菜園歳時記

(我が家の菜園の旬をお届けします)



*市場小路メロン*

 
猛暑の中他のメロンはつるが枯れてしまいましたが、この市場小路メロンだけはつるも枯れずに元気に育っています。毎年育てては種をとって繰り返していますので何かと交雑しているかもしれません。子づる4本仕立てで各つるに1果で4個取りが出来そうです。まもなく受粉後55日になるので完熟がとれそうです。傷ついて早く収穫したものを食べてみたのですが、果肉は固めですが糖度はまずまずのものができました。赤肉系です。この完熟したものの味が楽しみです。今年はプリンスメロンも熟す前につるが枯れてしまい最後の砦となっています。(2023/8/7)



*万次郎カボチャ*

万次郎カボチャを育ててみました。高知県の種苗店から苗を購入しました。2株購入し1株は途中で枯れてしまいました。別のところに植えたものはとても生育旺盛でつるを20メートル四方に伸ばしています。まだまだ伸びる雰囲気です。雄花は出来ているものの花粉が少なく別の日本カボチャの株の雄花を利用し受粉しています。西洋カボチャでは受粉がうまくいかないようです。ズッキーニでは受粉しました。100個は実がとれるという触れ込みでしたがまさに生育旺盛で我が家の狭い畑ではつるを途中で刈り取ったり方向を曲げたりでかなりストレスをかけているようで雌花がかなり生育しなかったものが出ていました。それでも何とか30個くらいは実がとれるようです。受粉後30日ほどで収穫しその後2か月キュアリングすれば甘いカボチャに仕上がるとのことで今から楽しみです。(2022/10/3)


*サツマイモのベニマイコ*
PVPが話題になってきており品種もマイナンバー化の方向。特に新品種はPVPというお墨付きで売られているようになりました。このサツマイモのベニマイコもそのたぐいのようです。タグにはPVPの名前が入っています。ウエブサイトではまだベニマイコではヒットしません。ベニアカリのウイルスフリー品種ということのようです。苗の状態は葉柄が長くほっそりした印象でしたが成長するにつけ通常のものと変わらなくなりました。通常のベニアカリも作付けしてありますのでその違いがあるかどうか観察していきたいと思います。(2022/7/3)


*ネット栽培の地這キュウリ*

今年の夏は9月に入っても高温続きで夏野菜は早々とギブアップ。特にキュウリは早く枯れてしまいました。9月半ばに地這キュウリの種をまいてみました。遅いのも承知でしたが高温が続くとの予想で何とかなるのではないかと考えていました。秋取りのさやえんどうを植えて試してみたのですが高温障害で大きく成長できず失敗に終わりました。逆にキュウリはすくすくと育ち10月下旬から次々と花を咲かせてくれました。この時期ウリハムシがいっぱい活動していましたので、ネット栽培できる地這キュウリを選んでネット栽培としました。ウリハムシが少なくなった10月末からはネットを外しました。温室栽培でなく地植えなのでこの先いつまでもつか楽しみです。

今年のトウモロコシのネット栽培は大成功でして1つもアワノメイガの餌食にならずすべておいしくいただけました。サツマイモもネット栽培を試みたのですが完全にはコガネムシの幼虫を遮断できず改善の余地ありです。葉物のネット栽培でも細かい目のネット(0.6mm)を使ってもアブラムシは遮断できず今後の課題です。(2021/11/6)

*トウモロコシのネット栽培*
 
野菜の無農薬栽培を続けていますがどうしてもトウモロコシはアワノメイガの食事提供に終始してしまっています。豆ぐらいの高さなら防虫ネットとU字支柱で防げるのですが2m近いトウモロコシには難しい。穂の出るタイミングを見計らって農薬を使用するというのが一般的なようです。農薬をまくタイミングや回数などいろいろ変えているがいつもやられてしまうとのこと。したがって多量に多回数しかも強い薬施行になってしまっているようです。農薬をやめて虫食いを容認して食べるのは自分ならまだしも人にはあげられない。

今年支柱を立てて防虫ネットで囲む方法を取り入れることにしました。5x1.8mの防虫ネットを3張使って囲むことにしました。1.8mx16mmの支柱を畝の左右に4本ずつ1.3m間隔で立て20cmほど土に差立てました。4本の支柱の上部で2mの支柱を2本横に這わせ百金で売っている16mmの支柱クロスで止めました。左右の支柱の間隔は80cm、それを水道で使う13mmのパイプとL型フックではさみ1.8mの支柱の先に差し込んで固定し、これを4組使いました。これで骨組みは完成です。防虫ネットを横に通した2mの支柱から垂れ下げて支柱を16mmの支柱クロスで固定し2張りのネットで横をすべて囲いました。上部も防虫ネットで被い横の2mの支柱に適当なところで支柱クロスで固定し、一応見た目は外部を遮断した形になりました。それでも隙間はあるので完全にということはないですが一部の蜂などの虫には入られました。支柱クロスの数を増やしたりすることで対応しています。雌穂が出て交配も済んだので雄穂はすべて念のため刈とってしましました。アワノメイガは雄穂につられて集まってくるので用心のためです。今のところはアワノメイガの食痕跡や侵入穴は見られてないので収穫が楽しみです。(2021/7/6)


*ジャガイモの新規品種の栽培*

 
昨年はタワラヨーデルを栽培しました。食感はきめ細やかでクリーミーでした。しかし小さな芋が多くて出来はいまいちでした。いつも植えているアンデスレッドは好みの食感なのでこちらを主栽培としています。今年はグラウンドペチカが手に入ったので初めて栽培してみました
この品種の売りは栗のような食感とのことでアンデスレッドが好みの人向きな品種とのことです。タワラヨーデルにも近い品種とのことです。実際栽培してみると葉の形もアンデスレッドに近く花もアンデスレッドよりさらに濃い紫色です。画像の右がアンデスレッドで左側の濃い紫色がグラウンドペチカです。葉はよく似ていますね。またタワラヨーデルにも似ていましたが花の色が濃い紫で明らかに違っていました。デストロイヤーの別名があるようなのでグロテスクな色の芋が楽しみです。
サトイモも今年は絹あかりという品種を栽培してみました。高級料亭で使われる里芋ということですが果たして食感はどうなんでしょうか。ここしばらくおいしいといわれている大野芋を栽培しているのですが、芋も大きくならないし、特にそんなおいしいという感じがしてないので土垂で十分という思いがあります。新規栽培品は育てて食べてみるのが一番の楽しみです。(2021/5/4)


*黒豆の収穫*

やっと葉が枯れだして収穫できるようになりました。年の瀬も詰まってきて黒豆の煮物に何とか間に合いそうです。1株だけ残して撮影しました。注目点は株元です。地際で2股になっていると思います。黒豆を植え付けるときにそのまま苗を植えると、どうしても徒長してしまい節間が長くなってしまうのを防ぐために一工夫しています。苗を断根し双葉の上で切断して挿し木のようにしてもう一度植えなおします。こうすることで双葉のところから新芽が出て地際で2股になり徒長も抑えられます。したがって収穫も2倍?となっているかわかりませんが実が増えていることは確かなようです。この方法ですと徒長しないのでネットをかぶせることができ、虫を防ぐことができます。無農薬では豆が虫に食べられてしまい植えられないという場合は試していただきたいと思います。ネットをかぶせてからは、今年も全く虫にかじられていません。(2020/12/23)


*ハロウィンスイーツ*

サツマイモの新品種です。ベータカロティンの含有量がとても多く果肉がオレンジ色をしています。味はカボチャに近いものがあります。加熱するとさらに濃いオレンジ色になります。栽培的には特に難しくなくほかの品種と同様な出来でした。コガネムシの幼虫にかじられる被害は紅はるかやシュガースイーツに比べると格段に少なくうれしい限りでした。同じ畝で作っていましたので何か不思議な感じがしました。植えた当初はあまり生育が芳しくなく茎の伸長も遅い感じでした。2か月後にはほかの品種とそん色ない生育となりました。入手した苗の出来不出来かもしれませんが。

なお新品種のミニトマトのシュガリーテールは栽培は手がかからず易しいものの味はもう少し糖度が欲しい感じで、以前から栽培しているアイコやピンキーを超えられない結果となりました。(2020/11/4)


*夏植えのスイカ*

今年の7月は猛暑が続いたせいなのか、スイカがつる枯れしまともな収穫ができなかった。収穫時期までつるが持たないのは初めての経験。そんななか夏植えのスイカがあることを知り試してみることにしました。品種は小玉スイカの愛娘(まなむすめ)。7月18日に種をまき、スイカばかりでなくメロンも同様つる枯れしたのでそのスイカとメロンを植えていて枯れた株間に植えてみました。猛暑の中何とか育ったのですが、つるが細くて太くならず。猛暑の中では厳しい感じ。しかし枯れることもなく雄花も雌花も小さいながら咲いてくれました。8月中に1株に1〜2果つけてくれました。9月に入りつるの先が猛暑ですでに成長が止まって枯れているものもあり果たして9月いっぱい持つか怪しい雰囲気。猛暑日はなくなってもう少し気温が下がらないかと祈る毎日です。いずれも実は小さく大きくなっていません。2Kgとなるとのことだったのですが、どう見ても500g位しかありません。1人用のミニミニスイカとしか見えませんがもう少し大きくなってほしいものです。従って何とか元気な葉が残ることを祈るばかりです。(2020/9/7)

*サトイモの花*
初めてサトイモの花が咲きました。品種はセレベスで南方系。今年は例年に比べて早くから暑い日が続いたのと、特に雨続きで高温多湿だったことで現地の気候に近かったことで花が咲いたようです。中国南部の雲南省ではこの花を食べるようです。どうやって食べるのでしょうか。セレベスの茎はズイキのように食べられるので花の下の太い部分を食べるのかもしれません。8株のうち大きな株の5株に花がつきました。中には1株に2つ以上の花をつけているのもありました。花は3-4日ほどで枯れて次の花径が根本から出てきました。しかし梅雨明けで日照りが続くとすべて枯れてしまいました。(2020/8/7)

*ジャガイモ・タワラヨーデル*
ジャガイモの新品種で俵氏が25年かけて作り上げたといわれています。ジャガイモの本場ヨーロッパのものを超えるという意味でヨーデルと命名されたとのこと。俵さんのはよー出来るとの意味もあるとかないとか。多収穫で味もサツマイモの感じがするとのことでおやつ感覚で美味とのこと。その触れ込みを知っていたものの、種イモは今回初めて目にすることができました。芽出しもほかのものより早くさらに花も早く咲き始めました。葉の形も特徴があり画像の左側がタワラヨーデルです。右側が男爵でその違いは歴然です。やや背丈が低く小ぶりです。どんな芋がとれるのか今から待ち遠しい。
ほかに今年は新品種を試しています。ミニトマトのシュガリーテールそれにサツマイモのハロウィンスイーツです。順次紹介したいと思います。家庭菜園の楽しみの1つとして新品種を栽培してみること。これがどんな野菜にも当てはまりよくできて食べておいしければ毎年栽培を繰り返すということになります。例えばネギの法性寺ネギも旬は終わったのですが、ネギ坊主ができずこの時期も食べられて重宝しています。良いと思われる情報のアンテナを広げてそれを栽培してみるという試みは、毎年なにかと出てきて楽しみは尽きない。(2020/5/14)

6月20日過ぎまだ枯れてはなかったのですがこの後雨続きということで掘り上げました。赤く勾玉状の芋です。きめ細かなでんぷん質でクリーミーでポテトサラダには最適との触れ込み通りの味でした。まだ5株ほど残して置いていたらまだ花が咲いています。いつ枯れるのでしょうか。(2020/7/8)


*晩秋の菜園*

 
今年の秋はいつになく気温の高い日が続いた。エゴマやゴマの収穫もずれ込んでいる。エゴマはやっと黄葉になって収穫できた。ゴマはまだまだ青いものが多い。気温が高いと言うことは秋植え野菜にとっては吉ばかりとは言えないようだ、害虫の活動も活発で特に無農薬を自選している向きには手間のかかること計り知れない。第一弾の青菜は見事に害虫の餌と化してしまった。

