守山の虫かご  
甲虫類の仲間・V


*タマムシ科*

 
ウバタマムシ
12月も半ばに日光浴で暖を取っているのに出会いました。体長30mm
(2000.12:川東山)
 

タマムシ
丘陵地でたくさん見られます。えのきの木の周りを大きな羽音を立てて飛んでいるのをよく見かけます。体長35mm
(2004.8:上志段味)

 

 
マスダクロホシタマムシ
体長10mmそこそこですが、緑に輝き大変きれいな虫です。杉を加害するため割合見かけます。
(2002.7:上志段味)
  クズノチビタマムシ
くずの葉で普通に見られます。とてもたまむしの仲間とは見えません。体長4mm。
(2003.5:中志段味) 
ムツボシタマムシ
伐採木や枯れ枝で見られます。特徴ある斑紋なので遠目からでもそれとなく判ります。体長10mm。
(2003.5:上志段味)

 

ウグイスナガタマムシ
広葉樹の伐採木で割と見かけることが多い。小型のものは良く似たものが多い。体長6mm。
(2003.5:上志段味)
ヒメヒラタタマムシ
あかめがしわに寄生するので守山でもよく見られます。翅の色は銅色から緑に近いものまでさまざまです。体長6mm。
(2003.6:上志段味)


クロナガタマムシ
飛んでいる時はお腹の藍色が強くきれいです。死んだ振りをしていて急に飛び立ってしまいました。体長12mm。
(2003.6:上志段味)
クリタマムシ
栗やコナラの害虫で生枝につき、時に枯らすこともあります。体長5mm。
(2003.6:上志段味)
ヤナギチビタマムシ
柳の葉を食べていました。見た目はクズノチビタマムシに似ていますが、カメラで初めて違いがわかりました。体長4mm。
(2003.7:川東山)


 
オオウグイスナガタマムシ
クヌギや栗のひこばえで、見られることが多い。前胸の赤褐色がポイント。体長8mm。
(2003.7:上志段味)
ナミガタチビタマムシ
ムクノキやエノキで見られます。とはいうものの小さいので簡単ではない。体長3.5mm。
(2004.4:中志段味)
ムネアカチビナカボソタマムシ
アカメガシワの葉で見られます。アカメガシワの葉の基部の蜜腺に来ているのをよく見かけられます。体長4mm。
(2017.7:上志段味)


シラケナガタマムシ
藤につきます。守山では最近良く見られるようになりました。体長6mm。
(2004.7:上志段味)
アオマダラタマムシ
ソヨゴの粗朶に来ていました。産卵のためでしょうか。金緑色でとてもきれい。体長22mm。
(2006.7:上志段味)
コウゾチビタマムシ
コウゾや桑の木につきます。守山でもコウゾで普通に見られます。小さくて見落としがちです。体長3.5mm。

(2007.6:中志段味)


*テントウムシ科*

   
テントウムシ
田畑の周りで普通に見られます。あぶらむしを食べるためあぶらむしのついた草花を探せば大概います。紋は多様です。
(2001.4:小幡)
  ナナホシテントウ
田畑の周りで普通に見られます。2月でも暖かい日には見ることが出来ます。
(2003.6:中志段味)
  ニジュウヤホシテントウ
ナスやジャガイモを食害します。畑で普通に見られます。体長6mm。
(2001.8:鳥羽見)

 

 
キイロテントウ
てんとうむしの中では異色で、うどんこ病などの菌類を食べます。体長4mm。
(2001.10:上志段味)
ヒメカメノコテントウ
アブラムシを食べるので、普通に見られます。体長5mm。
(2003.6:牛牧)

 

ヒメアカホシテントウ
紅い小さな紋が特徴。カイガラムシを食べる益虫です。体長4mm。
(2003.6:牛牧)
アカボシテントウ
コナラやアベマキにつくアブラムシを食べます。きれいなテントウムシです。体長7mm。
(2003.8:上志段味)
ダンダラテントウ
斑紋の変化が多いが守山では肩のところと後ろよりの紋のあるものが多い。体長4mm。
(2003.11:上志段味)

 

ムーアシロホシテントウ
美しいテントウムシ。うどんこ病等の菌類を食べます。体長5mm。
(2005.7:上志段味)
ハラグロオオテントウ
大型のてんとう虫です。幼虫が桑の天敵クワキジラミを捕食しますが、なぜか桑の木が少ないところで見られました。体長12mm。
(2018.5:中志段味)