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えーとねアタイはね、
閑古鳥二ッ八師匠の弟子で、
んでね、閑古鳥与太八って言いやす。
二ッ八師匠にゃぁ、ああせい、こうせい、
ってアゴでこき使われてるんだよ、
えらいだろ。え?、えらかぁねえ?
みんな、そう言うんだよ、ほんとだよぉ。
ほんとにアタイはえらいと思うんだ。
んでね、アタイがどれだけえらいか、
聞かしてやろうってんだから、
ありがてえだろう、お賽銭ください。
え?、ゼニが無え?
やだねぇ、このビンボー人、
アタイもビンボーだけど。
ま、しょうがねえ、今日んとこは、
特別をもって只で聞かしてやろうじゃ
ないの。
え?これかい?これはね、
『綾小路きみまろ普及協会』
のグレイテスヒッツな日々
ってぇいうご立派な本だぁね。
うちの閑古鳥二ッ八師匠
が書いたんだ。
あんましご立派でまぶしくって、
おまえさんなんか見たら、
目ぇつぶれちゃうかも知んないよ。
んでね、このご立派な本の中にね、
アタイが出て来るのよ。デヘヘヘヘ。
えらいだろ。え?、えらかぁねえ?
みんな、そう言うんだよ、ほんとだよぉ。
ほんとにアタイはえらいと思うんだ。
んでね、アタイがどれだけえらいか、
聞かしてやろうってんだから、
ありがてえだろう、お賽銭ちょうだい。
え?、ゼニが無え?
やだねぇ、このビンボー人、
アタイもビンボーだけど。
え?そいつはさっきも聞いたって?
いいじゃねえかよぉ。
今日んとこは、特別をもって只で聞
かしてやろう、ってんだから、
ぐずぐず言うなってんだぃ。
ちゃんとおとなしくして、
聞いてくんなきゃ、読んでやんないよ、
いいかい? えーと、ではでは、
4月1日
「おい与太」
「へい師匠、何です?」
「綾小路きみまろってお人、知ってるかぃ?」
「さらりーまん川柳のパクリで話題の?」
「そうよ、カツラも評判よ。
んでね、おめえさんにね、綾小路きみまろ
大先生の評判は、いかがなものでしょうか、
というようなことをだね、町のみなさまに、
聞いてまわってもらいてえのよ」
「しえぇぇぇ、また師匠の悪い病気が。
師匠、ね、病院に行きましょ」
「やかましい、アチシの、太鼓持ちの血が
騒ぐのよ。やらないと、おまんまあげないよ」
「へいへいへい、わかりましたよ。
はぁぁ、ため息をつくと、幸せがまた一つ、
逃げて行くのです。師匠の病気にも困ったも
んだよ」
−− 間 間 −−
*7月23日誤字に気付いたんでげす。
”太鼓持ち”は誤字でげすな。
正しくは幇間(たいこもち)でげすな。
アタイの赤ッ恥でげすな。
『ギャグのためなら赤ッ恥』でげす。
4月10日
K井Y子嬢に、インタビュー。
『地味ぃ・変度リックスな日々』の
スタート。
Y子嬢「わぁ、ダイスキなの、TVで見てん
のよ」
いい年こいて、まぁ。はしたない。
4月17日
N尾R恵嬢「この人カツラなんですよね」
4月18日
S課長「うちの家内がはまっててね」
4月22日
N井M子嬢「通勤途中にきみまろを聴くと、
運転しながらゲラゲラ笑っちゃう
ので恥ずかしいのよね」
4月23日
U田さん「きみまろは長ぇんだねぇ。帰る車ン
中で聞いたら15分でウチに着いたん
だけど、あんまり面白いんで最後ま
で車ン中でエンジンかけっぱなしで
聞いちゃってさ、おっかぁがびっくら
こいてたよ。」
4月26日、土曜日、
このホームページの作成開始。
4月27日、市議選投票日。日曜日なので、
このホームページを作成。
「与太八、疲れたびー。」
4月29日、祝日なので、
このホームページを作成。
5月1日、
K保Y子嬢「孫も喜んでましたよ」
(孫がいて『嬢』はねぇでげしょ)
5月3日、祝日なので、
このホームページを作成。与太八の