画像の手前からタマネギの極早品種を植えてあります。左側はジャガイモ。2列目と3列目のネットは白菜。一部巻き始めたが例年に比べ遅い。ヨトウムシとの格闘は続いている。どこからやってくるのか定期的に見回りが欠かせない。2列目の左側はサツマイモ。他の畝のものは収穫したもののコガネムシの幼虫に食い荒らされてみる影もない。ひどくて人にはあげられない状態。サツマイモばかりでなくどこを耕してもコガネムシの幼虫に出くわす。こんなに大発生したのも初めて。その後ろの背の高いネットは黒豆。今年は葉を食い荒らす幼虫にもあわずにかなりの収穫が期待できそうです。その後ろは里芋でまだ葉は痛んでいるものの生い茂っています。今年はセレベスや土垂のほかに初めて大野芋を植えたのでその出来が楽しみです。カボチャやオクラ、なす、キュウリなどはまだ実をつけていて最後の奉公。大根やカブ、小松菜など冬野菜も収穫が始まりこの時期ならではの夏冬混成収穫。(2019/11/7)


*メロンと夏野菜*

今年は早くから猛暑になり又雨が降ると多雨で夏野菜には厳しい状態が続きました。その結果生育が長続きせず多くが瀕死の状態。スイカはツルが枯れるものが続出。実は成熟前の状態でストップ。ブラックパールは壊滅。株の勢いが強いサンバ2だけは最後まで残り多くを収穫することが出来ました。サンバ2も収穫後ツルは枯れてしまいました。ピロマスターだけは現在も生き生きとしており花もつけてうらなりの実をつけていてこのまま夏を乗り切れるかもしれません。
同じようなのがメロン。最初はたくさん実をつけていたのですがやはりつるが枯れて多くの実は腐ってしまった。わずかに残ったものは画像のようにやっと収穫にありつくことが出来ました。コロタンもアームスメロンも残ったのはわずかそれぞれ1株のみ。画像のものは3年ほど作り続けているが品種は不明。
トマトやナスも元気がない株が多い。パプリカの実も腐るものが続出。どうしたことかわけが分からない。カボチャも同じように瀕死状態のもあるものの、まだまだ元気良く雌花をつけているものもありこの天候の影響を受けたもの、あまり影響のないものの違いは品種の違いにあるようだ。1品種だけ育てると言うのはリスクが大きいいということを実感。枝豆やとうもろこし、キュウリ、ゴーヤ、オクラは順調に収穫。(2019/8/6)


*枝豆の花盛り*

夏野菜の季節到来。松阪ではとうもろこしが直売されたとの映像が流れていましたがうちではやっと雄花が覗いた状態。楽しみな季節ではあります。枝豆もやっと花が咲き出しました。茶豆はまだですが最初にいた黒豆系の快豆黒頭巾です。とうもろこし同様何回かに分けて種を蒔いて長期間収穫が出来るように少しづつ育てています。枝豆は種類も多くなるべく食べておいしいと言われる品種を試して育てられるのが家庭菜園のよいところでしょう。それに引き換えとうもろこしは交雑しやすく単品種栽培しないと本来の味が出ないので我が家では味?に統一しています。

他の夏野菜は順調な生育。ナス、キュウリ、ピーマンはすでに実が形成され収穫が始まった。ナスやキュウリは品種をそれほど選ばないがピーマンだけは大きな実のものを選んでいます。いわゆるジャンボピーマンとかメガピーマンといわれるものにしています。シシトウも同じくジャンボシシトウにしています。パブリカは良い苗に恵まれず種子から育てているため収穫が秋になってしまっています。何とかいい苗を見つけて一果150g以上になるものにしたいものです。トマトやスイカ、カボチャも実がとまって今後の成長が楽しみ。
(2019/6/8)


*白ゴーヤと秋の収穫*

2つの台風の影響を受けて秋の収穫は早仕舞い。一番大きかったのはりんごで8割がた落ちてしまった。まだ赤くなっていないのに残念。それに引き換え柿はヘタの茎の部分が太く短いのでほとんど落ちなかった。しかし枝にこすれて実に傷ついているものが見られるが多くはない。今年は夏暑かったのが幸いし柿は当家では大豊作。お祭りにも奉納できそうである。5月に植えたサツマイモは収穫。これも豊作で大きな芋になっていた。なによりうれしいのは全く虫に食われてない。例年ですとコガネムシの幼虫に食われて食痕が目立ち人にもあげられないものばかりなのに今年はどうしたことだろうか。対策は何もしていないのに不思議。しかしメイガやヨトウムシ類は大発生。夏暑くて草だらけだったことが影響しているようだ。とうもろこしは壊滅。黒豆もほとんど葉が枯れるほど食べられて実がほとんどついていない。ゴボウの葉も筋だらけ。トマトの実もかじられて秋になってなりかけた実が3割ほど食べられた。白菜、大根、里芋やジャガイモの葉にもついていて毎日が見回りに時間を割いている。アブラムシも出始めて無農薬菜園は超多忙。秋茄子やピーマン類に混じって画像の白ゴーヤが息を吹き返し今年最後の収穫。(2018/10/9)

*カボチャ3様*
 
本格的に夏野菜のシーズンを迎えた。かぼちゃはまずエビス系が順調に育っている。画像の通り赤皮、黒皮、白皮と3種3様の実がなっている。いずれもエビスカボチャほど大きくならず手ごろな大きさなので気に入っている。日本種やバターナッツはまだ実が出来ていない。万次郎は最後に植えたのであるが生育がすこぶる旺盛で早くも1個実をつけた。秋までどれだけ収穫できるか楽しみ。サツマイモは今年は例年より1ケ月も早く5月はじめに植えた。9月に収穫が出来るだろうか。スイカは一通り実をつけて新規の雌花が中休み状態。メロンはアームスメロンはまずまず。ノーネットメロンは出来すぎでたくさん実をつけている。摘果が必要な状態。とうもろこしは第一弾として植えたものは収穫時期に入ったがほとんどメイガにやられてしまった。無農薬の栽培は難しい。枝豆は背も低いのでネット対応できるがとうもろこしはいかんともしがたい。キューリ、ナス、トマト、ピーマン類、インゲンは順調に成育し少しづつ収穫出来ている。(2018/7/3)

*ソラマメの花*
冬越しの春野菜は順調どころかほとんどとうが立ってしまった。取り遅れた大根やカブも花盛り。3月に蒔いた大根やほうれん草は暖かい日が続いているため順調な生育。この分だと早く収穫出来そう。新玉はすでに十分な大きさになり大きいものから収穫しています。植え放しにしていた種芋用の里芋は早くも芽と根が出揃って定植を済ませたがむしろ遅かった。何とか間に合ったという感じ。今年は例年になく早い。今年の夏は猛暑の予想も出ているのでズッキーニなど早目の植え付けが必要かもしれない。サヤエンドウなどは今が花盛り。負けじとばかりソラマメも背丈はまだ低いが早くも満開となっている。アスパラやヤマウドも芽を出し春の息吹を満喫。(2018/4/3) 

*エゴマ*
秋冬野菜の種蒔き、苗の定植は遅れ気味。大根などの第3弾が残っている。第1弾のものは順調に育っている。白菜は葉が立ってきて巻き始めた。第2弾のものは葉数も少なく少しの遅れが大きな違いとなっている。大根も然り。第3弾の白菜はまだ間引きが済んでいない。第3弾のものは春にも育てられる野崎系の品種を育ててみました。1本立ちまでまだかかりそうな状況。早く気温が下がったので今後の生育が心配。中秋の名月を迎えたので里芋やサツマイモの試し掘りを行った。まずまずの出来で一安心。青ジソは早くも実がついたので収穫して佃煮とした。エゴマはやっと花が咲き出した。まだまだシソと違い葉は利用できている。シソは虫にやられることはないが、エゴマは芯食い虫が好きと見えてかなり花芽をやられている。農薬は使わないので致し方ない。それでも今年は少ないほうで助かっている。
夏野菜はオクラやナス、ピーマン類、ゴーヤはまだまだ収穫できている。キューリと大玉トマトはすべて枯れて撤収。かぼちゃは夏の終わりに蒔いたものが雌花が形成されているが、ものになるのだろうか。今年初めての挑戦なので楽しみ。従来行っているミニトマトは順調に実がつき始めた。キューリはなぜか大きくなる前に枯れてしまった。季節に逆らって育てるのは難しい。(2017/10/4)


*加賀太きゅうり*

 
キュウリは例年夏スズミと北進、それに神田四葉を栽培してきた。今年は加賀太キュウリの苗を見かけたので1株試しに栽培してみた。画像のとおり立派な実をつけてくれました。どのような食べ方がよいのかわからないがいろいろ試したいものです。しかし次の雌花が見られなかったので調べたところこまめな剪定が必要とのことで早速実践。何とか小さな雌花が出来ほっと一安心。やはりその品種にあった栽培方法があるようだ。
夏野菜は順調。ナスは黒陽、庄屋大長、米ナスいずれも収穫中。かぼちゃもえびす系がまもなく収穫を迎える。西瓜も同じ。高温が続いているのでトマト同様順調。代わりにズッキーニは元気がない。里芋も水分不足がたたっているのか葉がまだ小さい。とうもろこしや枝豆の収穫もまじかに迫っている。(2017/7/6)


*かぼちゃ・くりひろ*

西洋かぼちゃも多くの園芸会社からいろんな品種が出ている。”くりひろ”もその1つ。えびすかぼちゃに比べて色が黒い。はやばやと実をつけたものの株の成長はイマイチ。低節位の実なりは避けるべきとのことであるがそのまま放置している。外にえびすも成っていて、スイートきんちゃんという赤かぼちゃもあるので様子見にしている。バターナッツも順調に育っていて赤ちゃん雌花も出来ている。スイカにしろメロンにしろウリ科の作物は雌花が出来ているとうれしいものです。今年はアームスメロンを種から育てているのでこちらも楽しみ。こちらはまだ雄花ばかりで雌花待ち。もう少しつるが延びれば期待できそうです。
ほかの夏野菜はキュウリ、ズッキーニ、ナス、ピーマンは初なりを収穫し、順調に生育できている。えだまめやとうもろこしも花が咲いた。ネオアースのタマネギの収穫を終え、じゃがいもやらっきょう、にんにくと収穫も次が待っている。(2017/6/6)


*新玉*

早生のたまねぎが収穫期を迎えた。今年は桜同様遅くなったものの出来は良い。例年に比べ花芽が出ているものがほとんどない。心置きなく人にあげられる。画像の奥もタマネギですがこちらは晩生種。やっと茎が太り始めた程度。春キャベツは不出来。アスパラガスも昨秋枯れたものが多く今春は散々。2年目のものが細い芽を出しているばかり。ソラマメやサヤエンドウなどの豆類はすこぶる順調で花盛り。春蒔きの青物が済んで、夏野菜用の畝つくりが忙しい。ジャガイモはすっかり芽が出た。サトイモも土垂は芽を出した。長いもやショウガの植え付けが控えている。果樹もさくらんぼや桃、梨が満開を迎えている。
(2017/4/12)


*セレベス芋*

冬野菜の収穫が始まった。白菜の出来が良くない。伝統野菜の野崎白菜はいずれも小さい。先日農協主催の農産物品評会があったが、こと白菜に関しては出品作は例年の半分程度しかなかった。大根も太くならず細いものが多い。品評会も同じような傾向。たくあん漬けには良いかもしれない。サトイモも夏の水不足がたたったのか大きなものは少ない。今年初めて作ったセレベス芋も葉が小さく芋も小さいものしか出来なかった。しかし食べた感じはホクホクでカレーにはジャガイモよりおいしい。煮物もおいしく今後毎年作付けしたいものです。
じゃがいもはいつまでも青々と茂っている。試し掘りでは芋の数は少ないがでかいものが出来ている。このまま霜でしおれるまで収穫は延期。ミニトマトとパプリカはまだ実を付けているもののさすがに食味は落ちている。まだ黒豆と落花生、ショウガの収穫がひかえている。春野菜の植え付けは完了して順調な生育。(2016/12/5)


*ショウガと収穫の秋*

ハロウィンの収穫祭も終わってしまったが今年はまだ秋の収穫は続いている。10月は高温期が続き収穫の着手が遅れてしまった。サツマイモは3種類を作ったがいずれも豊作。しかしいずれもコガネムシの幼虫にかじられて見た目が悪い。特に安納芋と新品種のシルクスィートはひどくかじられた。昨年無事だった紅はるかもかなりかじられて無事なものはわずか。人にはあげられなく困った状況。しかし甘さはいずれも最高の出来。特にシルクスィートで作った芋羊羹は絶品だった。この品種のうたい文句、シルクのような滑らかな食感がマッチしているようだ。

