守山の蝶  

雑木林で見られる蝶
No.1

 

 

サトキマダラヒカゲ
(ジャノメチョウ科)
最近個体数が減っています。ちょっとした林にもいます。めだけやねざさ等のたけ科植物です。
(2001.8:小幡)

 

クロコノマチョウ
(ジャノメチョウ科)
雑木林の主です。夕方から活発に活動します。最近よく見かけるようになりました。食草はじゅずだま等のいね科です。夏型。
(2002.7:下志段味)

 

   

カラスアゲハ
(アゲハチョウ科)
丘陵地帯で普通に見られます。幼虫はこくさぎを食べています。
(2000.7:大森)

 

コチャバネセセリ
(セセリチョウ科)
雑木林で普通に見られます。幼虫はねざさ等のささ類を食べています。
(2001.7:下志段味)

 

コミスジ
(タテハチョウ科)
三筋が明快な小さい蝶。すべるように飛んでいます。主としてふじを食草にしています。
(2002.7:中志段味)

 

 

キチョウ
(シロチョウ科)
雑木林ばかりでなく川原・畑や時には市街地でも見られます。食草がはぎ類のためです。
(2002.8:上志段味)

  ダイミョウセセリ
(セセリチョウ科)
守山の丘陵地帯に多く生息しています。後翅の白紋はほとんどありません。食草はやぶにたくさん生えているやまのいもです。
(2001.5:下志段味)

 

   

コジャノメ
(ジャノメチョウ科)
よく似たひめじゃのめと同じ所にいますが、出現時期が微妙にずれています。食草はいね科です。
(2000.8:大森)

  コツバメ
(シジミチョウ科)
春先のみ出現する蝶です。つつじが生えている雑木林ならたいてい見られます。小さいのと枯葉の中では保護色となって見つけにくいものです。食草はつつじ科です。
(2004.4:上志段味)
  テングチョウ
(テングチョウ科)
越冬した個体や7月に孵化した個体が見つけやすい。いずれも湿った地面で吸水しているものに出会えます。驚くと木に止まって擬態を演じます。食草はえのきです。
(2001.3:上志段味)

 

 
クロアゲハ
(アゲハチョウ科)
食草がみかん科のため人家近くでもたくさん見られます。守山の雑木林ではいぬざんしょうを食べています。
(2002.5:下志段味)
  ジャコウアゲハ
(アゲハチョウ科)
羽がぼろぼろですが、胸と腹の尾の先が赤くて確認できます。食草はおおばうまのすずくさで、近くにたくさん生えていました。
(2002.5:吉根)

 

   
スジグロシロチョウ
(シロチョウ科)
食草はいぬがらしなどのため川や田畑でも見られますが、むしろ雑木林でよく見られます。
(2001.5:吉根)
  ヒオドシチョウ
(タテハチョウ科)
5月下旬から6月いっぱい見られますが、以後夏眠し秋はあまり見られない。食草はえのきと柳類です。
(2001.5:大森)
  ウラゴマダラシジミ
(シジミチョウ科)
名古屋唯一の産地として吉根が有名でしたが見られなくなりました。代って志段味地区で少数ながら見られるようになりました。食草はいぼたのきです。
(2002.5:中志段味)

 

 
オオウラギンスジヒョウモン
(タテハチョウ科)
新しい個体でした。まだ飛ぶのもおぼつかない状態で明らかにここで生まれたもののようです。食草はすみれ類です。
(2006.6:中志段味)
  ウラミスジシジミ
(シジミチョウ科)
ここで見られるとはまさかという感じです。いずれの地にも個体数は少ない。食草はコナラです。
(2005.6:区外50m)
守山区成田進氏からの提供