キャラをコピーするが、ちょと不満。
このキャラ、与太八じゃぁねぇよ。
弱っちゃったねェ。
5月4日、祝日なので、
このホームページを作成。
5月5日、祝日なので、
このホームページを作成。
5月7日、
杖をついてるお婆ちゃん
「毎晩、寝る時に聴いてますよ、
おかげでよく眠れますよ」
5月10日、土曜日なので、
このホームページを作成。
5月11日、日曜日なので、
このホームページを作成。
5月16日、休日なので、
このホームページを作成。
5月17日、土曜日なので、
このホームページを作成。
5月18日、日曜日なので、
このホームページを作成。
紙ふぶき(のつもりpart4)など作成。
イメージチェンジを図る。自己満足。
「与太八、うれぴー。」
I
崎M恵嬢「通勤時間が長いので、車ン中
で聞いてます。もう3回聞いち
ゃった」
5月24日、土曜日なので、
このホームページを作成。
5月25日、日曜日なので、
このホームページを作成。
『赤ッ恥バージョン』に変身してみた。
「与太八、やけっぱち、赤ッ恥」
5月31日、土曜日なので、映画「あずみ」観る。
アクションシーンが良かった。
このホームページを作成。
トップにみらい館のCM入れる。
6月1日、日曜日なので、
このホームページを作成。
『ブルーバージョン』に変身してみた。
「青筋切れそうな、与太八」
6月7日、土曜日なので、
このホームページを作成。
6月8日、日曜日なので、
このホームページを作成。
『グリーンバージョン』に変身してみた。
「与太八、ピーマン」
6月14日、土曜日なので、
このホームページを作成。
6月15日、日曜日なので、
このホームページを作成。
『イエローバージョン』に変身してみた。
「与太八、真っ黄っ黄ぃ?」
6月20日、休日なので、
東海林さだお「ケーキの丸かじり」より
『えびせん大実験』を丸写し。最終回の
ネタ用にとっとく。「与太八、用意周到」
「大きなことを言うようですが、
春風亭柳昇と言えば、
わが国では、私ひとり」
という文句で有名な、
春風亭柳昇(本名:秋本安雄)師匠が、
6月16日胃癌のため亡くなった。
落語界の最長老。享年82歳。合掌。
6月21日、土曜日なので、
このホームページを作成。
6月22日、日曜日なので、
このホームページを作成。
『赤影バージョン』に変身してみた。
「与太八、やけっぱち、赤ッ恥PART2」
6月27日、休日なので、
東海林さだお「あれも食いたいこれも
食いたい」より
『午後の定食屋』を丸写し。最終回の
ネタ用にとっとく。
「与太八、用意周到PART2」
F病院で診療。2時間以上待たされる。
6月28日、土曜日なので、
このホームページを作成。
6月29日、日曜日なので、
このホームページを作成。
『ブルーバージョン2』に変身してみた。
「与太八、青筋PART2」
7月5日、土曜日なので、
このホームページを作成。
7月6日、県知事選投票日。日曜日なので、
このホームページを作成。
『ピーマンバージョン』に変身してみた。
「与太八、ピーマンPART2」
7月12日、土曜日なので、
このホームページを作成。
7月13日、日曜日なので、
このホームページを作成。
『イエローバージョン2』に変身してみた。
「与太八、黄まぐれ?黄ジルシ?」
7月19日、土曜日、母上の一周忌。
(詳しくは13ページの「テッちゃんのお
葬式」を見てネ)
ここ何週間は一周忌の準備でてんてこ
舞いだったんでげすよ。
ほんとはこの『きみまろ』ページなんか
作ってる場合じゃないんだよね。
相変わらずバカですねぇ、でげすな。
ニューk月での会食で、弟が
I 叔父さ
んの奥さんから聞いた話。
「ウチの旦那は、この時期はセミ男にな
るんですよ。」なんだなんだ?セミ男?