これに引き換え土垂れのサトイモは不作で芋が小さい。セレベスはどうだろうかまだ試し掘りもしていない。ミドリ豆や紫蘇の実、エゴマの収穫は済ませた。紫蘇の実は佃煮として食卓に出ている。かぼちゃや冬瓜、夕顔(かんぴょう)はまだ一部の実が熟してないのでそのままにしている。大玉トマトは青い実が再度つき始めているのでピクルスには出来そうです。8月に蒔いたミニトマトは昨年より出来は悪いがそれなりに甘く出来ているが今後は気温次第だろう。落花生とショウガはやっと葉が黄色くなりかけたのでまもなく収穫を迎える。画像のとおりショウガは葉数も多くまずまずではないかと思っています。ジャガイモはまだ青々としている。

冬野菜の大根は一向に太くならず生育が遅い。種から蒔いた伝統野菜の野崎白菜は葉数も少なく巻きが遅い。ほかの青菜はまずまずですが、アブラムシやヨトウムシと格闘している。虫の活動も例年になく活発でネットをしていてもかなりやられた。春野菜の植え付けは晩生種のタマネギを除いて順調に推移。(2016/11/5)


*白菜と秋野菜*

畑ではまだ夏野菜も残っている。ナスは秋茄子になっているがまだやわらかいものが収穫できている。きゅうりは夏に蒔いたものが収穫できているが、実の成長が遅れだしてきた。ミニトマトは8月に蒔いたものが赤くなってきた。しかし例年に比べるとキュウリもミニトマトも根元の茎が細く弱弱しい。9月の高温に続き長雨で日照不足の影響だろうか。オクラやピーマン、シシトウの夏野菜はまだ元気。

9月に蒔いた白菜やほうれん草、大根、蕪は順調に育っている。白菜は最初の苗を植えたものは芯が巻き始めてきた。夜盗虫や芯食い虫を見つけては退治に追われている。防虫ネットを覆っているものの効果があるのはモンシロチョウの青虫くらいである。アブラムシもつき始めている。白菜の見回りは毎日欠かせない。第2弾として蒔いた伝統野菜の野崎白菜も順調に育っている。間引き菜を食している。

西洋かぼちゃは撤収したものの、日本かぼちゃはまだ花をつけてすこぶる元気。ためし掘りしたサツマイモは高温が続いて太り気味。早めの収穫が良いのかもしれない。ただサトイモは夏の少雨高温のためか不出来。日陰になっているところは大きな葉をつけているが1日中日向のところは葉も小さく貧弱。ためし掘りしたが子芋は小さなものばかり。黒豆も早く蒔いたものは実付きが悪い。遅く蒔いたいわて緑豆はまずまずなので明暗が分かれた。枝豆として一部を収穫。シソやエゴマは花盛りで秋の収穫が楽しみ。(2016/10/7)


*八丈オクラ*


猛暑の中、スイカやメロンは早々と弦が枯れてしまった。トマトも4株も枯れてしまった。しかし残った株は順調で例年に比べ多収となった。特に桃太郎ゴールドは割れも少なく良いものが多かった。しかしピーマンは日焼けが顕著で収穫減。特にカラーピーマンは大きく影響を受けている。とうもろこしは順調でアワノメイガの被害は例年に比べ少なかった。現在は最初に収穫した種子から苗を育て第3弾として植えた。秋の収穫が楽しみ。枝豆も収穫が終わり黒豆と岩手みどり豆を植えた。ミニトマトも種をまいていずれも秋の収穫に備えた。遅くまいたインゲンのさくさく王子は今が花盛り。何とかお盆に間に合いそう。お盆用の十六ささげとカリモリは順調に収穫できそう。昨年食べた種をまいたメロンのコロタンは何とかお盆前に収穫できそうです。

我が家のオクラは伝統野菜の八丈オクラ。最近TVで生を刻んで水を混ぜるとネバネバで固まり、そのまま食べられることを紹介していたので、早速実践。ご飯にかけたり味噌汁に入れたりとおいしくいただいている。しかも花も食べられるということで試したが、実を食べたほうがよさそうです。今高さは2mになろうとしていますが、秋の終わりには3mを超える勢いです。この勢いで夏を乗り切りたいものです。(2016/8/7)


*スィートキントン*

夏野菜が本番。トマト、ナス。キュウリ、ピーマンは順調な生育。トマトは黄色い桃太郎を今回植えて初収穫。ジェル部分が少なくトマト好きにはいまいち。しかしトマトが嫌いな人にはにおいも少なく良いかもしれない。ほかは定番品種桃太郎で構成。ナスは黒陽と庄屋大長。キュウリは夏スズミと四川四葉。ピーマンはニューエース、シシトウはメガシシトウ(ジャンボシシトウ)。これらはいずれも苗を購入したものです。パブリカはサラダピーマンという果重180gになるものを種をまいて育てています。したがって収穫は9月に入ってしまいます。スイカはタヒチですが早くも下葉が枯れ始めた。今なっているものが無事収穫できるか心配な状況。高温期が早く到来し実がなりすぎたのが原因かもしれない。摘果しなかったのが災いしているようだ。メロンも同じ状況。早くも2株枯れてしまった。ズッキーニもこの高温が災いし実をつけなくなってしまった。
反面とうもろこしの味来や枝豆の湯上り娘は順調。かぼちゃは日本種はまだ生育途中。洋種は昨年食べたスクナカボチャの種をまいたものが実をつけている。外見上はスクナそのもの。もう1種昨年ホームセンターでスィートキントンとしてただ1つ残っていた苗を育てて、出来た実の種をまいたもので3株を植えた。ごらんのとおり赤かぼちゃで恵比寿系です。まだ受粉後22日ですが早くも外見上は昨年と同じ。以前スクナカボチャを毎年種をまいて育てたときは第一世代は親と同じものが出来るのだが第二世代は怪しくなり第三世代は別のものが現れた経験をしているので、来年どうなるか楽しみ。ニホンカボチャの会津小菊も今年は第三世代なので固定化できるか楽しみではある。ミニトマトのピンキーは今年すでに第四世代であるが、皮は硬くなり艶も薄れてきたので新たに種子を購入し更新を図らねばならないようだ。伝統野菜の固定種なら代々作り続けても問題はないが、それ以外はリスクが大きいが楽しみでもあります。(2016/7/6)


*花ズッキーニ*

 
 エンドウ類の収穫が終わり、グリーンピースで冷凍庫はいっぱいになっている。ずんだ餡は好物でグリーンピースも枝豆の代用として十分です。枝豆はまく時期が遅れまだ幼苗の状態。晩生種のタマネギの収穫が迫って来ました。まだ折れて倒伏していない。ジャガイモは少し黄変しだした。デジマは多くの花をつけたが、キタアカリはまったく花が咲かなかった。収穫はあまり期待できないかもしれない。
 夏野菜の収穫が始まりました。早く植えたキュウリやニトマト、ナスは初なりを収穫。スイカは花盛り。雌花も形成され受粉に忙しい。路地メロンも同じ。本格的なメロンではないがいずれも初心者向けのもの。コロタンは昨年食べてとっておいた種をまいたが、順調に雌花までつけた。かぼちゃも同じく昨年食べたものの種を利用している。すくなかぼちゃにスイートキントンと書かれていたもの。どちらも順調で小さな雌花をつけている。今年はインゲンにシロバナ豆をはじめてまいてみた。順調に花を付け出した。ほかのインゲンより成長が早いようだ。島インゲンとつるなしインゲン”サクサク王子”はまだ幼苗。
 5月は天気が良かったためゴボウやオクラ、枝豆は芽だしが出来ず蒔き直しをさせられた。サツマイモの苗もつかず枯れてしまったものも出た。ほとんど安納芋だった。昨年収穫した安納芋は春まで貯蔵できなかった。それに引き換え”紅はるか”は5月まで新聞紙で包んだままで保存でき5月まで食べることが出来た。その中のものの芋を植えたものが、中旬以降はつるが20cmくらいには伸びそうで、枯れたところを穴埋めできそうです。さらに今年は新品種の”シルクスイート”を植えたので今から3種類の芋を食べ比べできそうで楽しみ。とうもろこしの“味来”も順調。ズッキーニは5月下旬から収穫し今が旬。高級食材の花ズッキーニで収穫するのも悪くはないが家庭料理では敷居が高い。普通に炒めて十分です。ほかにズッキーニときゅうりをワサビ漬けにしていただいている。これが止められない。(2016/6/2)


*ジャガイモの花と実エンドウ*

もっとも忙しい農作業の季節となりました。夏野菜の種まきや植え付けが本格化。我が家ではかなり遅れていてまだ多くが土つくりの最中。しかしきゅうりやナス、トマト、かぼちやは苗を植えたものの、ほかの豆類、オクラ、トウモロコシなどは手付かずの状態。最初に植えたズッキーニは早くも花が着きました。春野菜はアスパラや新タマネギの収穫は終盤。サヤエンドウやイチゴも盛期を過ぎた。いずれもおいしくいただいた。ソラマメは2度の強風で根元から折れてしまい多くの株を失ってしまった。スナップエンドウや実エンドウは何とか強風に耐えて被害はなかった。収穫が楽しみ。我が家ではどちらもグリーンピースで収穫し、そのまま冷凍保存するだけでなく、ずんだ餡として加工している。枝豆のずんだ餡もおいしいがグリーンピースも引けをとらない。
春に蒔いた大根やカブ、ほうれん草、小松菜などは間引いて食卓に上がっている。ジャガイモも花盛りとなり菜園は少しづつ緑が濃くなってきている。(2016/5/8)


*新玉とそらまめ*

春の農作業の季節となりました。冬野菜は小松菜以外はすべて撤去。小松菜だけは花芽を収穫し続けている。アスパラの収穫も始まりました。春野菜については大根やカブ、ほうれん草、小松菜など種まきが済んで芽が出揃ってきました。間引きに忙しい。ジャガイモも芽が出てきました。イチゴやさやえんどうなどは花盛り。
たまねぎの早生の新玉はかなり大きくなって少しづつ収穫。今のところ順調な生育。ソラマメは遅く蒔いた結果、成長が遅れて背が短いが花は満開になっている。楽しい季節となって来ました。ホームセンターでは早くも夏野菜を売っているようだが、早く収穫できるのだろうか。まだ春野菜で手一杯です。(2016/4/6)


*ナバナ*

 
ナバナは12月半ばには花芽が付きだし、2回ほどつぼみを収穫したもののすぐに花が咲いてしまった。1月に入っても暖かい日が続き花はどんどん花茎が伸びて実がはっきりしてきた。例年にない状態で、食用の時期を逸してしまった。梅もすでに咲きだした。露地のイチゴも花を着けだしていて春の開花が少なくなるのではないかと危惧しています。例年寒中の花は実をつけないので心配。温室のイチゴはすでにシーズン真っ只中というニュースが話題を呼んでいる。生育がよいので冬野菜は軒並み暴落しているとのこと。大根はどんどん大きくなるばかり。大きく成長しているので消費が追いつかず畑においている期間が長くなり、さらに成長するという悪循環。家庭菜園では思っても見なかった。青菜もすべて大振り。例年枯れてしまうサトイモの茎やごぼうの葉も今年は完全に枯れ切っていない。アスパラガスも同様黄葉になっているものの完全には枯れていない。これだけ暖かいと害虫が生き延びるばかりで寒起こしの実利は期待できそうにもない。(2016/1/11)


*農産物品評会*

JA守山が毎年この時期に行なっています。展示されたものは即売会が行なわれ売上金は全額福祉団体に寄付されます。出品について今年が3回目。つきあい上出しているのだが入賞は難しい。どう見ても素人。きれいなものは出来ない。虫食いだらけのものを出すわけにはいかない。無農薬の限界でもある。虫に食われているほうが美味しいと思うのだが、品評会では通用しない。美味しさよりもまず見た目。しかも形がそろっていなくてはならない。いわゆる規格品でなければならない。今年は暖かくて大根は太りすぎてしまった。大きいから良いのではない。頭から尻尾の先まである程度の太さでスレンダーでないといけない。しかも3本そろっている必要がある。と言った具合でなかなか出品できるものはないが要請もあって出している。

白菜は外側をめくってヨトウムシの食痕跡を消した。サツマイモは虫のかじられた後の少ないものを選んだ。しかしあんのう芋はひどくやられていて紅あかりが中心となった。ごぼうは大浦太ごぼうでヒゲねをすべてとった。かぼちゃは南部一郎系の鶴首と会津小菊の日本かぼちゃが中心。セイヨウかぼちゃはこの時期まで待てない。今年はミニトマトを出品してみた。8月に蒔いたピンキーで露地栽培でもこの時期まで何とか赤が保てた。やはり暖かい今年ならではの出品となった。中央はしょうがと里芋。(2015/12/12)


