ENGINE


1NZ-FE
「RUNX」に搭載されるエンジンは1500cc(NZ系)と1800cc(ZZ系)があります。

1800ccの2ZZ-GEはセリカなどにも搭載されるエンジンであり、1ZZ-FE型をベースにさらなる高出力と低燃費化を狙い、VVTL-i を導入したスポーツエンジンです。VVTL-i は、「Variable Valve Timing and Lift - intelligent:連続可変バルブタイミング&バルブリフト切り替え機構」で、低・中速運転時には低速カムを用い、高速運転時にはリフト量の大きい高速カムに切り替えることで、通常運転時の燃費やエミッション性能を損なうことなく、高出力化を図ることができるようになっています。

1500ccの1NZ-FEは、次世代コンパクトカーにふさわしい、高性能、低燃費、低エミッション、軽量・コンパクト、低騒音・低振動をコンセプトに開発されたエンジンで、VVT-i (連続可変バルブタイミング機構)を採用しています。このエンジンは従来のカローラ系に搭載されていたものと比較すると、アルミブロック・樹脂パーツなどの採用により約12kgも軽量化されています。フロント部分に収まるエンジン重量の軽量化は、操縦性や走行安定性の向上に大きく貢献します。また、騒音・振動性能の向上のため、エンジンとトランスミッションの締結剛性を高める手段として、シリンダ-ブロックの朝顔形状部分の結合部を大きな円周状に取り、締め付け部上下スパンを長くとっています。

 

 

 

※2ZZ-GE
 1975cc
 190ps(140kw)7600r.p.m
  18.4kg・m(180N・m)6800r.p.m

※1NZ-FE
 1496cc
 110ps(81kw)6000r.p.m
  14.6kg・m(143N・m)4200r.p.m

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