守山の花束  


雑木林で見られる

春の花・U(4・5月) 

 
エゴノキ
(エゴノキ科)
鈴なりになって大変きれいですが、サポニンという毒が含まれています。魚には要注意です。たいていの雑木林で見られます。高さ8m。
(2001.5:吉根)
  アズキナシ
(バラ科)
守山ではよく見られる木です。花つきの個体差が激しく、守山のものはあまり良いほうではありません。高さ15m。
(2001.4:小幡)

 

   
カマツカ
(バラ科)
あずきなしより花は小さいですが同じバラ科のためそっくりです。葉は毛なしの薄いものや毛ありの厚手のものまでいろいろです。けかまつかは開花が遅い。高さ3m。
(2001.4:吉根)
  クサイチゴ
(バラ科)
いちごの仲間ではもとっも良く見られます。すぐに赤くなって食べられます。高さ60cm。
(2001.5:吉根)
  クロバイ
(ハイノキ科)
常緑樹ですが、枝先に白い花をつけ、遠くから見ると古い葉の上に雪がのったようです。東谷山一帯には多い木です。高さ10m。
(2001.5:上志段味)

 

 
シラン
(ラン科)
園芸店で売られていてよく庭や公園で見られるのでお馴染みでしょう。野生種は多くなく貴重です。守山では1カ所湿地の林縁に生えています。草丈60cm。
(2001.5:上志段味)
  ズミ
(バラ科)
守山のたいていの雑木林で見られます。つぼみは赤くてとてもきれいですが、花が咲くと白くなります。高さ10m。
(2001.5:上志段味)

 

   
コバニガマズミ
(スイカズラ科)
雑木林の下位から中間域を占める木です。雑木林で普通に見られます。高さ4m。
(2001.5:下志段味)
  シャガ
(アヤメ科)
やや湿った樹林下で群落を作っています。花がきれいなのでよく植えられていて、野生のものか区別がつかない場合があります。草丈60cm。
(2002.5:小幡)
  ミズキ
(ミズキ科)
山地の川のほとりに生える木で、花は段重ねとなり美しい。守山では小幡緑地で見られます。高さ15m。
(2001.5:小幡)

 

 
マルバアオダモ
(モクセイ科)
4月下旬頃から白い花を一杯つけて、雑木林の中ではよく目立ちます。高さ10m。
(2001.5:吉根)
  スイカズラ
(スイカズラ科)
別名「きんぎんか」で白い花が黄色を帯びた金色に変わるので名前の由来になっている。ちょっとした藪や池の土手等で他の木に絡みついています。つる草。
(2001.5:上志段味)

 

   
テイカカヅラ
(キョウチクトウ科)
つる性の木で雑木林ではたくさん見られます。良い香りがします。実ははじけると白い綿毛のある種子を飛ばします。
(2001.5:小幡)
  ヒメコウゾ
(クワ科)
雌雄異花です。上に雌花、下に雄花がついています。こうぞは和紙の原料になります。守山にはたくさん生えています。高さ4m。
(2001.5:上志段味)
  イボタノキ
(モクセイ科)

守山にはたくさん生えています。この花が終わるといよいよ夏という感じがします。高さ4m。
(2001.5:小幡)

ヤマブドウ
(ブドウ科)
守山の雑木林でよく見られますが、大きな株になったものはない。つる草。
(2003.5:牛牧)
カナメモチ
(バラ科)
庭木にも使われる木で、守山の雑木林でも割合見られます。高さ10m。
(2003.5:吉根)