*ラッキョウの花とミニトマト*

11月になって気温が下がって虫の活動も下がってきた。アブラムシやシンクイ虫との格闘はやっと下火になった。今はヨトウムシと格闘中。無農薬では毎日の見回り、捕殺が欠かせない。特に白菜、大根、カブ、小松菜、ミズナ、レタスには時間を割いたため、春野菜の植え付けや秋野菜の収穫が遅れている。

しそとエゴマの青い実は収穫し佃煮にした。残ったエゴマは刈り取り乾燥中。大根は早いものを収穫し、たくあん漬け用に天日干し。柿は早生なのですでに収穫完了。りんごは少しずつもいでいる。サツマイモの紅はるかは収穫。安納芋はまだ残っているが今週中に収穫予定。白菜も巻いてきたので来週から収穫できそうである。黒豆もエダマメとして一部を収穫。青物のほうれんそうや小松菜、ミズナ、カブなどは少しづつ収穫が始まった。夏野菜のオクラやナス、パプリカ、ジャンボシシトウ、トマト、かぼちゃはまだ少しではあるが収穫が続いている。

春野菜の植え付けが終わった島ラッキョウは、画像のように花盛り。後ろはミニトマトのピンキー。8月に蒔いたものは今が収穫の最盛期。たまねぎは極早生品種は定植を終えた。晩生種はまだ育苗中。えんどう豆類やソラマメは芽出しが始まった。(2015/11/10)

*エゴマと秋野菜*

エゴマの花盛り。秋たけなわとなってきました。しそとは違って香りも独特。今回初めて作ってみました。しそ同様手間がかからず作りやすい。収穫はどうなるのだろうか。しそは収穫が簡単であるが。それに引き換え秋野菜は手間のかかるものが多い。虫が活発な時期だけにその対策だけ余分にかかる。最も農薬に頼れば手間は解消されるのだが無農薬栽培が出来なくなってしまう。せっかく家庭菜園をするならば無農薬で行きたいものです。白菜、大根、レタス、カブ、小松菜などなどいずれも虫たちも好物。アブラムシに夜盗虫、芯食い虫、ねきりむしなどいずれおとらず強敵です。防虫ネットだけでは防ぎきれない。何処からかアブラムシなどが進入してしまう。ネットで防げるのはせいぜいモンシロチョウくらいです。他は100%とは言いがたい。従って2−3日に1回は作物の葉裏や芯をアブラムシや青虫が付いていないか手に取るようにしてチェックしています。見つけたら指でつぶす。この方法は手間がかかるが確実。白菜はもう少しで巻き始める。大根は第一陣のものは手首ほどの大きさになった。レタスは巻き始めた。しかし葉裏のチェックは欠かせない。しかしカブはチェックを怠って気がついたときはアブラムシまみれになってしまった。再度蒔き直した。
8月に蒔いたミニトマトは収穫が始まった。オクラやナス、ゴーヤ、パブリカ、シシトウはまだ収穫が続いている。里芋やサツマイモ、ごぼう、人参は食べる分だけ少しづつ収穫を始めた。いずれもまずまずの出来でなにより。(2015/10/12)


*カリモリと夏野菜*

日照りの後はぐずついた天気で土作りが遅れてしまい、秋冬野菜の植え付けが滞ってしまった。今年は種まきが遅れたので苗に頼らざるを得ない。苗に頼った白菜やブロッコリーは順調。大根はやっと芽。

夏野菜のスイカやメロンのコロタン、キュウリはつるが枯れて収穫も終了。8月に植えた秋キュウリはことごとく元気がなく、いずれも新芽が伸びず青息吐息。同じ時期に種を蒔いたミニトマトは順調に育ち今花盛り。かぼちゃはエビス系は収穫終了。遅く蒔いたバターナッツや会津小菊は涼しくなって復活。今が花盛りで10月末以降収穫できそうです。第3弾のとうもろこしは長雨に加えて虫にやられてしまった。インゲンマメは虫に入られず何とか収穫できている。ナスやシシトウ、パブリカは長いこと収穫が続いている。画像の瓜のカリモリは当地の伝統野菜だが、今年はなぜか順調で例年になく収穫も多かった。まだまだ小さい実もつけている。味噌漬けと甘酢漬けに重宝。八丈オクラは2mをはるかに越えて収穫に一苦労。夏野菜はスイカとメロンを除いてまずまずの収穫が出来た。(2015/9/12)


*お盆のお供えとコロタン*

お盆が近い。我が家ではこのお盆のお供えにするために作っている野菜もあります。うま飾りに使うキュウリ(馬)とナス(午)はこの時期も収穫できるようにしています。キュウリはこの時期株が古くなったものは、短かく太いものが多くなるのでうま飾りに適したものになります。ナスは我が家の定番、庄屋大長では長いので、この時期に合わせて黒陽を必ず2株作っています。
食事に供するものとして、里芋、人参、ごぼうは欠かせない。エダマメ、十六ささげ、カリモリ、ネギかぼちゃの野菜も我が家では必需品。これらはいずれも我が家の菜園で取れたものを使うようにしています。エダマメや十六ささげはこの時期に収穫できるように、第2陣として蒔いたものを使います。他にお供えするものとしてスイカ、メロン、とうもろこし、トマト、梨をこの時期に合わせて育てています。メロンやとうもろこしも時期をずらして育てています。今年も何とかなりそうです。特にメロンはすでに収穫がほとんど終わってしまった。遅く植えたディスカウント品のコロタンがお供えできそうに大きくなっているのですが完熟まではもう少しかかりそうで間に合わない感じ。しかし葉が黄色くなって収穫時期近しの様子。
いずれの野菜もこの暑さには厳しい状況。スイカも遅く植えたものはやっと2つ実をつけているもののこの暑さでおしべの花粉ののりが悪くこれ以上実どまりはないだろう。かぼちゃも同じ状況。涼しくなれば少しは復活するかもしれないが成熟期間を考えたらもう無理だろう。(2015/8/9)


*米ナスと夏野菜*

6月の高温少雨で夏野菜の明暗が分かれた。我が家ではナス科野菜は順調。なす、ピーマン、シシトウ、パプリカやトマトは順調。特にトマトは大玉の桃太郎や世界一ともに良好。あまりにも多くなっているので、青いうちからもいでピクルスを作った。暑いのでさわやかな味に仕上がり重宝している。中玉もミニのピンキーも鈴なり。ナスも米ナスや細実の紫ナスのほか定番の黒陽、庄屋大長も順調。ピーマン類も豊作。うり科はキュウリが順調。しかし7月初めの多雨の後はメロンやスイカはつるが干上がってしまった。プリンスメロンは収穫時期が近かったので何とか収穫できたがスイカは大打撃。実は大きくならず葉はしおれて復活できそうにもないものが多い。そんな中で遅く植えたメロンのコロタンは今が花盛りでたくさんの雌花をつけている。今年は多くの園芸店でたくさん売られていたが苗が高いのか何処もたくさん売れ残っていた。近くの店で半額、100円、50円の値札が一緒に付いていたディスカウント品のコロタンを見つけて、だめもとで買って植えてみた。7月に入って生育がすこぶる良く、つるも大きく成長して若い実を数個つけた。この先も雌花の子どももありどれだけ実るのか楽しみです。

かぼちゃはズッキーニが高温のため例年になく育ちが悪く収穫も少ない。他のかぼちゃは遅く種まきした影響で大きくならないうちに高温期に入ったためか我が家では育ちが良くない。早く植えたところは順調なようだが我が家では雌花が出来ても育たなかった。恵比寿だけは順調だが他の品種は青息吐息。他にインゲンやささげ、エダマメ、とうもろこし、オクラはまずまずの出来。春蒔きの大根やキャベツ、ニンジンは収穫期も終盤を迎えている。(2015/7/12)


*ズッキーニ*

たまねぎの収穫が例年より早く済んだ。5月の少雨の影響だろう。好天にめぐまれたのか例年より大きいものが多かった。大根の生育も良く出来はまずまず。しかしホウレンソウは早くもとうが立ってしまった。さやえんどうや実エンドウは枯れたので、実を青えんどう豆として収穫。ソラマメ共々すべてを撤収。梅はすでに小梅はすべて黄熟し落下。梅干で下漬けを完了。しかし南高梅はまだ青くやっとすこし黄色味を帯びてきた。梅干にはもう少し完熟させたい。ジャガイモは花が終わって土寄せを完了。後は枯れるのを待つだけ。

夏野菜はすこぶる順調。トマトの生育が良くて脇芽取りに追われている。キュウリはすでに収穫期に入っている。スイカやメロンは雌花が止まりだした。これに引き換えかぼちゃは種を蒔いたのを育てているで、やっと摘心を終えたところ。高温で日照り続きの中で種をまいたものはいずれも芳しくない。ごぼうやとうもろこし、夕顔は蒔き直しを行なった。
ズッキーニは苗を植えたのでこちらは早くも収穫が出来ている。しかし高温続きなので予断は許さない。例年に比べると葉や茎が小さい感じ。今年は黄色いオーラム種の方が良いようだ。(2015/6/7)


*そらまめのずんだ餡*

4月が雨続きだったので土作りが遅れて夏野菜の植え込みがゴールデンウィークになってしまった。春野菜はその後晴天続きで持ち直したものの、長雨の影響で成長が思いのほか進んだ。ホウレンソウのとうだちが早かったり、たまねぎが伸びすぎて葉が折れてしまった。アスパラは伸びが良く、とり忘れで茂ってしまった。えんどう豆類も順調に収穫。スナップエンドウの鞘が光沢がなくなりグリーンピースの代用として収穫。量が多かったので一部をゆでてフードプロセッサーに入れて砂糖を加えてペースト状にした。いわゆるエダマメで作る”ずんだ”の代用である。これがことのほか美味。収穫したては薄皮を取らなくても大丈夫である。あんことするには少しざらつくがつけあわせで食べるには支障がない。
ソラマメの生育も雨で延びきった後に風が吹き1/3が倒れてしまった。ソラマメの収穫時期は難しく、今回さらに倒れてしまったので見極めがさらに難しくなってしまった。しかし例年より良好な出来。多収穫になったのでスナップエンドウ同様一部をペースト状にして冷凍保存とした。やはりスナップエンドウに比べると青臭さが少し残るが、これはこれでそら豆らしい”ずんだ”となってこれまた美味。(2015/5/13)


*新玉とエンドウの花*

農作業は忙しい季節となりました。今年は雨も多く草の勢いも強い。野菜も例年になく成長が早く、アスパラは毎日収穫しないとすぐに伸びてしまう。畝3mそこそこしか作ってないが家庭菜園では出来すぎ。菜の花やチンゲンサイ、小松菜の花もほとんど終りとなって実の季節となり引き抜いてしまった。多くの蕾を食することが出来た。

早生のたまねぎも大きくなってきて、こちらも順次食卓に上っている。やはりこの時期生が一番。サラダとして今流行のオリーブオイルかエゴマ油をかけていただく。健康にはこの上ない組み合わせであるが効果はどうなんだろうか。まあ旬のものをいただければそれで良しではないだろうか。エンドウ類や苺の花盛りとなってきました。次の旬も間近。
(2015/4/3)


*早春賦*

春は名のみの風の冷たさよと言われるほど身に堪える。農作業は厳しい時期。寒起こしをしても今年は雨が多いのですぐに土が締まってしまう。大根、白菜、ホウレンソウなど冬野菜は防虫ネットで覆っている。近くの畑の白菜はほとんど頭部分が鳥についばまれて陥没状態。ホウレンソウもかじられて芯ばかり。うちでは菜の花、チンゲンサイ、カブ、小松菜、キャベツ、ブロッコリーもネットをしているのでかじられることはない。食べる分だけ少しづつ収穫。春のエンドウ類やソラマメもネットの中で春を待っている。

家庭菜園なら少しづつしか植えてないのでネットで保護できるが、農家の畑ではそうも行かないのだろう。人参、春菊、にんにく、たまねぎ、ネギ、ワケギはネットを使わなくても鳥の被害は受けない。いずれも香味野菜は鳥にとっては美味しくないのだろう。果樹も今の時期剪定の真っ盛り。梅は小梅が咲きだした。菜の花は蕾が開いてきたので収穫。苦味がほとんどなく春の味には程遠い。(2015/2/4)


*冬来たりなば...*



いよいよ冬。一通りの冬野菜は秋の高温が幸いし早い出来。
大根はすでに2週間干してたくあん漬けにした。正月には食べられそうである。第2陣の大根はべったら漬けにした。白菜も第1陣のものは外の葉が黄色くなってしまったが品評会向けに残した。第2陣も十分に大きくなってこれも漬物に調達。カブもすっかり大きくなってこれも甘酢漬けに。しょうがも掘ってやはり甘酢漬けと佃煮(甘煮炊き)とした。漬物好きにはたまらない季節である。