東京下町に住む I
叔父さんはあちこち
の盆踊り大会に出かけて行って浴衣で
踊るのがここ20年続く趣味なんだそうな。
盆踊りオタクかぁ。20年続くと、粋とか
野暮とか江戸情緒とか奥が深そう、で
げすな。
それにしても、『セミ男』とはどういう
意味?
|
|
えー、右バージョンは、アチシの出番でげすよ。
↓ ↓ ↓
閑古鳥二ッ八の4月:ヨイショ系オチ?⇒『にくいよ、この女殺し、
つねっちゃおかしら、でげすよ』
|
よっ旦那、
アチシです、閑古鳥二ッ八でげすよ、
さっきも、あっちのほうで、
可愛い女の子が旦那の噂でもちきりで、
キャーキャー騒いでましたよ、
いや、もう、どうもね、
にくいよ、この女殺し、
つねっちゃおかしら。
↑イラストにカーソルの↑を置いてネ。↑寒ぅいコメントが出まぁす。↑
ハァイ、ボンジュール。
クリスティーヌでぇす。クリスって呼んでくださぁい。
よっ、クリスちゃん、今日はいちだんと化粧が濃いでげすね。
その流し目が、この、また、色っぽいでげすね。よっ、色女!、なぁんちゃってね。
どうです今晩あたり、この閑古鳥二ッ八さんと、一杯やって、なんかつまんだりして、
ぶわぁーっと盛り上がっちゃったりなんかして、そんでもって、いい汗かいてみない?
ノン・ノン・ノォン、ダメでぇす。ニッ八さんはタイプじゃないでぇす。
なんとおっしゃるウサギちゃん、
こりゃまた、つれないお言葉、残念至極。
しょうがないから、アチシ自分でシゴイテ寝ちゃおかな。
”厚化粧、汗で流れて土砂災害”ってね、きみまろ大先生もおっしゃてるしね。
トレビヤーン、それワタシも知ってまーす。
”厚化粧、首から下は骨董品”でしょ。
クリスも汗かけませぇん。スッピンでは人前に出られませぇん。
クリスちゃんのスッピンは、どうも、二ッ八も見たくないでげすな。
クリスちゃん、ところで、それじゃぁ、いったい今日は、何しに来たんでげす?
ジュテーム、
綾小路きみまろ先生に関するおたよりを紹介する、
クリスティーヌの『きみまろ大好き!』コーナーでぇす。
みなさまのおたよりをお待ちしてまぁす。
むずかしい漢字には、必ず、ふりがなをふってネ。
よっ、こりゃまた、結構毛だらけ、ネコ死んじゃった、でげすよ。
mmmmm、さて、このあと、どう、話を持って行くか、
おたよりっつったってねぇ、来るわきゃぁねぇしねぇ、
………もうしょうがないから、『新日本トホホ普及協会』の越後屋さん式に、
トホホ成分を15%も増量しようかねぇ。
つ・づ・く 乞うご期待!(えっ?なにを、でげす?)
