緑のポエムコーナー
 
「森が好きです」

鳥のさえずりに耳をすませるのが、好きです。
朝露に濡れた葉の緑を見るのが、好きです。
新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込むのが、好きです。
でも、一番好きなのは、
森の薫りに包まれて、お弁当を食べること。
ママが作ってくれたサンドイッチも
いつもより何倍もおいしく感じられるのです。
それはきっと、森がくれた
とびっきりの贈り物。
パパやママやスナフキンたちだって、
みんなみんな、自然いっぱいの森が大好き。
僕たちの一番大切な場所なんです。

          ―ムーミン谷の名言集よりー

「アイヌの名言集」
決められたところ以外で、焚き火をしてはいけない。(スプーン一杯の土
には数億の微生物が生きている)
森の薫りをちょっと頂く。(薪や山菜などを頂くときに言うそうです。
なんと謙虚な気持ちでしょう。)


「この地球に生まれて…」
             松本隆真

     緑の風を受け 芽生えた草原の
     生命の鼓動が宇宙に木霊する
     流れる白い雲 両手に掴めたら
     瞳の向こうに青空が広がる
       この地球に生まれた意味の深さを
       感じられる時間が大切だから
       生づくすべての呼吸を吸い込み
       優しく包める愛を育てて…
     白い羽が舞う 蒼いせせらぎに
     飛び立つ翼の羽ばたき響いている
     誰も帰る場所は生命あふれてる
     宇宙にきらめく美しい故郷
       この地球に生きてく素晴らしさを
       伝える幸せを探し求めて
       世界中の悲しい涙を乾かし
       薫り立つ草原に花を咲かせよう
     潤す天の水 照らす天の光
     遥かな時間を重ねて限りなく
     神様を信じて 夢を信じて
     輝く地球の未来を見守ろう
       この地球に生まれた永遠の絆を
       つないでく勇気が必要だから
       あふれる自分の心を磨いて
       歩みだす草原に季節を彩ろう
 水沢市黒石町藤春院副住職 松本隆真師が緑・自然・環境・地球をテーマに
 詩を投稿してくれました。

「正行御和讃」
 1.いのち育みたゆまずに ものみなつつみ流れゆく
   水は我が身ぞ 眼睛(ひとみ)なり 以水意命を知りぬべし
 2. いのち恵みし 大地をば  豊けき根をはりささえゆく
  樹木(きぎ)は我が身ぞ眼睛(ひとみ)なり 青きは古を超え今を超ゆ
 3.古仏(ほとけ)の道の現成(あらわれ)は 山河大地の姿なり
  我が身と学ぶ道なれば 正しき修行ぞ尊しや

「正行御詠歌」
  冬雪の いのち伝えん 春は花
  夏ホトトギス 秋はモミジ葉
   これは環境のために作詞された御詠歌です。



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