ホウレンソウや小松菜も大株になっている。11月中旬に蒔いた真冬から春先用のホウレンソウ、小松菜、菜花も順調に双葉から本葉が出て育っている。たまねぎも極早生種は写真の通りしっかり育っている。背後はネットで覆ったエンドウ類。一昨年は3月初めにすっかり若芽を鳥に食べられ成長が止まってしまったので今年の春はネットで無事育ったという経緯があり、今の時期から寒さ対策も兼ねて保護している。

高温多雨は良い事ばかりでなく、ジャガイモの葉がなかなか枯れず収穫が出来ずにいる。後作として予定している晩生種のたまねぎの作付けが出来ずまだ苗床にある。黒豆もなかなか枯れてくれない。そういえばアスパラガスの黄葉も例年になく遅れている。
(2014/12/3)


*収穫の秋*



収穫期を迎えたがまだ夏野菜は頑張っているものがある。八丈オクラは高さ3mに達してまだ実をつけている。ナスや白ゴーヤもまだ花をつけている。夏の終わりに種を蒔いたキューリやミニトマトのピンキーもまだ花盛りで少しづつ収穫している。パプリカは赤く熟してきてこちらも順に収穫中。かぼちゃはまだ多くが実のりのまま。落花生、生姜は出番待ち。サツマイモと里芋、ごぼうは少しづつ食べる分のみ収穫。黒豆はエダマメとしての収穫は完了。後は黒豆になるのを待つだけの状態。
秋冬野菜はほとんど防虫ネットの中で順調に生育。大根、白菜、キャベツ、ブロッコリーはすでに少しづつ収穫出来ている。白菜はすでに十分巻いていた。無農薬で育てるには防虫ネットは必需品。しかしオールマイティーではない。アブラムシは1m/m間隔では入られる。まして夜盗虫には全く効果がない。見つけて捕殺するしかない。アブラムシもこごめ系は少なければ牛乳の噴霧が効果がある。しかしレタスなどにつく赤黒系のアブラムシには効果がないので捕殺しかない。レタスは無農薬では難しい。白菜もかなり夜盗虫にやられた。青菜の小松菜、カブ、ミズナ、チンゲンサイやほうれんそうは9月上旬に蒔いたものは収穫中。9月末に蒔いたものは間引き完了。10月中旬の第3弾も気温の高い日が続いて順調。ここに来て最高気温が20度を割ったのでこれからの生育は期待薄。その前に第2弾の白菜はほとんどが巻き始めているので、第2弾の分は大根も含めて順調な生育になっている。(2014/11/4)


*夏と秋の狭間*

夏野菜はほぼ順調に推移。スイカは小さなものを3個収穫して撤収。ナスやかぼちゃはまだ花が咲いている。ズッキーニも1株だけは夏を乗り越え雌花ばっかりだったものが雄花が咲きだした。ミニトマトとキュウリは新規植えたものが花盛り。5月に植えたものは株が枯れてしまい、今は収穫するものがないがまもなく収穫できそうである。パプリカはまだ成っているが7月に種を蒔いたものがやっと成熟期を迎えつつある。まだ青いものが多いが期待は出来そう。スーパーで売っているような大きなものを収穫したいと思っていたが少しは近づけたかもしれない。オクラも2mを越えてまだまだ元気である。

代わって秋冬野菜は一通り植えつけが完了。第2段、3段目の植え付けになっている。第1段の白菜は早くも葉が巻き始め、大根も葉が立ってきた。大根は3回目の種まきが終った。ほうれん草、カブ、ミズナ、チンゲンサイや小松菜の葉物は間引きを終えた。2回目の種まきの準備をしている状態。この時期のものはすべて虫除けネットを張っているがどうしてもアブラムシだけは防ぎきれない。レタスは見つけ次第つぶしている。無農薬は難しいが安全に勝るものはない。果樹も同様。りんごは摘果もしないで放置したまま。小さいものが多いが豊産。近所の目の保養になっているようでまだ収穫は我慢。(2014/10/4)


*大丸かんぴょう*

スーパーで売られているかんぴょうは国産が少なく、国産のものでもほとんど漂白されている。無漂白のものは通販で取り寄せられるが数は少ない。という理由で自家栽培してみた。8月はじめに1個収穫した後は雌花が出来ず心配したが、お盆を過ぎて雨の日が多くなり生き返ったようだ。雌花も順調に着きだした。かぼちゃのバターナッツや会津小菊も同様生き返っていずれも花盛り。同じところに植えているのでつるが絡まってどの株のものかわからない状態。受粉後15日で収穫なのだが雨ばかりなので天気を見据えて収穫を遅らせた。写真のものは収穫。約4kgだった。

収穫後すぐにかんぴょう作り。と言っても道具なんぞ何もない。まずは輪切りにカット。次は皮をはいでいよいよかつらむき。すべて包丁1本。長く剥けずしかも厚みもバラバラ。悪戦苦闘。竹ざおに干して2日。見た目は悪いが一応かんぴょうもどきが出来た。水で戻して美味しくいただく。素揚げが美味しいと聞いていたが硬くていまいち。やはり甘煮が一番。味噌汁の具もまずまず。無添加なので安全がうれしい。(2014/9/3)


*バターナッツ*



夏野菜の代表格と言えばスイカにかぼちゃ。スイカは定番のタヒチが今年も順調に収穫できた。日照り続きで甘みは十分。しかし一部枯れた株が出てしまった。これだけ暑いと9月の収穫は難しそうである。特に気温が38度37度が続いてからは急に株がやられてしまった。スイカ以外ではメロンがすっかりだめになってしまった。プリンスメロンやアニヴァーサリーは完熟を目前にしてつるが枯れてしまった。トマトも日焼け現象が出来てしまった。

これに引き換えかぼちゃは遅く植えたものの順調な生育。今のところ雄花の花粉の付きも落ちてなく夏の暑さ負けはしていない。例年の会津小菊や南部一郎の他に今年はバターナッツを種から育ててみた。欧米ではポピュラーであるが、日本ではまだなじみが少ない。形や色がユニークでとてもかぼちゃとは思えない。どう見てもひょうたんである。開花後30日で収穫できるとのこと。最初の実なり後は次の雌花が一向につかず多産らしからぬ状況。収穫後はまた雌花がつくのだろうか。食感はねっとりで濃厚。ポタージュには最高とのこと。ケーキにも向いているが煮物は不向きとのことである。今から食べるのが楽しみ。(2014/8/5)


*インゲン2種*

夏野菜のシーズン到来。トマト、ナス、キュウリ、ズッキーニ、ピーマン、シシトウはすでに収穫期を向かえた。一部トマトとズッキーニは枯れた株が出たもののおおむね順調。キュウリは2番手が成り出した。他の瓜はすこぶる順調。カリモリやプリンスメロンは豊作の予感。
インゲンも順調。定番の島インゲンはつるあり種で若い実より、熟した豆を収穫している。インゲンは若い実はグニャッとした食感が嫌いであまり食べなかったが、島インゲンはその感じが薄く定番となっていた。他のものは敬遠していたが昨年からサクサク王子というつるなし種を作っている。名前の通り1分の茹で時間でサクサク感が出る。シャキシャキとはいかないがサラダには最適だ。我が家の定番になりそうである。つるなし種なので2番手が必要ではある。この点島インゲンは秋になっても次の実をつけてくれるので植えっぱなしで2度収穫できる。(2014/7/4)


*春野菜とネギの更新*



春野菜は収穫適期を過ぎた。さやえんどうやソラマメは種子を取って撤収した。ほうれん草は董立ち。チンゲンサイも花芽が上がってきた。小松菜やカブ(上の画像)は董立ちしてないが、旬は過ぎた。いずれもまずまずの出来となった。大根はやっと葉が立って来て太りだし収穫適期。サラダミズナは遅く蒔いたため間引きを終えたばかり。予期せぬ暑さの到来で2回目のほうれん草はダメージを受け再度蒔き直した。夏野菜はこの暑さで順調な生育。ただズッキーニだけは元気がない。梅も我が家では不作。良いものもあれば不出来なものもある。暑い夏が好きな虫も元気。カメムシやウリハムシの退治に追われている。晩成種のたまねぎはまだ収穫していない。このあとジャガイモ、ラッキョウ、にんにくが出番を待っている。

ネギ坊主が出来たネギを株元20cmでカットして植えなおしておいた。やっと新芽が出揃った。これでこの先夏もネギが食べられる。もちろん春に苗を植えたものもあるのだがこちらは冬用。夏の食用としてはハネギを作るよりもこれが簡単で重宝している。後ろの畝はスイカ。子づるが20節以上に成長し2番花が着きだした。いよいよ夏野菜の出番。
(2014/6/8)


*愛知早生白たまねぎ*

たまねぎの早生品種で愛知県の伝統品種の1つ。晩成種のたまねぎは3月まで貯蔵できるものが出回ってきた。従って露地栽培では5月末が収穫時期となるのでその期間を穴埋めできる早生たまねぎが重宝する。種を蒔いたのが遅かったのか通常は4月上中旬には収穫適期となるのだが4月下旬になってやっと茎が倒れだした。しかし茎が倒れる前の4月上旬から食べる分のみ収穫した。このあたりが家庭菜園の長所であろう。少し小さくても自家消費ならなんら問題はない。まだまだ倒れたものは少なくちゃんとしているものも多い。見た目もよく味も甘みがありサラダに最適。欠点は種の入手が困難という事になるのだろう。(2014/5/4)


*アスパラガス*

春になって最初に芽を出したのがアスパラガス。種をまいて今年が3年目。初めての収穫となる。昨年までは芽だし後は全く放置したまま。大きな林が出来ていた。親指大のものからボールペンの太さにも満たないものまで太さはばらばら。1株に1本細いものを残して他を収穫している。春の芽出しをありがたく頂く。
この後ジャガイモも芽だし。今後は里芋、山芋、ヤマウドと続く。(2014/4/6)



*薹立ちの冬野菜

ほぼ果樹の剪定作業は終った。寒起こしした畝の周りでは早くも雑草が咲きだしました。またまた雑草との戦いが始まりそうである。とりあえず目立つナズナとホトケノザの除草を開始。
冬野菜はいずれも薹が立ち始めた。上のようにミズナは早くも花が満開。菜花は薹立ち部分を食用にとっているので花はまだ咲かない。チンゲンサイ、小松菜やカブ、ほうれん草は薹が形成されて伸び出した。まもなく白菜も頭を出してくるだろう。地物の冬野菜の仕舞いの時期となった。(2014/3/11)

*寒起こし*
寒に入ってする野良仕事ではあるが、最近はあまり見かけなくなってしまった。冬野菜が植えられている所は出来ないので、空いている所は畑の半分も無い。土用の前に済ませたいと思い、果樹の剪定前に行なった。最近は温暖な年が多く、氷点下になる日が少ないため、その効果も疑問ではある。今年は例年になく寒いので少しは期待できるだろうか。まずは霜柱が出来るかどうかであるが、一応氷点下になった日もあったので、行なった効果はあるかもしれない。
今秋はマルカメムシがたくさん発生したので、草むらや野菜の根元の越冬中の成虫を除去。土を掘り起こしてみると蛾のさなぎや夜盗虫も多く出現。霜柱が出来なくてもこれだけでも効果ありというべきか。今後氷点下の日がたくさん出現してもらいたいものであるが、自然相手なのでこればかりはいかんともしがたい。しばらくはコタツで果報を寝て待つしかないようだ。(2014/1/11)


*アスパラの黄葉と今月の収穫*

 今年の残暑厳しい秋から11月は急に気温が低下。このため里の紅葉も例年になくきれい。街路樹のイチョウの黄葉もことのほかきれい。我が菜園の黄葉も杏とアスパラは見事に色づいた。アスパラは今年2年目。今年一度も収穫しなかったので見事な株となって見ごたえがある。来年の収穫が今から楽しみ。
 収穫といえばやっと安納芋と落花生を収穫。どちらも大きな実成り。日本かぼちゃも最後を収穫し、ツルを刈り取り。ジャガイモとしょうがは半分まだ残っている。まだ黒豆は手付かず。この時期アブラナ科の青菜や人参、里芋、ごぼう等は食べられる分だけ少しづつ収穫している。大根だけは最初のものは一気に収穫し、たくあん漬けとした。クリスマスごろから食べられそうである。第2陣の収穫も残っている。こちらもたくあん仕様である。ブロッコリーは残りわずか。春用のブロッコリー、キャベツ、豆類、たまねぎの植え付けも完了した。もう1つ収穫が残っている。大浦太ごぼうの種を取った残りをそのままにしておいたら、たくさん芽を出しちょうど双葉で抜き菜状態。葉や茎も使って佃煮が出来そうである。霜で葉が枯れる前には収穫したいものである。(2013/12/8)