閑古鳥二ッ八の5月:ヨイショ系オチ?⇒『クリスティーヌちゃん、
おたよりが、まだ全然ないの?、でげすよ』
|
↓
↓(……… シーン ………)
↓
−−− 約一週間の間(ただ今5月11日)(たらーッ……)−−−
↓
↓(……… シーン ……………………………… シーン ………)
↓
−−− ほぼ2週間の間(ただ今5月18日)(シラーッ……)−−−
↓
↓(……… シーン ………… シーン ……… シーン ………)
↓
−−− そして3週間の間(ただ今5月25日)(ボヤーッ……)−−−
↓
↓(……… シーン(の4乗) ………)
↓
閑古鳥二ッ八の6月:ヨイショ系オチ?⇒『閑古鳥、♪飛んで♪飛んで♪飛んでぇ
二ッ八16人になっちゃいそう、でげすよ』
|
−−− ついに4週間の間(ただ今6月1日)(ボーッ……)
↓
↓(……… シーン(の5乗) ………)
↓
−−− なんと5週間の間
(ただ今6月8日)(ボーゼン……)
↓
↓(……… シーン(の6乗) ………)
↓
−−− もはや6週間の間
(ただ今6月15日)(ガクゼン……)
↓
↓(……… シーン(の7乗) ………)
↓
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|
7月20日、日曜日なので、
このホームページを作成。
13;00農協Aシストホール職員H越さん
来る。花代26,000円支払う。
8月13日新盆の引物(ソーメン、砂糖)、
提灯、盆花など予約。
7月21日、休日(海の日)なので、
このホームページを作成。
『ラストバージョン』に変身してみた。
「与太八、うれしいような淋しいような」
*一周忌収支メモ
27家族より御仏前 305,000円
まんじゅう 500円×35組=17,500円
お供え果物(スイカ、メロン、巨峰、バナナ)
2,331円
花(君川より) 1万円×2=20,000円
花 3,000円×2=6,000円
ニューk月会食 32人分 115,000円
引物
(海苔とお茶) 8,000円×28=224,000円
(アタイ自選の志ん生落語傑作選カセット
替り目、火焔太鼓、頭山、あくび指南、
寝床) 100円×28=2,800円
御布施
50,000円
支出計 437,631円
(その他思い出せません、でげす)
7月26日、土曜日なので、
このホームページを作成。
映画「マトリックスリローデッド」見る。
アクションシーンだけ面白い。
白と黒の墨絵の画面をねらったな。
女優が好みじゃないね。
「ターミネーター3」に期待しよう。
7月27日、日曜日なので、
このホームページを作成。
誤字などを訂正。
「与太八、几帳面」
映画「ターミネーター3」見る。
アクションシーンだけ面白い。
「マトリックスリローデッド」より爽快感
があるけど、「ターミネーター2」には
負けてる。ま、こんなもんでしょ。
2年後「ターミネーター4」出るんでし
ょうな。まただまされるんでしょうな。
バカだねぇ。
「ねえ師匠、」
「なんだい与太?」
「綾小路きみまろってお人、知ってますかぃ?」
「さらりーまん川柳のパクリで話題の?」
「その綾小路きみまろ爆笑スーパーライブが、
7月21日(祝)つまり本日、みかぼみらい館
大ホールで、開演@15:00とA18:30
全席指定4,000円で開催されるの、
知ってますかぃ?」
「あ、そうかいな?」
「あ、そうかいな?じゃねえでげしょ。行かなくて
いいんですかぃ?」
「ああ、アチシは行かないよ」
「そりゃまたどういうわけで?」
「お客さんになると、ゼニはかかるし、めんどくさ
いし、ヨイショ芸人としちゃ、野暮だしね。
アチシはヨイショがすべてなんすよ。」
「つまり、めんどくさいってことでげすね?」
「ねえ与太、本日をもってこの『綾小路きみまろ
普及協会』のグレイテスヒッツな日々は終わり
にしとくれ」
「そりゃまたどういうわけで?」
「おたよりは全然来ねえし、ネタは浮かばねえし、
ま、お前さんにゃ、いろいろ苦労かけたねえ」
「やれやれ」
「ところで与太、林家三平ってお人、知ってるかぃ
?」
「どうもスイマセン、よし子さ〜ん、こっち向いてぇ」
「んでね、おめえさんにね、林家三平大先生の
評判は、いかがなものでしょうか、というような
ことをだね、町のみなさまに、聞いてまわっても
らいてえのよ」
「しえぇぇぇ、また師匠の悪い病気が。
師匠、ね、病院に行きましょpart2」
ふりだしに戻って、
『林家三平普及協会』のグレイテスヒッツな日々
のスタート???(冗談はよし子さ〜んpart2)
つーことで、この
新ラッキョウ
(新日本傑作落語普及協会)
の小間使い
閑古鳥与太八の
地味ぃ・変度リックスな日々
これにて完結
とさせていただきます。
ご愛読ありがとうございました。
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↓面白いのはこの下↓でげすよ↓
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↓ずーっと下のほう↓でげす↓
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↓もうちょいと下のほう↓でげす
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13ページの
『テッちゃんのお葬式』
より穴埋め的アンコール
「テッちゃん
のお葬式」
OSouShiki
Documentary
(★)キャッチ・フレーズ思案/受け狙い(★)
『天国へのカウントダウン』
『てんてこ舞い喪主、てんやわんやお葬式』
『さだまさしの『無縁坂』はもう歌えまい』
『ボクも有名人?お手紙いっぱい墓石案内』
『ボクと父さんの交換日記』
『日本一うなぎを喰う78歳』
『テーブルクロスは新聞紙』
OSouShiki
Documentary
★★★いつもの丸写しシリーズその1★★★
▼2002年8月16日(金)Y売新聞14pより▼
◆こどもの詩◆
北北東 大島瑠々花
ほくほくとうには
だれがすんでいるの?
