守山の花束  

雑木林で見られる

初夏の花・U(6・7月)

 

   
オトギリソウ
(オドリコソウ科)
愛知用水路の脇に生えています。漢方では止血薬に使います。草丈50cm。
(2001.7:上志段味)
  キハギ
(マメ科)
萩の仲間では早く咲きます。木質になっていて、春枝から芽吹きます。雑木林の林縁で見られます。高さ2m。
(2004.7:吉根)
  ジャノヒゲ
(ユリ科)
暗い雑木林の中で白い花を見るととても幻想的です。きれいな青い実をつけます。草丈20cm。
(2001.7:吉根)

 

 
ヤブムラサキ
(クマツヅラ科)
葉や花序には星状毛が多く、葉を触ると手触りが良い。守山には少ない木です。高さ3m。
(2003.6:牛牧)
  ナツフジ
(マメ科)
夏に咲く「ふじ」が名前の由来です。東谷山以外では滝の水池の堰堤にたくさんあります。つる性木。
(2001.7:上志段味)

 

   
ハエドクソウ
(ハエドクソウ科)
目立たない草です。この草の汁から蝿を取っていたため「はえとりそう」とも呼ばれています。草丈70cm。
(2001.7:吉根)
  ネズミモチ
(モクセイ科)
いぼたと同じ科のためいぼたよりやや遅れて咲きます。守山のやせ山に多い木です。高さ5m。
(2002.6:上志段味)
  ドクダミ
(ドクダミ科)
湿った雑木林の林下で普通に見られます。臭気が強い。暗い所に生えているため白い花は幽玄な感じです。草丈50cm。
(2002.6:上志段味)

 

 
ノカンゾウ
(ユリ科)
愛知用水路の瀬戸市側の草地に群生しています。守山では小幡緑地で咲いていました。花は1日花です。草丈60cm。
(2001.7:小幡)
  オオバノトンボソウ
(ラン科)
緑色の花なので目立ちません。雑木林に1株だけ見られました。草丈40cm。
(2001.6:上志段味)

 

   
ムラサキニガナ
(キク科)
吉根の雑木林で数本見ることが出来ました。守山では珍しい草です。草丈150cm。
(2001.7:吉根)
  コアジサイ
(ユキノシタ科)
谷筋に多い木ですが、守山では東谷山でしか見られません。装飾花はありません。高さ100cm。
(2002.6:上志段味)
  ツルアリドオシ
(アカネ科)
2つペアで咲きます。暗い樹林下で咲いていると妖精のような感じがします。高さ30cm。
(2002.6:吉根)

 

 
ホタルブクロ
(キキョウ科)
栽培品が逸出の可能性もありますが、雑木林の林縁で咲いていました。白花と淡紫色があります。草丈50cm。
(2006.6:上志段味)
  クマノミズキ
(ミズキ科)
山地に生えていてミズキより1ケ月遅れで花が咲きます。守山では今のところ幼木しか知りません。この花は東谷山山麓区外100mの瀬戸市側にあります。高さ15m。
(2003.6:瀬戸市) 


サンショウ
(ミカン科)
香りがすばらしい。守山では少なくほとんどがイヌザンショウです。高さ4m。
(2003.5:上志段味)
ヤマハゼ
(ウルシ科)
葉や花序に褐色の毛が多い。最も早く紅葉します。高さ5m。
(2003.6:上志段味)
ニワウルシ
(ニガキ科)
街路樹に植えられているため野山に自生しだしました。高さ15m。
(2003.6:上志段味)