*実りの秋*

りんごも色づいてきたものの、猛暑の影響か日焼けが気になる。柿は早くもからすの餌食となってしまった。残りを少し戴いている。畑ではまだ夏が終ってない。パプリカは今年も小さいものしか出来ず我が家では難しい。しかしピーマン、しし唐同様まだまだ元気。オクラもまだ花が咲いている。後から植えた日本かぼちゃの鶴首も株元の葉は枯れだしたものの先端はまだまだ元気で花をつけている。9月に蒔いたミニトマトのピンキーはいっぱい実をつき始めたが、熟すだろうか。
秋冬野菜は第一陣の大根を早くも収穫。白菜はすでに巻きはじめた。葉物野菜はかなり夜盗虫やアブラムシの被害にあったものの何とか水菜やほうれん草は収穫にこぎつけた。しかし第一陣のカブはアブラムシにやられ全滅。防虫ネットを張っていて安心していたが1度入られると虫の天国になってしまうようだ。

秋の作物としては、ゴマや紫蘇の実の収穫は済ませた。サツマイモの安納芋は場所によって出来不出来が分かれた。画像は良い方。不出来なほうは半分ほどしかない。しかしこの時期何と言ってもうれしいのは、黒豆のエダマメ。丹波の黒豆は大きくて大豆のエダマメと比較しても美味。おせちの黒豆も良いが、何と言ってもエダマメとして食べるのが最高に美味い。今年はマルカメムシの大発生を食い止められず、外見は悲惨な状態。しかしマメシンクイガでないので実は大丈夫。しかし例年に比べ実成りは少なかったものの、甘みが強く美味しく戴いた。(2013/11/4)


*黒ごま*
夏は猛暑の影響で夏野菜は早仕舞いを余儀なくされた。枯れた株も多い。秋きゅうりですら元気が無い。残暑厳しくしかも雨の降る日が少なく晴天続きで、秋野菜も水遣りに追われている。気温が高いので生育は順調であるが、虫も活発でかなり被害にあっている。

ゴマは99%が輸入品とのこと。しかも○国がほとんどとのことで、自家栽培を始めた。7月に種を蒔いたものの猛暑の中水遣りにおわれた。栽培は意外と簡単。幸いにも今のところ台風の風の影響も無く順調に育ち実をいっぱいつけてくれた。一部実のさやが黄変し種が飛びはじめたので順次収穫している。高収穫のためには均一性が重要で、この点大規模栽培には不向きなのかもしれない。家庭菜園なら手間はかけられる。短期間で収穫できるというのも嬉しい。(2013/10/6)



*日本かぼちゃ*



かぼちゃといえば、定番はえびすかぼちゃ。スーパーではこれしか扱っていないところも多い。甘くてホクホク感があるので多くに支持されている。いわゆる西洋かぼちゃの1種である。他にも西洋かぼちゃの種類は多く作られていてよく見かける。すくなかぼちゃもこの類である。これに対し日本かぼちゃは衰退してしまいほとんど見かけなくなってしまった。水っぽいが煮崩れしにくい特性を生かしてダシを効かせた料理で、高級料亭で使われる程度になってしまった。最近は品種改良も進み西洋かぼちゃに負けない甘みの強い品種も出てきている。従ってスープやケーキ、プリンのスイーツに適したかぼちゃの開発が進んでいるようだ。昨年食べた日本かぼちゃの種を蒔いて育ててみた。甘い品種ではないがそこそこ美味しかったので試作してみた。
1つは鶴首系。元来愛知県にはこの種が存在していたが、頂いたものは南部系の雑種とのこと。生育状況は南部一郎そのもので、つるが4〜5m伸びないと雌花が形成されず8月に入ってやっと受粉できた。実は35cm程度とのことであるが30cm足らずに育った。(上図参照)暑かった今年は高温期にはおしべの花粉が極端に少なかったり、めしべは葯のないものが表れたり少なからぬ影響を受けた。それでも西洋かぼちゃではおしべの花粉がほとんどつかない状態になったのに比べると、少しは暑さに強いのかもしれない。
もう1つは会津系。こちらは昨年実った種を蒔いた。鶴首同様つるが大きく伸びないと雌花がつかない。しかも雌花が形成されても花が咲くまでにしぼんでしまう割合が高い。高温障害だろうか。昨年もそれらしきことはあったが今年は多い。気難しい面があり、つるを動かすとまずだめになる。ストレスに弱いようだ。雄花の花粉の減少はあまり見られなかった。実は1Kg程度のようで会津小菊系かもしれない。(下図参照)今年は遅く種を蒔いたが一般的に西洋かぼちゃに比べ暑さに強いということではあるが、何せつるの伸びが半端ではない。10mを越えそうな勢い。これも日本かぼちゃの作付けが少なくなった理由のようでもある。しかし鶴首は1株で10数個は収穫できそうである。日本かぼちゃは西洋に比べカロリーも半分程度しかなく、食べ応えのある西洋と違いあっさりとした煮物ができ、もっと見直されても良いのかもしれない。(2013/9/3)


*メロンアラカルト*

 露地栽培のメロンといえば、定番はプリンスメロン。作りやすいし収穫時期もヘタがつるから離れてごく簡単にわかる。今年は2株を植えたが1株の成長が思わしくなく果肉がオレンジ系の”キューピッド”を急遽定植。6月の天気がよく7月中旬以降にはそれぞれ3個ずつ収穫。プリンスメロンは土用に入って気温低下とともに息を吹き返しツルが伸びだしまたまた実を4つもつけた。いわゆる末成りである。ツルがこの後の猛暑に耐えられればまた収穫できそうである。”キューピッド”はメロンのセオリー通り実の完熟とともにつるが枯れてしまった。スイカも同じように土用に息を吹き返し、それぞれ末成りが出来ている。

 ノーネットメロンに比べネットメロンは難しく今まで手を出さなかったが、いろんな品種がホームセンターで売られていたので試しに安価な苗を2株購入。教科書通り摘芯し孫ツルに着果。”レッドムーンネット”は3個もなったがネットはいまいち。もう1つの”優香”は雌花がなかなかつかなくてやっと遅くに1個着果。しかしきれいなネットとなっている。お盆には収穫できお供えが出来そうである。ご先祖様に感謝。(2013/8/10)


*大浦太ごぼう*

千葉県成田の伝統品種。太くなると中が中空になります。ごつごつした感じですが煮ると大変やわらかくて高齢者向きです。
最近はスーパーでも扱われています。料理のレシピでも名前を聞かれるようになった。我が家では数年前から毎年春に1株だけ残し花を咲かせ種をとっています。今年も花が咲き出しました。私の身長より高くなっています。秋に種を取って翌春に蒔くというパターンです。しかし今年蒔いた種は発芽不良と夜盗虫にやられ散々な出来。今年の種に期待。ごぼうの種の寿命は2年とのこと。今年からJAでも種を扱い始めたので、来年の種取りは思案中。最後の勇士?
余談だが今年は5〜6月の高気温と乾燥で生育不良が続出。特に自家製で蒔いた苗は大きな影響を受けた。特にごぼうとカボチャは影響大であった。(2013/7/6)



*ズッキーニ*

ぺぽかぼちゃの一種。植えてから1ヶ月も経たないのに早くも収穫できた。最近はスーパーでも売られていて、料理のレシピでも名前を良く聞かれるようになった。昨年炒めて食べて美味しかったので今年初チャレンジした。試作のつもりなので2株しか植えなかった。雌花しか出来ない日もあり2株では少ない気がする。しかし次から次へと雌花ができるので株があまり多いと、家庭菜園では消化できないかも。今のところ旺盛でこんなに簡単に出来るとは以外であった。見た目はきゅうりに近い。しかしきゅうりに比べ物にならないほど栄養豊富とのこと。雌花の咲く前に収穫した物は花ズッキーニと言って、花ごとてんぷらにすると美味しいとのこと。今から楽しみ。(2013/6/6)


*大根ざやA*

 
ヒヨドリの食害にあったスナップエンドウが1m以上になりやっと花を咲かせている。例年なら食べきれないほどなるのだが今年は異変。量も期待できないがまあそこそこ出来そうなので一安心。それに比べにんにくは順調に花芽が出来ている。大根の花も順調に咲いている。今年は春の嵐で大根の花の茎が折れてしまったものがあるが、わずかにつながっているところで枯れずに花を咲かせている。花を咲かせて実をつけ子孫を残すという逞しさに脱帽。その生命力に驚きである。
その実の大根ざやをいただく。ベーコン炒めも美味しいがシンプルに味噌掛けが一番。いわゆるふろふき大根も味噌をかけていただくのと同じで、料理味噌がよく合う。くせがなく絶品。美味しくいただくにはちょっとした工夫が必要。だいこんざやを収穫するときに茎も一緒に付けた方が良い。茎ごとゆでてその後で茎の部分を切る。収穫するときに茎から離すと切り口が出来てしまい、茹でるとどうしても水っぽくなってしまう。
他に我が家では甘酢漬けでいただいている。(2013/5/8)


*虫除けネット*

梅から始まって杏、桃、梨、さくらんぼそしてりんごと次々に果樹たちは花を楽しませてくれている。野菜も菜の花、ちんげんさい、大根、苺と順調に花盛りである。しかしえんどう豆だけは我が菜園ではちょっとした異変。3月にちっとも大きくならないと思っていたらなんと鳥に芽をついばまれていた。あわててネットをかぶせたものの効かず、虫除けネットで覆って何とか収まった。つい先日新芽も伸びだしてきたのでネットを外した。しかし3日後にまたもや茎の先がない。
あわててまた虫除けネットを張る事になった。ということでまだ花はゼロ。他の畑では人の背丈にも伸びて花は満開と言うのに。今年の春にはほうれん草も全部鳥に食べられてしまった。昨年まではキャベツやブロッコリーの葉を食べられていたので今年はすべて冬から虫除けネットを張っていた。どうも食害にあう作物は決まっているようだ。またネコの糞害対策としてもこのネットのお世話になっている。種を蒔いた後は必ずネットをしている。本来はアブラムシやモンシロチョウの産卵を防ぐ目的で、特にアブラナ科の作物には必需品である。また昨年も苺の鳥対策として有効でやっと人の口に入ることが出来たので、苺の花が終ったらお世話にならなくてはならない。(2013/4/14)


*梅の剪定*

大寒も明けて暦では春。果樹の剪定の季節も終盤。しかし我が家では柿や梨の剪定の真っ盛り。しかし今年は雨が多くなかなか思うように進まない。柿の場合は柿の落ち葉を堆肥に使うため、剪定の前に枯れ葉集めからはじめている。ひとたび雨が降れば中断を余儀なくされる。そうこうしているうちに小梅の花が咲き出してしまった。あわてて剪定。大梅の南高梅や中梅はまだつぼみが固い。実付きをよくする為各2本ずつ隣りあわせで植えてあるがまずは小梅からはじめた。徒長枝を切り、込み合った枝を間引く程度であるが枝が込み合って意外と骨が折れる。しかし梅の香りをかぎながらの作業は楽しい。徒長枝がまだ奥に残っている。(2013/2/14)


*冬囲い*

今年の冬は早かった。12月の気温も例年になく低く、野菜の生育が遅れてしまった。大根や蕪、正月菜など小分けして日をずらして蒔いているが、3回目の正月用の冬野菜は影響大であった。大根は2回目までのものはすべて沢庵漬けにまわしたため正月以降の物は小ぶりのまま正月を迎えてしまった。急遽ビニールシートを張ったのだが効果のほどはわからない。蕪やほうれん草も3回目のものは小さいまま。これらにもシートをした。ある程度成長しておればシートなぞ不要であるが、今年はそうも言っておられない。
白菜のように保存が目的の冬囲いもあるが、生育を促す冬囲いが必要とは思っても見なかった。小分けの栽培が裏目に出てしまった。野菜高騰のニュースがかけ巡っているが、自然には勝てない。(2013/1/12)


