スター・ウォーズ 2 (下) 「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」はジョージ・ルーカス監督と、ジョナサン・へイルズ氏が共同で脚本
を書き上げた、シリーズ5作目の作品。 この作品の舞台は「エピソード1」から10年後の世界である。 「エピソード2」はこれまでの作品の、主要な登場人物を結ぶ複雑な関係を明らかにしてくれる、 映像の美しさ、奇抜さ、SFの世界の表現力、アニメーションの世界を観て楽しむほうが面白い作品である。 H,14,07,21鑑賞 アミダラ議員とアナキンが、母を捜して荒れ果てた地に来る。 「ここで待っててくれ・・・・」 アナキンはいろいろな顔をした奇怪な生物と話をする(アミダラには判らない言葉で)「チャチャットワド・・・」 「デイメイジャファホマ・・・」 そのうちオウムの顔をした男が声をかけてくる「お前はアニーだな、そうだろうが・・でっかくなったなァ・・お前がジェダイになるとはなァ」 「母は何処だ・・」 「あァ・・・そうかシュミ!。 シュミはもうここにはいねえよ。 売っちまった。」 「売っただと・・」 「何年も前だ・・すまんなアニー・・だが商売は商売だハハハッ。 買っていったやつはたしかシュミを自由の身にして嫁にしたそうだ。 ぶったまげた話じゃないか・・」 「何処に住んでるんだ・・」 「ここからはかなり遠いぜ・・。 モスワイズリの向こう側だ。・・確かそうだった。 売買記録を見せてやろう」
逃げるジャンゴの飛行体が飛んでゆく。 「パパッ。 付けられてるぜ」 「船に発信機を仕掛けられたようだ。 踏ん張ってろ」と言って迷路のような狭い穴の中を飛び、岩だらけの間をくぐって逃げようとする。 ジャンゴが基地に連絡する。 「ハイブリックチャージが来るぞ。 スタンバイ!」基地で受け入れの態勢ができる。 オビ=ワンが後を追っている。 ジャンゴが言う「警告が伝わってないようだな・・・」 空中戦が続く。 息子のロータが叫ぶ「今だ、やっちゃえ・・撃てよ・・」ジャンゴが銃を撃つ。 「やったぜ!・・」 「よし、止めを刺すか・・」 オビ=ワンの機は損傷し、岩に張り付いたようにして隠れている。 ジャンゴは「邪魔者は消えたな・・・」と言うと安心して基地に着陸した。 惑星ジョーノーシスのドロイド基地だ。 オビ=ワンが言う「R4!・・・。 もう動いていいだろう・・・」 オビ=ワンとR4は基地の見える岩陰にやってくる。 眼下に基地が見える。 「通商連合の船だが、なぜこんな所に集まってるんだ?。」 オビ=ワンとR4は偵察に行く。 アミダラ議員とアナキンが、母を訪ねてタトーインにやってくる。 アミダラが言う「船のそばにいて・・・」 「いらっしゃいませ・・・。 ご主人様ッ・・、マスター・アニー・・戻ってこられると信じていました。 それにミス・パドメまで・・・なんと」 アミダラが言う「久しぶりですね・・。」 「お二人にお会いできるとは感激です」 アナキンが言う「母に会いに来た。」 「とにかく、中に入って、お話しましょ・・マスター・オーウエン大切なお客様がお見えです・・それもお二人。」 「アナキン・スカイウォーカーです」 「オーウエン・ラーズ(ジュエル・エドガートン)です。僕の彼女でベルーラーズ」 「どうも・・」 「パドメです」 「義理の兄弟になるのかなァ・・。 いつか現れると思ってた」オーウエンに育てられた、甥のルーク・スカイウォーカーが言う。 「母は何処です・・・」 「ここには居らんよ・・プリグラズ」 「シュミの亭主だ・・」 オーウエンが話す「まあ、部屋に入れ、話は山ほどある、・・・あれは夜明け前だった。 タフケの人買団が突然現れてな、母さんは何時ものように早起きして、栽培していたマッシュルームの世話をしに家を出た。
