に染まった湿原を引き立てます。

 

碧い空と広大な湿原、大自然の息吹が聞こえてきそうです。