*豆はマメ*

豆の収穫時期となっている。いわゆる残り物の収穫となる。もちろん残り物しか活用しない小豆もある。しかしほとんどが二番煎じである。枝豆の後の大豆。インゲンの後の金時豆などである。つまり若い実を食べた残りの完熟した実が乾燥した豆になる。黒豆はどちらかというと乾燥豆が主流。わが菜園でもやっと色づいてきたのでそろそろ収穫を始める時期。その前に若い実を取り残したささげ(十六ささげ)と島インゲンを収穫した。
上の画像はその島インゲン。いわゆる沖縄の伝統野菜である。若い実も大きくて食べ応えがあるが、乾燥した豆は金時豆となる。普通の金時豆よりは色が薄いが立派に代用品となります。豆を食べるときは箸で1粒づつつまむさまをマメなことというが、収穫もまさにマメなことである。鞘から取り出して選別が面倒。しかしマメだから出来ること。来年もマメに暮らせるよう願うばかりだ。(2012/12/6)



*秋の実り*

もう大根やカブの冬野菜の収穫が始まった。実りの秋というけれどわが菜園ではまだ夏野菜が幅を利かせている。いわゆる秋の実りである。さすがに秋茄子はこの時期硬くなってしまっているものの、ピーマンやシシトウ、オクラは元気。
8月から9月にかけて蒔いた夏野菜に実がつき始めた。とうもろこしは雌花の絹糸が出揃った。11月下旬までこのままもってくれるだろうか。8月に食べたかぼちやの実を蒔いたところ10月下旬に実がとまった。この時期まだつるは延びているがちょっと完熟まではきついか。はやどりして漬物という手はあるが。今年作ったミニトマトのピンキーをこれまた8月に食べたものを蒔いた。来年作付けできるか試作の意味合いもあったのだが、普通に育ちきれいな実が出来た。これで来年のミニトマトの種子が確保できた。枝豆もこぼれて出来た苗を移植しておいたところ実を付け出した。さすがに草丈も小さいのでわずかな量ではある。今の時期丹波の黒豆がちょうど枝豆として最高においしい時期なのでありがたみはさほどない。
しかしいいものもあれば悪いものもある。きゅうりは8月に蒔いたものが枯れてしまったので9月半ば過ぎにもう一度蒔いた。普通に育ったものの3株ともにすべて雌花しか出来ない。どうしたことなのか。花は次から次へと咲くのだがいかんともしがたい。(2012/11/4)


*冬瓜とにがうり*

10月ともなると各種の瓜は店じまいとなるが、この冬瓜だけはまだ元気。かぼちゃはそれでも花を付けてはいるが、よく見ると雄花には花粉がほとんどつかなくなり全く出てないものも増えてきた。雌花の子房は小さくなるものの、如何せん雄花の花粉がなければ子孫は出来ない。きゅうりは雄花も雌花も咲かなくなった。かりもりも同じ状況である。それにひきかえ一株しか植えてない冬瓜は、つるも5mほど伸び花の数も盛夏と変わらない。すでに10個近く収穫したのに衰える気配なし。知らない間に小さな実ができている。まだ嫁入り先を探せねばならない。
この状況はゴーヤ(にがうり)も同じ。盛んに実をつけている。いつまでも旺盛というのも秋冬野菜に転化できず困りものである。(2012/10/3)



*すくなかぼちゃ3世代*

スーパーで買ったすくなかぼちゃの種を育てて今年は3世代目。昨年のもっともすくなかぼちゃに近かった種をまいてみました。昨年のものは白くならず青色でしたが形はすくなでした。6株育てた中で2株が色白のすくなになりました。確率は33%でまだまだ固定化の道は険しそうである。後の2株は上の右側の写真の通り。形は赤皮かぼちゃに似ているがよりラグビー型である。2株ともに同じ型の実がなった。味はすくなに近くまずまず。残り2株は雌花がごつく変形し、実にはならなかった。上の2種類のかぼちゃを見るととても同じ親とは思えない。まだまだ雑種の域を超えていない結果となった。今年の色白のすくならしきかぼちゃの子供はどのような子供になるのか、また赤皮風の子供もどうなるか来年が楽しみ。しかしかぼちゃばっかり出来ても...。(2012/9/9)


*瓜の育成と相性*

瓜を育てるにはちょとした工夫が必要になります。放任ではなかなか良い収穫が得られないようです。しかしこれがB型人間にとっては面倒で、つい手抜きとなってしまいいい結果が出ないようです。本葉4〜5枚で摘芯し子づるを3〜4本にし、さらに孫づるはすべて摘み取り子づるのOO節に着果させる。。。あるいは子づるのOO枚で摘芯し孫づるに着果させるなど等面倒この上ない。
うり科の中ではきゅうりは放任主義でも育ってくれるようです。かぼちゃも西洋かぼちゃは放任で構わないのですが、日本かぼちゃは最初の摘芯が必要です。これ以外の瓜は教科書どおりにしないと機嫌をそこねよい収穫にいたらないようです。かぼちゃでも株元に着果させるとその後雌花がつかず苦労します。スイカも然りで株元のスイカは空洞が出来たりその後の着果が難しく子づるを十分に育てない(5m以上)と美味しいスイカにならない気がします。さらにメロンとなると熟成時には葉が枯れ出すので、なるべく同時期に孫づるに着果させるなど工夫が必要なようです。着果位置も重要で不要な箇所の着果は摘果しないといけないし、これを誤ると1株に1果しか得られないことにもなりかねません。
苦手な瓜ですが今年も放任主義でプリンスメロンなどメロンは1株に1〜2果どまりでした。
やはりきちんと育てないと良い結果は得られないようです。黒皮スイカのタヒチはまずまずですが、日本かぼちゃもメロン同様1〜2果どまりでした。(2012/8/5)


*トマト3種*

我が家の定番は大玉ではホーム桃太郎。今年は6月に雨が少なく、トマトが近年になく、よい出来である。おいしいトマトは糖度が6度以上になると水に沈む。またヘタの周りがグリーンパックになっているとかお尻がとがっているとかスターマークがきれいに現れているといった見分け方があるようですが、今年の完熟トマトはいずれもこれらをクリアーしている。
中玉はレッドオーレが定番。それに引き換えミニには定番がなかった。なんといってもあの皮の硬さが食感を台無しにしてしまう。特に株が古くなるにつれてその傾向は強くなるようだ。今年は去年までの”シュガーミニ”に加え”パパトマト”と”ピンキー”の新しい品種を植えてみた。いずれも皮が柔らかいという触れ込みのものばかりである。この3種の中では”ピンキー”が一番(上右)。やっと定番の品種が出来た感じである。甘さも申し分ないし多産であるのもうれしい。(2012/7/8)

*とうもろこしと台風4号*
6月なのに台風の襲来。予報では大阪に向かい東海地方の最大風速は30mとのこと。当然南東の風が吹き荒れることになります。きゅうりやナス、トマトなどはそれぞれ添え木がしてありこれ以上の手当ては無理。ただとうもろこしは出穂の時期でもあり倒れたらまずいと思い、回りをロープで囲ってみた。しかし30mともなれば焼け石に水であろう。予報では菜園は大変なことになりそうであるが強い味方がいた。昔からの言い伝えでアシナガバチがどこに巣をかけたかでその年の台風の襲来がわかるというもの。我が家のアシナガバチの巣は家の南東角の軒下にかけていた。したがってアシナガバチのご宣託によれば台風は我が家(名古屋市守山区)の西から北にかけては進まず、南を通り大して風は強くは吹かないというもの。果たせるかな台風は三河湾に進み当地の南側を通り菜園に大した被害は出なかった。アシナガバチ恐るべしである。しかしこのとうもろこしは無農薬のためアワノメイガの被害を受けている。無事なものはあるだろうか。第二陣はまだ苗の状態であるがこちらも倒れることなく育っている。糖度18度にも達するという味来という今回はじめて作る品種。台風一過、無事を感謝。<2012/6/22>


*3度おいしいスナップエンドウ*

5月上旬にはマヨネーズ和えでおいしくいただきました。残りは2〜3週間すると膨らんでいた鞘につやがなくなり皮も薄くなってしわができます。この画像の状態で取り込み皮をむいて中の実を取れば立派なグリーンピースとなります。実エンドウを育てなくても代用となります。むしろスナップの方が甘くおいしい気がします。すぐ実が硬くなるので収穫時期が難しい嫌いがありますが、このグリーンピースをとるために育てています。そして少し残しておいて1ケ月後には(6月上旬)鞘が縮んで褐色となって実を採ったものは青エンドウ豆となります。これを砂糖で煮詰めればいわゆるうぐいす豆となります。5月上旬。下旬そして6月上旬とそれぞれ違った味を楽しむことができます。<2012/6/4ただし画像は5/25>



*大根ざや*

大根の花が次々に先へと咲いていくと、咲き終えた基の所は種ができ膨らんできます。これが大根ざやといわれるものです。この膨らんださやが美味でちょっと大根の香りがしますが、ほとんどくせがありません。生でもいけますがさっと湯がいてサヤエンドウと同じ使い方ができます。シャキシャキ感がよりすばらしく、くせがないだけ味噌汁の具にしたりサラダにと重宝できます。今の時期ウドに始まりサヤエンドウ、スナップエンドウ、ソラマメそしてニンニクの芽、アスパラガスと収穫適期が短い野菜が多く気が抜けない。大根ザヤも同じです。<2012/5/6>



*春の花盛り*

我が家の菜園の4月の花は白です。イチゴがまず咲いて、モンシロチョウが集まってきました。空豆は爆弾低気圧の影響を受け一部が倒れたり枯れたりもしましたが元気にいっぱい花を咲かせています。スナップエンドウは大きく伸び始めやっと咲き出しました。隣のさやえんどうは赤紫色の花です。果樹畑は梨の幸水と二十世紀が花盛り。幸水の方が少し早く咲いている。隣でやっとさくらんぼが咲き出した。また畑では大根の白い花が咲きはじめました。<2012/4/12>


*菜の花*

菜の花が咲き出しました。花になる前のつぼみを食べるので花は少ない。菜の花は苦味が少ないので、春の味としてはいまいちの気がします。辛し和えにするくらいですから。これも好みの問題でしょう。同じように奥のカラシナのつぼみの方が春の味を感じさせてくれる。そのままで十分辛いのでわざわざ辛し和えにすることもない。この時期他のアブラナ科の野菜はつぼみをつけるのでほとんど食べられる。水菜は細すぎて頼りないが、小松菜やチンゲンサイは十分美味しい。葉物の残った野菜はつぼみをいただくことにしている。白菜も同じである。大根だけは花を咲かせ若い実をいただく事になる。<2012/3/11>


*白菜の冬越し*

家庭菜園の冬の風物詩は間違いなく白菜の冬越しであろう。12月に残った白菜をひもでしばり霜から守り有効な保存方法となっています。この時期の作業といえば寒起こしであるが、当地では氷点下になるのがあまり多くなく、さらさらの土を期待するのは難しい。とはいえ長年の習慣、今年も一部施した。<2012/1/14>


*安納芋*

春、芋から育てた安納芋がやっと収穫出来ました。7月上旬にツルを植えたので収穫も一月遅らせました。遅く育てた割にはまずまずの収穫を見ることが出来ました。スーパーで買った安納芋から当地でも育てることが出来ました。2週間ほど寝かしてから食べたいがどんな味であろうか。現地とは気候が違うので、ちゃんとした安納芋になっていれば良いのですが、今から楽しみ。<2011/12/4>


*ラッカセイ*

12月になってやっと葉が黄色くなって収穫の時を迎えた。大きな鞘はあまり多くないようだが例年通りの出来となった。鞘の小さいものはこのまま塩茹でがおいしい。大きいものは2週間ほど乾燥させて皮をむいてやっとピーナッツになる。手間がかかるがその分おいしさは格別である。<2011/12/4>


*クロマメ*

黒豆としては人気品種の丹波産である。種を蒔く時期も遅いので枝豆状態になるのは10月下旬から11月になります。正月に使う黒豆の煮物にするには、このまま12月を過ぎると熟して全体が褐色になって枯れてから収穫となる。この青いままで収穫し、ゆでればいわゆるエダマメである。このエダマメが甘く大粒で柔らかく、エダマメとしては極上である。我が家ではエダマメとして食べてしまうので、煮豆用はわずかになってしまう。台風のため倒れてしまったがまずまずの出来であった。<2011/11/8>

*シシトウ*
シシトウ2品種である。左側は一般的な伏見甘長。右側がホームセンターで”ジャンボシシトウ”として売られていたもの。実付きはあまりよくないが本当に大きくなった。ピーマンよりもでかい。しわの入り方を見るとどう見てもピーマンである。我が家にはもう1品種”ピッコロししとう”が植えてある。こちらは固定種で種を蒔いて育てている。やっと収穫時期を迎えた。同じナス科の固定種”久留米長ナス”もやっと収穫。5月に種を蒔いても例年収穫できるのはこの時期になってしまいます。<2011/10/9>