残された足跡からして帰り道の半ばあたりでさらわれたようだ。 タフケも一見人間らしく見えるが実態は冷酷な怪物だ。 30人が捜索に出て戻ったのは四人だ。 わしも一緒に行きたかったがご覧のとおりのありさまでな、みんなの足でまといになるだけだ。 残念だよ・・けっして諦めたくはないがもう1ヶ月になる。 生きている望みはまずないだろう」 「何処へ行く?・・・」 「母を捜します・・・」 義父のプリグラズが言う「母さんはもう死んだ・・無駄だよ」 アナキンがアミダラに言う「君はここにいろ。 みんな良い人だ、心配ない」 「アナキン。・・・」 「直ぐに戻る・・」 アナキンはバイク型の高速飛行体にまたがり砂漠の彼方に消えていった。
ジャンゴを追って通商連合の基地に来たオビ=ワンは、基地の建物内に潜入する。 内部はクローン人間の製造工場で、自動化されたラインで兵隊が次々造られている。
同盟軍の会議場。 ドウーク伯爵(クリストファー・リー)がいう「ナブー選出の議員はどうなっている?・・。 まだ死んで居らんのか?。 彼女の首を見るまでは協定にサインはしない」 「私を信じてくれ総督」 ジャンゴ言う「あなたのために作った、バトルドロイトさえあれば、敵対するものはいなくなります、伯爵!」 伯爵が言う「先ほどから申し上げているように、皆さんの支持があれば、1万を越す兵が我々の陣営に先を争ってなだれ込む」 「ドウーク伯爵に従いましょう」 「フインクーグループも協定にサインします」 「通商連合の友人も支持を約束した」 「彼らのバトルドロイトとあなた方のバトルドロイトが合体すれば最強の軍が誕生するジェダイとて敵ではなくなる」 「そうなれば共和国は我等の要求をのむしかない」
アナキンは古びたテントの中で縛られている母を発見する。 ロープをほどきながら言う「僕だよ、ママ・・・安心して・・・」 母がやっと息をしながら言う「アーニー・・・ハンサムになったわ・・・ボーヤ、いいえ私の息子・・会いたかった。・・もう心残りは・・・アア、愛してる」 「死んではママ、・・ダメだよ・・・」 母はアナキンの胸に抱かれて息絶えた。 外に走り出たアナキンは見張りをしていた男を切り捨てた。 「アナキン!やめろー!」逃げ惑うものたちを次々切った。
マスター・ヨーダが言う「悲しみに苦痛、死を感じる。 何か恐ろしいことが起きておる。 あのスカイウォーカーが泣いておる。 苦しんでおる」
オビ=ワンが言う「通信機に異常はないが、信号が帰ってこないな?。 R4、出力をモット上げられないか?」 R4が答える「&・$・#”X・Z'*・・」 「他の手を考えるよ」 「そうだ・・ナブーのアナキンに中継してもらおう」 「アナキン・・聞こえるか?・・オビ=ワン・ケノービだ・・・、ナブーにはいないようだ。 周波数域を広げてみよう・・・。 アナキンの電波がタトーインから出ている?。 タトーインでいったい何をやっているんだ。 ナブーにいろと言ったのに・・・」 「&&・#・”・xx・’」 「もう、時間がない・・アナキン、アナキン・聞こえるか・・こちらはオビ=ワン・ケノービだ。」 ・・・ 「##/$zx/##”・・」 「通信機が壊れた。 ・・このメッセイジをコルサントへ転送してくれ・・」
アナキンが母の遺体を抱いて、アミダラの待つ村に帰ってくる。 アミダラが言う「おなかすいたでしょ。 何か食べなきゃ」 「シフトが壊れてる。 機械を直していると、厭なことを忘れられる。 修理は得意なんだ、昔からね・・・でも、今度は・・・。 母は死ななくてもすんだのに・・・なぜ救えなかった。救えたはずなのに・・・」 「誰にも修復できないことってあるの。 あなたは全能じゃない・・。」 「そうなりたい・・いつかなってみせる。 史上最強のジェダイの騎士になる。 約束するよ。 人を死から救うすべも学ぶ。 みんなオビ=ワンが悪い・・・妬いているんだ。 僕を放さない」 「どうしたの・・アナキン」 「僕は人殺しだ・・・タフケ人を一人残らず殺した。・・男だけじゃない・・女もだ。 子どもまで殺した。 あいつ等はけものだ、けものなら殺してもいいだろ・・・チキショウ」