たいふうはだれに
あいにいこうとしているの?
(群馬県伊勢崎市・太陽保育園5歳)
<丸写し、オシマイ>
(えぇぇぇ?面白くなかったぁ?そっかなぁ)
(面白かったぁ!って人、おたより待ってます)
【穴埋めネタ でした】
|
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|
−−− ありゃりゃ7週間の間
(ただ今6月22日)(アチョー……)
↓
↓(……… シーン(の8乗) ………)
↓
−−− うひゃひゃ8週間の間
(ただ今6月29日)(ウヒャー……)
↓
↓(……… シーン(の9乗) ………)
↓
閑古鳥二ッ八の7月:ヨイショ系オチ?⇒『クリスティーヌちゃんと
穴埋めネタだけ元気、でげすよ』
|
−−− 苦しい9週間の間
(ただ今7月6日)(グルジー……)
↓
↓(……… シーン(の10乗) ………)
↓
−−−トホホ10週間の間
(ただ今7月13日)(トホー……)
↓
↓(……… シーン(の11乗) ………)
↓
−−−ほにゃら11週間の間
(ただ今7月21日)(ほにゃらー……)
ハァイ、トワ・エ・モア・ある日突然二人黙るの誰もいない海
クリスティーヌでぇす。クリスは厚化粧でガンバリまぁす。
おたよりが、全然届かないので、コマーシャルでぇす。
えー、『綾小路きみまろ普及協会』会長の
閑古鳥二ッ八が、最後の最後まで誠心誠意お勧めする、
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
きみまろのトークを聞いてスカッと爽快!心の清涼剤。
■ ■
綾小路きみまろ 爆笑スーパーライブ第1集!
中高年に愛をこめて…
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
発売(株)テイチクエンタテインメント 定価2,500円<CD>を紹介します、でげすよ。
■効能
飲みすぎ、食べすぎ、食欲不振、ストレス、毎日の生活の不快感。
■用法・用量
大人のみ1回……………1〜2話
1日1回食後または食間にお聞きください。
■注意
用法・用量を守ってお聞きください。
2〜3日御使用後も症状に回復がみられない場合、お近くの医師に御相談ください。
■成分 1話(43分51秒)中
見たまま……29.8%
洒 落………15.6%
冗 談………15.2%
思いつき……10%
説 教………10%
小 言………10%
言い過ぎ ……9.4% に相当
ハァイ、フランシーヌの場合はあまりにもお馬鹿さん
クリスティーヌでぇす。クリスは厚化粧だから全然めげてませぇん。
おたよりが、ゼンゼン届かないので、コマーシャルpart2でぇす。
|
本日は、ご多忙中にも関わらず、
綾小路きみまろの講演会に、ようこそおいで下さいました。
運命のいたずらとはいえ、本日は、このような形でお会いでき、
言葉に尽くせない喜びと同時に、感激のきわみでございます。
わざわざ、足を運んでくださいました、お一人お一人のお客様に、
なんとお礼を申し上げてよいのか、お礼の言葉もございません。
どうぞ、目に虫が入ったと思って、お互い運が悪かったと思いながら、
お付き合いくだされば、幸せでございます。
本日は、ささやかな、尊いご縁です。
お待たせ致しました。開演です。
♪♪♪music♪♪♪
えー、ご覧のとおりおたよりが全然ないので、やむを得ず、本日をもちまして、
『綾小路きみまろ普及協会』
のグレイテスヒッツな日々
これにて完結
とさせていただきます。
