99.9.29 釣行記   芦ノ湖

 天気予報とは裏腹に風が強くおまけに霧雨が降るというタフなコンディションの中、かみさん(かみさん魚取るのが恐くて手出来ないので巻き取り専門です)と2人で釣行しました。

 岡本ボートより出船、お店の情報通り15〜17mの底ねらい。魚探で水深を探りながらアンカーを入れる。空針(芦ノ湖独特の釣り方。赤や青、金などの色が着いている針で芦ノ湖ではえさをつけずこの仕掛けで釣っていく)にて待っているとポツポツあたり、5〜7cmが上がる。しかし後が続かない。

 3時間ほどで30匹。一旦休憩し、過去の結果より自分の判断にて13m付近を探る事とした。岡本桟橋の20mほど沖が約13m。これが当たり、群れがまわってくる毎に鈴なりに近い感じ。およそ2時間半にて110匹を追加し当たりはあるが寒さと帰宅時間が気になったので残念だが終了とした。合計約140匹。7時から13時の釣行でした。その他に釣ったわかさぎを生きえさにし(ムーチング)ニジマス狙いの竿に32cmがヒット。思わぬお土産となりました。これも芦ノ湖の楽しみです。私はムーチングの方が楽しみです。

 空針仕掛けを使う上で重要な事は必ず誘いを入れる事である。えさが付いていないので誘わないとつれない。えさを付ける手間が要らないので手返しが良いです。空針仕掛けは他の湖で試しましたが釣れますがあまり効果的ではありませんでした。芦ノ湖の水がきれいだから通用するのかもしれません。

 機会があればまたいってみたいです。

今回のポイント

 1.棚を合わせる。(芦ノ湖湖尻は水深の変化が大きいです。20m違うだけで水深5mも差があることは頻繁に  あります。ここのわかさぎは底付近が棚になる事が多いです。その日の活性に応じた棚にいるわかさぎの見
  つけるには水深をつかむ事が重要です。水深が3m違うと釣果に差が出てくるようです。
 2.誘いを入れて食わす。これは必要です。50〜1m上下します。止めたときに当たるようです。時々鋭く クッ
  クックッとあおります。
この2点さえ守れば芦ノ湖で釣果を増やす事が出来るのではないかと思います。

付録:ニジマス狙いのムーチング仕掛け

 柔らか目のリール竿
 道糸    1.5号(1号でも良いかも。でも芦ノ湖には50cmを超えるものもいるのでそこは勝負です)
 ハリス   0.6号  80cm
 針     ます針4号
 重り    1.5〜3号
 わかさぎは背がけにします。生きの良いものを使用してください。
 わかさぎを生かしておく入れ物が必要です。
 棚はわかさぎが釣れる棚です。