アナキンの義父が言う「今は永遠の平和の中にあることを祈っている。 シュミ・・・お前は男の望みうる最良の伴侶だった。 さよなら・・いとしい妻よ。・・・ありがとう」 アナキンが言う「力が足りなかった・・でも、約束する。二度としくじらない・・寂しいよ・・とっても・・」 砂漠の中に墓標を立てて母の葬儀を行う。
ロボットのR2が何かを受信している「「&・#・”・x&x・’」 アミダラ議員が言う「R2,何をしているの?。・・」 R2が答える「$’”X”G%Q・・オビ=ワン・ケノールとか言う人物からメッセイジが届いているようですな・・・」 銀河元老院の会議場にメッセイジが再生される「アラジン長距離用の通信機が壊れた、このメッセイジをコルサントに転送してくれ。・・・ジャンゴ・フエットを追って惑星ジヨーノーシスのドロイド基地に来ています。 通商連合がドロイド軍団を集めています。 アミダラ議員暗殺未遂の背後には通商連合のヌートガンネン総督がいます。 オマンスギルドと企業同盟のある軍の提供をドウーク伯爵に約束、強力な・・・」 電波が切れた。
マスター・ヨーダが言う「ジヨノーシスでよからぬことがおきておるようじゃ」 メイス・ウインドゥ(サミュエル・L・ジャクソン)が言う「そのようです。 アナキン・・・伯爵には我等があたる。 お前の目下の勤めは今いる場所に留まって議員の身を守ることにある。 それが最優先の責務だ」 アナキンが答える「ハイ、閣下」 アミダラ議員が言う「オビ=ワンの救出?。 コルサントからでは間に合いません。 ここからだとジヨーノーシスは1パーセク」 「生きていればね・・」 アミダラが言う「アーニー・・何もしないで見殺しにするつもり!。 彼は師であり友でしょ」 「父でもある!。 でもマスター・ウインドゥからここを動くなと命じられた」 「命令は私の警護です。 オビ=ワンを助けに行きます。 私を守るなら一緒に来るしかないわね」 ロボットのバーンズが後を追いながら言う「'&#$””☆xz・・別に怖くはないよ・・でも、船に乗るのは初めてだから・・・」 銀河元老院会議が開催されている。 「開戦に備えていますな」 最高議長のパルパティーンが言う「ドウーク伯爵と手を組んでな・・」(ドウーク伯爵はジェダイの出身で、かってヨーダに師事した男) 「残念だがまだ終わりとはいかないね。 分離主義者の攻撃前のクローン使用は議会が認めない」 「非常事態です。 最高議長の非常権発動の動議を・・・。 そうすれば軍の創設も可能です」 「しかし、そんな過激な修正提案をだせる勇気のある議員がおるかな?・・」 「こんな時アミダラ議員さえいたら・・・」
オビ=ワンが逮捕されている。 ドウーク伯爵が来る。 オビ=ワンが言う「裏切り者!・・・」 「やあ、友よこんなめに遭わせてすまぬ。 ちょっとした手違いでな・・」 「お前がリーダーじゃないのか?・・ドウーク」 「彼等が勝手にやったことだよ・・すぐ、君を自由にするよう手配する」 「悪いが急いでくれないかな・・やることがある」 「教えてくれないか・・ジェダイの騎士がジョーノーシスに何の用だね?・・」 「賞金稼ぎのジャンゴ・フエットを追ってきたんだ。 知ってるだろ?」 「ここに賞金稼ぎはいない。 ジョーノーシス人が嫌っているものでね」 「誰だって嫌いさ、でも確かにいる」 「これまで、君と会う機会がなかったことが残念だ、オビ=ワン。・・クワイガンジは君を高く買っていた。・・・彼が生きていてくれたら、力になったのに・・・」 「クワイガンジがお前と組むものか・・・」 ドウーク伯爵が言う「そう考えるのは早計だな・・忘れたか。 君が彼の弟子なら、彼は私の弟子だった・・・彼は元老院のからくりはよく知っていたが、私と違い真実に気づいてなかった」 「真実!」 「今、共和国はアンコク卿の支配化に有ると言ったら・・」 オビ=ワンが言う「ばかな・・ありえない。 ジェダイが気づくはずだ」 「ボスのアンコクメンはジェダイの目を曇らせている。 すでに何百人という議員たちがダースシリアスの手先と成り下がっている」 「信じられない」 「通商連合の総督は、かってアンコク卿のダースシリアスと手を組んでいた、だが10年前アンコク卿に裏切られてな、私に助けを求めてきた。・・・君も仲間となってほしい・・・一緒にアンコク卿を倒そう」 「お前の仲間にはなれない」 「・・・となると、解放は難しいな」
