8月21日(水)〜23日(金)


 磐越東線 小野新町駅にて

 磐越東線は、福島県のいわき駅と郡山駅を結ぶローカル線です。特に沿線に大きな町はなく、緑豊かな山野を走ります。いわゆるローカル線らしいローカル線です。

 その磐越東線の中でも比較的大きな駅が小野新町です。この小野町は、名所案内にもありますように、小野小町の生誕地として伝えられている所でもあります。

 阿武隈急行

 福島と宮城県の槻木を結ぶローカル第三セクター鉄道。沿線は、桃やりんご、梨などの果物畑と田んぼが広がっています。車内はガラガラでどうみても赤字でしょうという感じでした。

 仙山線

 仙台と山形を結ぶ約60キロの半ローカル線です。この路線、仙台市と山形市しか通っていません。つまり、この二つの県庁所在地は隣り合っている訳です。路線はほとんど山の中を走りますが、写真の快速電車は、1時間で走り抜けます。
 
 写真の山寺駅は、松尾芭蕉「奥の細道」にも登場する「立石寺」の最寄り駅でもあります。
 駅名板左側の屋根がその立石寺です。

 ”閑けさや 岩にしみいる 蝉の声”

 

 左沢線

 「あてらざわ」と読みます。山形駅の隣の北山形駅と左沢駅を結ぶ26キロあまりの非電化のローカル線です。路線は山形盆地の北西部の田園地域を走ります。通称「フルーツライン」、車両は101系気動車で左沢線用として制作されたものです。車体にも「フルーツライン」と書かれています。

 会津鉄道

  旧国鉄会津線を引き継いだ第3セクターの鉄道です。
只見線西会津駅と会津高原駅を結びます。このうち、会津田島駅・会津高原駅間は電化されていて、会津田島発浅草行きの電車も設定されています。

 また、会津鉄道には、名鉄の気動車で旧「北アルプス」(新名古屋−高山間を運行してた)に使われていた車両があります(左下)。現在は、会津若松−会津高原で「AIZU MOUNT EXPRESS」として運行されています。ちなみに2両編成でした。

 

 野岩鉄道会津・鬼怒川線

 会津鉄道会津高原から東武鉄道新藤原までを結んでいるのが野岩鉄道です。全線電化で、浅草までの快速(上の写真、会津高原駅での交換風景)の他、全車指定の急行「南会津」も運行されています。

 車窓の眺めは、見応えがあり、山あり谷あり渓谷ありです。下の写真は、竜王峡付近の眺めで、このような眺めがあちこちで展開されます。お薦めの路線ですね。