守山の虫かご  

甲虫類の仲間・T

(こがねむし)

 

蝶ととんぼを除いた昆虫の中で、良く見られるもの、名前が普遍的な昆虫を取り上げてみました。いずれも2000年6月以降に確認したものです。

*コガネムシ科*

 

カブトムシ
こならやあべまきの樹液によく集まってきます。昼間でも運がよければ勇姿を見ることができます。体長45mm
(2001.7:上志段味)

 

ヒメコガネ
さまざまな葉を食べるので、害虫のレッテルが貼られています。よく見かけます。体長15mm。
(2001.7:下志段味)

 

   
コアオハナムグリ
ひよどりばな等の花の上で蜜を吸っているのを良く見かけます。体長14mm
(2000.9:小幡)
  カナブン
こならやくぬぎの樹液を吸うために集まっています。普通種で、体色も緑色や褐色など変化が多い。体長25mm。
(2001.7:小幡)
  シロテンハナムグリ
のりうつぎやいぬざんしょうの花でよく見かけます。普通に見られます。体長23mm。
(2001.8:上志段味)

 

 
ヒメアシナガコガネ
がまずみやさわふたぎの花にはたくさん集まっています。普通に見られます。体長8mm。
(2001.6:上志段味)
  コフキコガネ
守山ではしばしば見かけられます。イネ科の葉に止まっていました。体長30mm。
(2001.7:上志段味)

 

   
アオハナムグリ
のりうつぎの花によく来ています。守山では割合見かけられます。体長16mm。
(2001.8:上志段味)
  ハンノヒメコガネ
はんのきで普通にみられます。体長15mm。
(2001.7:下志段味)
  コイチャコガネ
全体に細かい毛が生えています。くぬぎやこならを食し、初夏にはそれらの葉の上で良く見られます。体長10mm。
(2002.5:上志段味)

 

 
セマダラコガネ
雑木林で葉の上などで普通に見られるこがねむしです。触覚を広げていることが多い。体長10mm。
(2002.6:上志段味)
  クロハナムグリ
栗の花に来ていることが多い。他のこがねむしに比べると守山では少ない。体長13mm。
(2002.6:上志段味)

 

   
ドウガネブイブイ
どんな葉でも食しますが、特にぶどうやいたどりには多く見られます。体長20mm。
(2002.6:吉根)
   センチコガネ
幼虫は動物の糞を食べています。守山では犬や猫の糞が対象で公園でも見られます。体長16mm。
(2002.8:大森)
  ヒラタハナムグリ
春に咲く花にはほとんど見られます。小さいので花に埋まって花粉を食べています。体長5mm。
(2003.4:牛牧) 


コガネムシ
金緑色に輝く姿はとてもきれい。のぶどうの葉をかじっていました。体長20mm。
(2002.8:下志段味)
ヒメビロウドコガネ
危険を察知するとすぐに丸まってしまいます。割合雑木林の下草で見かけます。体長8mm。
(2002.7:上志段味)


マメコガネ
コガネムシの中ではもっとも普通に見られます。特にクズの葉やノバラの葉には多く見られます。体長10mm。
(2003.6:下志段味)
ナガチャコガネ
夕方に活動が見られます。幼虫は各種の根を食べるので害虫にされています。体長12mm。
(2003.6:上志段味)
オオコフキコガネ
コフキコガネとは体毛が白色の点で異なります。栗の木にきていました。体長28mm。
(2003.8:吉根)


クロコガネ
市街地で見られました。食べ物があるのでしょうか。体長15cm。
(2006.5;守山)