銀河元老院会議が開催されている。 マスター・ヨーダが発言している「元老院議員、ならびに大臣諸氏、共和国の直面する未相応の危機に対し、元老院は最高議長に非常事態権を与えるべきと考える。 ここに動議を提出します」 議会は賛成の声で混乱する。 「皆さんご静粛に・・・」 最高議長のパルパティーンが言う「正直、この会議の招集に際し、出席をためらいました。 民主主義を愛し、共和国を愛している。 与えられた大権は危機の消滅した時点で放棄致します。・・・・ 早速ですが大権の行使第1号として銀河共和国に正規のかつ強力な軍を創設、増大する分離主義者の脅威に対抗します」 「決まりましたな・・・」 「私はオビ=ワン救出のためジョーノーシスに向かいます」 ヨーダが言う「わしはカミーノのセンターに行って共和国のために作っているという軍を見てくる」
アミダラ議員とアナキンが、ジョーノーシスに高速飛行体で飛んできた。 アミダラが言う「前方の水蒸気の柱は排気口だと思わない?。」 「降りてみよう・・」 「どんなことが起きようと私に従って・・・戦闘をはじめるわけにはいきません。 議員の一人として外交で事態の決着を諮ります。」 「心配ない・・さからうのは諦めたよ」
ロボットのR4が言う「とり越し苦労だよ、もし私たちの助けがいれば、仰るはずだ。 人間の行動についてまだ勉強不足だな」 [&&・#・”・xx・’あのね君、エカドロイトのくせにでしゃばりすぎだよ」 「私は人間を理解するようにプログラムされてるの。・・・今ここの責任者は私だよ。 ちょっと待って・・何があるかも判らないのに・・・待ちなさい。どこに行くの・・・」
アミダラ議員とアナキンが、排気口から工場内に潜入し着陸する。 二人は工場内を見渡せるドアの前に出た。 いきなり背後のシャッターが閉まり、ドアが前にせり出してきた。 クローン原料の供給口だったので、二人は押し出されて下にあるコンベアの上に落される。 コンベアは移動しプレス機が上下する間を呼吸を合わせながら移動して難を逃れる。 R4とR2も後を追う。 R4が言う「これはびっくりです、心臓が止まりそう・・・機械が機械を使っている。 何をするR2・・・」 「R3はどうなったかしら・・・」 逃げ回るロボットたち。 その時R2が首を切られる。 方向がわからず動いていたR2の身体に、工場の自動溶接機が犬の頭を溶接する。 「動くな!。・・ジェダイ・・連れて行け」 アミダラ議員とアナキンが逮捕された。 アナキンが言う「こわがらないで・・・」 「死ぬのは平気です。 あなたが戻ってきてからは死を覚悟する毎日です」 「それはどう言う意味だい」 「愛しています・・・」 アナキンも言う「愛してる!」 「愛し合うのはやめようと決めたんじゃなかったのか?。 ウソをかかえて生きたくはない。 二人の人生を破滅させるからとて・・」 「どのみち、いま破滅しようとしています。・・・心から・・・あなたを・・・愛しています。・・・死ぬ前に知って欲しかったの・・」
アナキンたちは馬車で古代のコロシアムに連れて行かれる。 三人は手錠をされ広場の大きな石の柱にクサリでくくりつけられる。 会場には何万と言ういろいろの動物の顔をした観衆が詰め掛けている。 「ウオーッ。ウオーッ」と怪獣の叫び声が聞こえる。 ドウーク伯爵が言う「私のメッセイジが届いてないのか?」 オビ=ワンが言う「ご要望にしたがって転送済みです閣下。・・あなたを助けに来たのです」 「助けにね・・・」
