守山のとんぼ  

サナエトンボ・ヤンマ科の仲間
(不均翅亜目)

*サナエトンボ科*

 
 オグマサナエ
4月上旬に雑木林で姿を見ることが出来ました。春を告げるトンボです。守山で最もたくさん見られるさなえとんぼです。体長48mm。
(2001.4:上志段味)
  ヤマサナエ
流水性のサナエトンボです。守山では数を減らしています。体長68mm。
(2001.5:下志段味) 

 

 
タベサナエ
志段味の滝の水池では普通に見られます。全体では「おぐまさなえ」程多くはありません。「おぐまさなえ」より1回り小さい。体長40mm。
(2001.4:下志段味)
  フタスジサナエ
あまり多くはありません。志段味の滝の水池などで見られます。胸紋の2筋に由来しています。体長45mm
(2001.6:下志段味)

 

 
オジロサナエ
東谷山麓の庄内川ではたくさんの羽化が見られます。モノサシトンボを少し太くした位しかありません。体長40mm。
(2001.5:上志段味)
  ウチワヤンマ
尾のうちわが名前の由来。池の周りを定期的にパトロールしています。大きな池には必ずいます。やんまの名前がついていますがサナエトンボ科です。体長80mm。
(2001.6:大森)

 

   
    コオニヤンマ
体の割に頭が小さい。小川で羽化していました。体長80mm。
(2001.6:上志段味)

 

 
オナガサナエ
東谷山でみることができました。5月には東谷山麓の庄内川で羽化していたメスにも出会いました。体長60mm。
(2001.6:上志段味)
  ミヤマサナエ
東谷山麓の庄内川で羽化していました。まだ飛ぶまでに時間がかかると思っていたのですがこのままで、飛び立ってしまいました。飛翔力には驚きです。夏上流の高い山で過ごし秋に戻ってくる生活史の一端を垣間見るおもいです。メス、体長50mm。
(2001.6:上志段味)

 

*オニヤンマ科*

オニヤンマ
池の周りの林をパトロールする姿を良く見かけます。個体数もたくさん見かけられます。体長100mm。
(2000.8:小幡緑地公園)

*ヤンマ科*

 
クロスジギンヤンマ
ぎんやんまに似ていますが胸の側面に黒い筋があります。葦などが生えている大きな池にいます。体長80mm。
(2001.5:下志段味)
  サラサヤンマ
守山の湿地ではたいてい見られます。湿地のあちこちでテリトリーを持ちホバリングしています。メスは朽木に産卵していました。体長63mm。
(2001.5:大森)

 

 
カトリヤンマ
最近少なくなっています。守山ではまだ才井戸流れの雑木林や小幡緑地で見られます。体長75mm。
(2001.7:中志段味)
  ギンヤンマ
ヤンマの仲間では最も目にする機会が多い。子供達のあこがれの1つ。各地の池で普通に見られます。体長75mm。
(2001.7:中志段味)
ヤブヤンマ
土の上に産卵していました。大池付近ではこうもりと共に黄昏飛翔が見られます。体長65mm。
(2002.9:川東山)

 

マルタンヤンマ
黄昏飛翔ではなかなか確認が難しい。未成熟時は黄褐色で林の中で見ることが出来ます。体長70mm。
(2004.6:下志段味)
コシボソヤンマ
腹部第3節が極端にくびれているのが名前の由来。昼間は木陰で休息。他のヤンマ同様夕方の黄昏飛行が見られます。体長80m/m。
(2013.7:上志段味)

*エゾトンボ科*

 
オオヤマトンボ
滝水池でパトロール中のおおやまとんぼ。葦の生えている大きな池ではほとんど見られます。体長80mm。
(2001.5:下志段味)
  コヤマトンボ
東谷山北麓、庄内川で羽化していました。エゾトンボ科の中ではよく見られます。体長75mm。
(2001.5:上志段味)

 

*ムカシヤンマ科*

ムカシヤンマ
東谷山の麓で見られました。以前吉根での記録がありますが守山からは絶滅したと思っていました。体長80mm。
(2005.5:上志段味)