ご愛読ありがとうございました。
↓穴埋めネタです↓新ネタです。
↓穴埋めネタです↓新ネタです。
↓穴埋めネタです↓新ネタです↓ぜひお読みください。
ps.2003年6月20日暇なので、毎度おなじみの丸写しシリーズ、
2003年6月20日に丸写し
丸写しでごめんなさい。『紹介おもしろ文庫』
B春文庫『ケーキの丸かじり』(絵と文:東海林さだお) 10pより
『えびせん大実験』
を原文まるごと紹介します。(当然、絵はガマンしてね)
「ここで笑わないと笑うトコもうないよ」
|
『えびせん大実験』
スーパーで買い物をして、雨が降っていたので右手に傘、左手にスーパーの袋という
格好で歩いていた。
スーパーの袋の中には、ついさっき、なんとなく買い込んだかっぱえびせんの袋が入
っている。
雨の中を歩いているうちに、かっぱえびせんの袋がしきりに気になってきた。
「一本食ってみたい」
あの、妙に軽くて、妙にねじれて、ほんのちょっと塩っぱく、ほんの少し油っぽく、
遠くのほうでかすかにエビの味のするあのものを、いま、ここで食べてみたい。どう
しても、いますぐ食べてみたい。
傘を左手に持ちかえ、右手をスーパーの袋に突っ込み、えびせんの袋をビリリと破っ
た。
一本つかみ出し、一本口に入れる。
最初、オッ、意外に硬いな、と思った次の瞬間、えびせんは一挙に総くずれとなり、
あとはもうサクサクサクサク。ちょうど十回噛むと、口の中のえびせんはあとかたもな
く雪のように消える。
たったいま、口の中でそんな出来事があったなんてことを少しも思わせない見事な消
え方である。
この消え方が曲者なのだ。
すかさず再び袋に手を突っ込んで二本目。名にし負うやめられない本家であるから当
然そうなる。
二本目も十噛み、アッという間に口の中で雪のように消える。
ちょっと物足りない塩気、物足りない噛みごたえ、物足りないエビの味。
ここのところもまた曲者なのだ。
なんとか物足らせようとして、せわしなく次から次へと口に運ぶことになる。傘をさ
し
て水たまりをよけながら、一本、また一本と袋からつかみ出しては食べているうちに、
なにも一本ずつつかみ出すことはないな、ということに気がついた。
いっぺんに三、四本つかみ出して、それを一本ずつ食べればいい。実際にやってみる
とまことに快適だ。どんどんはかどる。
そのうち、なにも一本ずつ食べなくてもいいのではないか、ということに気がついた。
四本つかみ出して四本いっぺんに口に入れてもいいではないか。実際にやってみると、
このほうがはるかに能率があがる。
なにしろ雨の中を傘をさして歩きながら、袋からつかみ出しては食べるという煩雑な
作業であるから、その回数はなるべく少ないほうがいい。
五本いっぺんをやってみた。快適である。六本いっぺんをやってみた。これも快適で
ある。
そのうち、フト恐ろしい考えが頭に浮かんだ。一体、口の中にえびせんは何本まで入
るのだろうか。三十本だろうか。六十本だろうか。
ああ、一刻も早く試してみたい。
そう思うと、もう矢も盾もたまらず、雨の中を小走りになって仕事場に戻ってきた。
傘も靴もスリッパも玄関で蹴散らし、部屋のまん中にすわりこむと新聞紙を拡げ、その
上にえびせんをザーッとあける。
スキマなく詰め込むために手鏡も用意した。とりあえず三十本を目指してみよう。
口の中にいれる作業が手間どると、舌側の下のほうがしけって溶けてくるおそれがあ
る。
えびせんはねじれているから、整然と並べていかないとスキマだらけになる。ちょう