ドウーク伯爵が「処刑をはじめろ」と叫ぶ。 「ウオーッ!。ギャオーッ」と恐竜の叫び声が聞こえる。 扉が開き太古の恐竜とサイが合体したような怪獣が放たれて飛び出す。 三人はクサリをほどいて怪獣と戦う。 (古代コロシアムでのライオンとの戦いとスペインの闘牛をミックスしたような、大型恐竜と戦わせるのであるが、戦いの様子は説明しても伝えきれない)「何をやってる!・・女一人殺せないのか?」 アナキンは怪獣に馬乗りとなり闘う。 オビ=ワンは敵から奪ったヤリを怪獣に投げ、槍が怪獣に刺さる。 暴れる怪獣に三人とも馬乗りになって手錠もほどいてしまう。 ダス・ベイダーがストームトルーパー軍団(クローン兵)を率いて出てくる。 「えーッ、こんな予定ではなかった。・・ジャンゴ、女を殺せ!」 「そう焦らず、じっくり楽しめ・・・」 メイス・ウインドゥ(サミュエル・L・ジャクソン)がジェダイの小隊を率いて救援に来る。 ドウーク伯爵が言う「マスター・ウインドゥ、ようこそ・・歓迎する。」 メイスが言う「パーティは終わりだ・・」 「勇気は買うがねェ・・愚か過ぎるな友よ、多勢に無性だ・・・。」 「どうかな、直ぐわかる」 ライトセーバーをもった両軍の兵士が入り乱れて戦闘が続く。 R2やR4はただ恐怖で逃げ廻る。 R2が言う「いいえ、何かの間違いです。・・私バトルドロイトでは有りません」 「誰かとめて下さい」 「失礼、起き上がれないのですが・・・」
アナキンが言う「君の言う外交的決着か?・・」 アミダラ議員が言う「いいえ、あなたの言うどぎつい交渉よ」
R4が声をかける「R2ここで何してるんです?」 「やめて、首がちぎれそう。首が・・何処へ連れて行くの・・私の身体・・・」R2は逃げている途中で自分の頭を見つけ、R4に犬の頭から元の頭に取り替えて溶接してもらう。
アナキンたちは周りを取り囲まれる。 ドウーク伯爵が戦闘を中止させて言う「マスター・ウインドゥ。 君らは勇敢だった・・・ジェダイの歴史に残る見事な闘いを見せてくれた。 だが、それも終わりだ。 降伏しろ。 命だけは助けよう」 ウインドゥが言う「我々は交渉のため人質になるつもりはない」 「残念だが友よ、・・」と言ってクローン兵がライトセーバーを抜いた時。 「あれを・・・」 上空にマスター・ヨーダが率いる飛行体が現れ競技場に着陸する。 ヨーダが言う「生存者を囲んで円形に防衛線を張れ」 アナキンたちは飛行体に飛び乗って救出される。 R2が乗り遅れて残される。 R2が言う「本当に悪い夢を見ていた気分です・・・」
ヨーダが言う「ドウークを取り逃がせば、さらに多くの星がやつの元になびく・・」 アナキンが言う「燃料タンクの上を狙うんだ・・」 ロケット弾が炸裂する。 「着陸せよ!」 「イエッサ・・」
ドウーク伯爵が言う「ジェダイが大群を率いて来よった」 ダス・ベイダーが言う「信じられぬ、あれだけの大群をどうやって集めたのか?・・」 「バトルドロイドも全軍導入するしかないぞ」 ドウークが言う「いやァ、相手が多すぎる」
共和国軍メイス・ウインドゥが言う「特殊部隊5チームが命令を待っております・・」 ヨーダが言う「司令部まで運んでもらおうかな」 「通商連合の母船だ、・・・あれをやれ!」 「マスター・ヨーダ。 わが軍が敵を圧倒しております」 「結構!。結構じゃ」ヨーダが満足そうに言う。
作戦室でドウーク伯爵が言う「形勢はどう観てもわがほうに不利だわ・・・」 「手遅れにならぬうちに撤退しましょう。 全員を地下へ・・・」 ドウークが言う「設計図がジェダイに見つかったら大変だ。 共和国の背信行為をあるじはお許しにならん」 「では、設計図は私がコルサントへ、・・・あるじにお預けすれば安全だ」
マスター・ヨーダが言う「全火器を近くの宇宙船に集中して、攻撃せよ」 「イエッサ!・・」
ドウーク伯爵ら三人が飛行体で逃げて行く。 オビ=ワンたち三人も後を追う。 「あれを見よ!」 「打ち落とせ!」 「ミサイル切れです」 「アナキンが言う「後を終え・・・」 アミダラが言う「応援を呼びましょ・・・」 オビ=ワンが言う「時間がないアナキンと私とでやる・・」 その時アミダラ議員が飛行体から落ちる。 アナキンが助けに行こうとして言う「船を下ろせ・・・」 オビ=ワンが言う「アナキン!。・・・感情よりも義務を優先しろ! ベイダーを追え・・」 「一人でやつは倒せない・・」 「やつを倒せばこの戦争は終わる!」 オビ=ワンが続ける「義務を果たすんだ!・・」 「知るもんか・・船を下ろせ!・・」 「ジェダイから追放されてもいいのか!・・冷静に考えろ」 「パドメの方が大事だ・・・」 「 もし、パドメがお前の立場なら・・どうする!」 しばらく考えて、冷静にアナキンが泣き声で言う「義務を優先する・・・」
共和国軍司令官ウインドゥが報告する「ドロイト軍は敗走しました。」 ヨーダが言う「よくやった。 司令官! 船をよこせ!・・」 アナキンが言う「今日、お前に殺されたジェダイのかたきを取る」 「組んで掛かるぞ!。お前は・・」 「一人でたくさんだ・・」 「まて、早まるな!・・」
ドロイドがアミダラ議員の救出に向かう。
ドウーク伯爵が言う「私の力は、君らをはるかに凌いでおる。」 オビ=ワンが言う「さがれ死にたいか・・・」 「試してみるか・・」 両者はライトセーバーを抜いて闘う「マスター・ケノービ。君には失望したな・・・ヨーダは君を買いかぶっているらしい・・・それで精一杯か? ・・」アナキンも戦い三人は激しく切りあう。
アミダラ議員を救出したドロイドが言う「大丈夫ですか・・?」 アミダラが言う「ええ、・・・」 「シュリックまでお送りしましょう」 「いえ、それより兵士を集めてください。 格納庫まで行きます。 急いで船を・・・」 「判りました」 敵の攻撃を受けて、打ち落とされそうになるが逃げ帰る。
ドウーク伯爵とオビ=ワンが戦っている。 ライトセーバーがぶつかり合う「あッー!」 ドウークが言う「よかった子だ・・だが何も学んでない・・」 さらに二人は闘う。 そこにヨーダが来る「 マスター・ヨーダ!」 「ドウーク伯爵!」 「我々の決着はまだついていませんでしたな・・・」 両者が技を次々繰り出して戦いになる。 壁の岩を壊す。 その岩を受け止める。 ヨーダが言う「力を増したようだな・・ドウーク。 アンコクメンの力を感じるワ・・・」 「私はどのジェダイよりも強い・・・あなたよりも・・・」戦いが続く。 「まだまだ学ぶべきことは多い・・」 ドウークが言う「どうやらフォースの戦いでは決着がつきそうに有りませんな・・マスター・ヨーダ。・・ライトセーバーで勝負をつけましょう」 石の柱を倒す。 ヨーダが受け止める。 二人の戦いが続く。 ヨーダが言う「腕を上げたのォ・・かつてのパダワンよ・・・」 「まだまだ小手調べ・・・」 一瞬ライトセーバーがオビ=ワンをよぎる。 オビ=ワンがわずかに身体を切られた。 激しい戦いの中でアナキンが右腕を切られる。 アミダラ議員が来る。 ドウーク伯爵は飛行体に乗って飛び去る。
ヌートガンネン総督にテラノス卿が報告する「フォースは我等に働きました。」 「良くぞ戻ったテラノス卿。・・・結果を聞こう」 「良い知らせです。・・戦争です」 「すばらしい・・すべて予定通りに運んでおる」 オビ=ワンが言う「シリアスが元老院を支配しているというのは本当でしょうか?。・・感じられませんが・・・」 ヨーダが言う「ドウークはもはやアンコクメンの戦士。 うそや偽りで不信を広めるのもやつらの武器じゃ・・」 オビ=ワンが言う「とはいえ、元老院の監視は必要だ。」 「同感じゃ・・」 「君の弟子は何処だ?・・」 「ナブーに向かいました。 アミダラ議員の護衛です・・」 オビ=ワンが言う「クローン軍団がいなければ勝利はありえませんでした」
メイス・ウインドゥの率いるドロイド軍が整列している。 大型の飛行体が空を埋める。 アナキンとアミダラ議員は結婚した。 アナキンの右腕には義手がはめられている。 ナブーの美しい湖のほとり、アミダラの館でアナキンとアミダラが、抱き合っていつまでもキスをしている。 R2とR4が見ている。
= 終わり =
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