ど炭焼き窯に薪を並べていくように、手際よくくべていかなければならない。
とりあえずアーンと口を開ける。
各務を見ながらまず五本くべる。続いてもう五本。続いて三本。このあたりで口の入
り口付近は窮屈になった。
人さし指を突っ込んで全体を左側のほうに片寄せ、できたスキマにさらに三本。続い
て一本ずつくべて三本。
鏡を見るとあと三本はいけそうだ。
鏡の中の口の中はえびせんだらけだ。
アゴが少し疲れてきた。
もう二本挿入し、天井のあたりにようやくもう一本入るスキマを見つけ、そこのとこ
ろにもう一本、そうっと挿入していくと。その先端がノドの奥をこすったらしく、ウゲ
ッ、となり、それをこらえているとまたウゲッとなって激しく咳き込み、涙さえ浮かん
できたのであきらめて全体を口の中から取り出した。
第一次三十本計画は失敗である。
しかし二十一本まではいけることがわかった。
こんどは慎重にくべはじめる。
意外にも、こんどは二十六本までラクに入った。
これで口の中はほとんど一杯になった。もうどこにもスキマはない。しかしここであ
きらめないのがぼくのいいととろだ。上唇と歯ぐきの間に一本、下唇と歯ぐきの間に一
本、計二本をはさみこんだ。
鏡を見ると、鼻の下とアゴの上のところが大きくふくらんで面相がすっかり変わって
いる。
総計二十八本。この記録をギネスはどう評価してくれるのだろうか。
アゴが痛い。息が苦しい。
もはやこれまでと、一挙にカリリと噛む。最初の五噛みぐらいまではバリバリバリバ
リと無我夢中。
ふと我に返れば、口の中はしっとりとしたスプーン一杯ほどの量となっていた。
この実験をしてみようという人は、次の三点を参考にしてください。
まず意外にしけらないので、あわてることなくゆっくり詰め込むこと。
詰め込むのに夢中になって、途中で本数がわからなくなるから、その点注意。
詰め込むとき意外に折れない。
もっとも、こんな実験、誰もやらないか。
<丸写し、オシマイ>
ps.2003年6月27日暇なので、おなじみの丸写しシリーズその2、
2003年6月27日に丸写し
面白いよ
『紹介おもしろ文庫』 週刊A日2003年6月20日号より、
『あれも食いたいこれも食いたい』 連載791(絵と文:東海林さだお)
を原文まるごと紹介してみたい。(もちろん、絵はガマンしてネ)
「ここで笑わないと笑うトコもうないよ」
|
『午後の定食屋』
久しぶりに定食屋で食事をした。
「食事はやっぱり定食屋だ」
と改めて思った。
定食屋の食事は心が落ちつく。
ゆっくり味わえる。
ぼくの仕事場周辺には、昔ながらの定食屋が数件あって、時に応じてあちこち利用し
ているのだが、今回の定食屋が一番ぼくに合っている。
最近の定食屋は、マックやすかいらーくなどに押されて苦戦中で、メニューもいま風
の豚肉キムチ炒め、とか、豆腐大根サラダなどを取り入れたりしている。
その点この店は、そういうものを一切排除して、伝統的な定食屋メニューのみを墨守
している。
すなわち、サバ味噌煮定食、焼き魚定食(サンマとアジ。共に丸焼きと開きあり)、
アジフライ定食、納豆、生卵、ほうれん草おひたし、キンピラ、焼き海苔などなど。
メニューに限らず、古典的定食屋には守るべき本道がいくつかある。
@まずドア。これは手動でなければならない。自動ドアの定食屋などもってのほかであ
る。
Aテーブル。デコラ。ないしはビニールクロス。
Bイス。鉄パイプ製ビニール張り。色はグリーンないしは紺。
Cメニュー。黒板に白墨書き。字は下手。達筆などもってのほか。
D主人。無愛想。多少の不機嫌。多少の偏屈。
E妻。同。
F服装。Tシャツ。前かけ。前かけに汚れ必要。コック帽、不可。
Gインテリア。大型カレンダー。教訓カレンダー。カレンダーの下に天ぷら油の一斗缶
がニ缶積み重ねてあるが、これはインテリアではない。
Hテレビ、必須。スポーツ新聞、漫画雑誌、必須。
I客入店時の「いらっしゃい」などの挨拶、不可。
J客注文終了の「かしこまりました」、不可。
これらの条件をすべて遵守するのはむずかしいとは思うが、ぜひ守ってほしいものだ。
その店へ行ったのは午後二時ちょっと前だった。
その店では、前掲の遵守事項をすべてクリアしてくれた。
店へ入って行ってテーブルにすわり、
「サバ味噌煮定食、納豆、ほうれん草おひたし」
と注文すると、かたわらに立って注文を聞いていた妻は、前掲遵守事項Jを遵守しつ
つ去って行った。
サバ味噌煮定食、680円。納豆、100円。ほうれん草おひたし、150円。
客はぼくのほかは一人だけ。
ヒゲをはやしたTシャツの大男で、新聞を読みながら、肉野菜炒め定食らしきものを
食べている。
四人掛けテーブル2、二人掛けテーブル2の小さな店だ。
一缶だが、天ぷら油の一斗缶もちゃんと電話台の横に設置してある。
道路に向いた二人掛けのテーブルにすわったので道を行く人が目の前に見える。
ぼくの頭の上にテレビがあり、したがって画面は見えないが、どうやら12チャンネル
の時代劇をやっているようだ。
完成したサバ味噌煮定食を、遵守事項Eを遵守しつつ妻が運んできて去って行った。
サバ味噌煮が大きい。普通の店の1.5倍はある。
ふと気がつくと、注文してないヒジキの小鉢がある。
例の大男のほうを見ると、そこにも同じ小鉢が見える。
どうやらサービス品らしい。
とりあえず納豆を掻き混ぜる。
大きな容れもの。量が多い。壁面にカラシが塗りつけてある。
醤油をたらし、へばりついているカラシをけずり取ってていねいに掻き混ぜる。ゆっ
くり掻き混ぜる。
納豆をゆっくりと掻き混ぜている定食屋の静かな午後のひととき。
この時間に、納豆を掻き混ぜている人はたぶん世間にいないだろうな、などと思いな
がら掻き混ぜる。
ほうれん草おひたしにも醤油をかけて準備完了。
まず味噌汁をひと口。おー、熱い。びっくりするほど熱い。具は短冊に切った大根だ
け。ダシがきいていてとてもおいしい味噌汁だ。
サバ味噌煮にいく。
寿司屋ではコハダを食べてみるとその店の実力がわかると言われている。
定食屋でそれに相当するのがサバの味噌煮だ。
実力充分。しかも大きい。
ほうれん草の茹で加減、シャキシャキとおいしい。
サービスのヒジキ煮には、コンニャク、ニンジン、油揚げが混ぜこまれており、無料の
品であっても心を込めて作った一品であることがよくわかる。
思わず厨房を見やると、一仕事終えた主人が、厨房の奥のほうからぼくの頭の上のテレ
ビの画面をじーっと見つめている。
五十代前半あたりの人でやや気むずかしい面持ち。
遵守事項Dをきちんと遵守しつつ、時代劇を鑑賞しているようだ。
そのかたわらには妻が、遵守事項Eを遵守しつつ、やはりその時代劇を鑑賞しているの
であった。
ぼくの定食屋の食事は静かに進行し、ぼくの頭の上の時代劇も少しずつ進行し、
「あそこで捕まっちゃうのよね」
と、妻が誰に言うともなく言い、主人はうなずくともなくうなずき、定食屋の午後は静
かに過ぎてゆく。
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