*トウモロコシ*

今年3回目に植えつけたとうもろこしの収穫を迎えた。ネットを張る前に鳥に食べられてしまい急遽設置。少量を月遅れで植え付けると、長期間にわたって収穫できるのが家庭菜園の良いところ。季節外れでは苗の入手が難しいので、種を蒔くことからはじめなければならないがこれも楽しみの1つである。同じように植え付けをずらしている作物は、キュウリ、枝豆、ニンジンなど。枝豆は最初のものの残りは、すでに大豆になっている。最後のものはやっと鞘が膨らんできたところ。<2011/9/18>

*ミョウガ*
柿の木の間に植えています。この時期になると土の中からたくさんの花が咲きます。その花のがくがミョウガといわれる野菜となります。香りが命なので、家庭菜園では必要な時に収穫出来るのが強みです。<2011/9/9>

*パプリカ*

ピーマン系は栽培が簡単というものの、毎年きれいなピーマンには程遠く、なかなか大きい実はできずに来ました。水気が少ないと難しいようです。パプリカにいたってはさらに難しくなかなかうまく行かない年が多い気がします。今年は十分に水遣りを続けた甲斐があったのか何とか良いものが取れました。<2011/9/9>



*八丈オクラ*

盛夏はオクラの季節。花も葉も大きくどんどん成長する。秋にはゆうに2メーターを越す。この八丈オクラは固定種で毎年種を取って翌年蒔いて育てている。すでに3代目である。普通のオクラと異なる点は切り口が丸型で、長さ約20cmほどになっても皮が柔らかい。しかし15cmを超えると種も大きくなるのでそのくらいで収穫している。ずぼら向きの品種である。<2011/8/14>


*かぼちゃアラカルト*

昨年食べた、すくなかぼちゃの種を蒔いて育てた。初めての試みであったが移植後の生育が思わしくなく、株が大きくなるまで時間がかかった。ここに来てやっと雌花が咲き着果した。最初の画像の通り花びらが大きくしかも横向きなのでとても自然交配は難しい感じ。2番目の画像は着果であるが、30度を超える日が続くと日焼けの心配もあり、1カ月遅れで収穫出来るだろうか。いまのところおしべの花粉は十分である。(株の衰えはまずおしべの花粉がつかなくなることに現れる。どの世界でも男は弱い?)高温はすくなかぼちゃにとっても大敵と思うのだが。3段目の通り他のかぼちゃはすでに収穫時期にさしかかっている。4段目は金糸瓜。すなわちソーメンかぼちゃである。こちらは雌花は次から次と咲くのだが、なかなか着果しなくてこちらもかなり遅れた。<2011/8/3>


*島インゲン*

沖縄の伝統野菜である。普通のに比べると平たくてでかい。大きい割りに皮の部分は柔らかくて食べがいがある。毎年種を取ってそれを蒔いて育てている。すでに3世代である。今年は何故か発芽が不調で4株しか残らなかった。遅い時期の種だったので今年は早くから用意してみようと思っている。伝統野菜は何年も作り続けてやっとこの土地になじんだ野菜となる。その土地で出来たおいしさにはならないが、より近いものは出来ると思っています。<2011/7/26>

*黒皮すいか*
やはり夏はなんといってもスイカである。最初に作ったのは5年ほど前。まだあまり普及していなかったころ。皮が厚いかが身は引き締まってシャリシャリ感があってとても甘くいたく感動した。その後方々で苗が売りに出されているようになった。入手しやすくなり毎年作ってはいるのだが、最近の黒皮スイカは最初に作った皮が厚いという感じがなくなり、シャリシャリ感も薄れ何か物足らない。それでも他のものに比べるとおいしいので必ず作っている。今年は鳥取産のスイカと混植してみた。うちではツルは伸ばし放題にしている。10メートル超えればおいしいスイカが出来る。ツルの元気さとおいしさは比例するようだ。雨が多いが今のところ順調な生育。<2011/7/26>

*桃太郎*
最近の大玉トマトは桃太郎系が席捲している。昨年までは固定種の世界一を作っていたのだが、今年はホーム桃太郎に切り替えた。実なりは良い。酸味が世界一より少ないようだ。たいてい近くの畑はこの桃太郎一色である。おいしいのか一番なりはすべて鳥にやられてしまった。昨年までの世界一はいままで鳥に食べられたことはなかった。人気品種だけあって鳥も知っているようだ。早速網をかぶせたところ大丈夫なようだ。このまま赤く完熟させて、水に沈むおいしいトマトを作りたいものである。<2011/7/18>

*神田四葉*

神田四葉は中国生まれの東京育ち。したがって四葉を”スーヨウ”と読んでいる。最近四葉系のF1品種が時々スーパーにも並ぶようになった。神田四葉は四葉系の中の固定種である。固定種なので毎年黄色く熟させて種を取って5月に蒔いている。種の寿命が4年と長いので毎年採播する必要はないのだが。上の通りいぼいぼとしわしわの風態である。30〜40cmと長くいわゆる昔のままのキュウリである。水っぽくなく身がしまって美味。生で良し、炒めても良し、漬物にも良い。浅漬けはもちろんであるがビール漬けやきゅうちゃん漬けにしている。特にきゅうちゃん漬けはパリパリ感がたまらなくすばらしく、この品種の極みであろう。漬け汁をアレンジすることで各家庭の味となる。市販品の比ではない味が堪能できる。<20011/7/3>


*米なす*

アメリカ育ちのナスらしくへたや茎、実もすべて大振りである。米国産ナスである。日本で肉質の改良が行われ米なす(べいなす)となったらしい。1株だけ作ったが我が家の他のナスに比べて存在感がある。またこれを焼きナスにするとジューシーでとてもおいしい。家庭菜園では用途に合った数品種を植えて食べ比べる、これが野菜作りの原動力になる。ナスやトマト・キュウリはその代表格である。<2011/7/3>


*安納芋のツル*

安納芋がやっとツルが取れる状態に成長した。6月下旬の猛暑が幸いしたようだ。掘りあげたところ、想像以上に根は成長していた。2個の芋から16本のつるが取れた。長いものは水平植えに、短いものは斜め植えとした。初めてのトライであったがここまでは順調に来た。おいしいと評判の品種なので、ツルを自前で調達できたことにまずは乾杯。<2011/7/2>


*島ラッキョウ*

島らっきょうを何年か植え続けている。葉が枯れて掘りあげると、普通のラッキョウとの違いがわからなくなってきた。葉が青いうちに掘って生で味噌をつけて食べるのがこのラッキョウの真髄。その残りを来年用の種芋とラッキョウ漬けにする。我が家ではカレーのお供である。カレーのときにしか出さないのでこれで十分である。<20011/6/26>


*サツマイモの苗*

どこの畑もサツマイモの苗はすでに植わっている。今年は人気品種の安納芋のツルもホームセンターで見かけるようになった。すぐに完売になったほどの人気である。我が家ではこの冬に食べた安納芋を2個残し、貯蔵して4月末にトロ箱に植えてみた。プロは堆肥の熱を利用して早く芽を出させるようであるが、そこは素人、自然に任せてみた。気温が25度を超えた6月上旬にやっと芽を出した。その後の気温も低く、成長もいまいちだ。ツルが伸びて何とか7月上旬には植えたいものである。収穫時が遅くなって小さい芋しか期待できないかも知れないが、おいしいものが出来れば十分である。ツルが何本かは取れそうなので少しは期待がもてそうである。<2011/6/16>


*梅とあんず*




梅は梅干用の収穫時を迎えた。小梅はすでに黄色く熟している。南高梅はまだ青いが少し色づき始めた。梅干用にはもう少し熟した方が良い。あんずは黄色く熟したので収穫。わが菜園では1本しかないがジャム用ならばこれで十分。あんずのジャムは甘く我が家では好評。梅もあんずのように熟すとジャムが出来る。梅ジャムはすっきりした酸味が利いて暑い夏には疲れを吹き飛ばしてくれる。<2011/6/16>


*たまねぎ*

倒れてきて収穫時を迎えた。今年は総じて小さいものが多い。秋に種を蒔いて育てているが、本植えするときには苗を選別して揃ったものを使っているが、収穫時には大きさのばらつきが大きい。このあたりが素人の菜園たる所以かもしれない。苗の選別が出来てないのだろう。種を蒔く時期が遅いのかもしれない。苗が十分に育ってないのでばらつきが出やすいのかも知れない。小さいものは小さいなりの用途があり、それはそれで使えるのだが何かむなしい気もする。<2011/6/9>


*カブ*

4月に蒔いた青物が収穫時を迎えた。小松菜、チンゲンサイ、からし菜、ほうれん草にカブを蒔いた。ほうれん草は葉が黄変し失敗作。酸性の中和が足りなかったのかも知れない。我が家では難しい作物である。他は順調な生育。チンゲンサイは早くもトウ立ちはじめた。もう少し大きくしたかったが仕方ない。蒔く時期が遅かったようである。カブはみずみずしくて浅漬けが一番のお勧め。きゅうりの漬物が出来るまで主役の座を占めてくれるありがたい存在。<20011/6/4>


*セロリ*

セロリの花が咲き出した。秋蒔きのセロリはこの時期になると花が咲く。そのままほおって置くと実がこぼれて秋には芽を出す。その繰り返しで少しだけ育てている。我が家では香草は苦手で、私の趣味で作っている。もっぱら味噌漬けに使っている。味噌との相性は抜群である。ごぼうも同じである。もちろん家族は見向きもしない。すりおろしてカレーに入れている。こちらのほうは何とか付き合ってくれている。<2011/5/29>


*そらまめ*

昨年に比べ不作。花は例年どうりだったものの実に成らないものが多く出た。右の画像のように早くも葉が黄変し実は小さいままで黒変した。いわゆるウィルス病にかかった株が出た。昨年は豊作で今年はその種子を使って育てた。昨年もかかった株があったので病原菌は潜んでいたのかも知れない。今年は種を残すのはあきらめた方がよさそうである。空豆は育てることよりも収穫時期が難しい。早いと水っぽいし、遅いと黄色くなってパサパサしてまずい。どんぴしゃならこの上なくおいしい。さやが垂れ下がった時期が収穫時というけれど、旬の見極めが難しい作物である。<2011/5/29>


*さくらんぼ*

初夏の風物詩。この少し色づいてきた風情がたまらない。命の躍動を感じさせてくれる。昨年はことごとく鳥に食べられてしまったので、今年はきゅうりのネットを木の半分だけかぶせてみた。今のところ鳥の食害にはあってない。効果絶大。品種は<暖地>でいま人気の品種ではない。2品種以上植えないとたくさんの実がならない。<佐藤錦>も植えてあるが何回も枯れて今のはまだ小さい。<2011/5/22>

*長ネギの更新*
長ネギは春トウがたって種子ができます。いわゆるネギ坊主です。葱坊主が出来ると硬くて食べられなくなります。そのネギを掘りあげて根元から20cmで切ったものを苗を植える要領で先だけを少し残して土に植えました。ネギはこの地方伝統の越津ネギです。約2週間で新しい芽が出てきました。春に葱坊主が出来て捨てるしかないものを再生して使っていく、これが日本古来のやり方のようです。もちろん新しい苗を植えても良いのですが、ヒョロヒョロですので大きくなるまで時間もかかります。この方法ですと太い芽が出ます(植えるときに選別して太い株しか使いません)。太い株は秋までにはたくさん分結して大株になります。もちろん芽が出たものは今から十分食用になります。<2011/5/22>


*にんにくの芽*



にんにくを3品種作ってみた。今年初めて作ったホワイト6片がもっとも大きく育ち、早くトウがたってきた。茎の部分から先を取って収穫。さらに膨らんでいるつぼみをカットすれば茎が残る。この茎の部分をなぜかにんにくの芽として売られている。茎ではイメージが悪いのだろう。芽ならばタラの芽、ウドの芽同様食欲もわく。この時期トウ立ちした茎を切り取るというのは、にんにくの地下茎を太らせる重要な作業でもある。その茎をベーコンと一緒に炒めていただく。これが絶品。先人の知恵に感謝。<2011/5/15>

*春菊の花*

春菊を秋に蒔くとこの時期にトウがたって花が咲く。トウがたつ前に新葉部分を摘み取って鍋で頂くのが普通。我が家では鍋はほとんどやらないので、もっぱらおひたしか胡麻和えである。トウがたっても役割は終わらない。この花が仏様の花となる。仏壇やお墓の花として重宝している。家計を助ける花となる。この画像のように花びらの先が淡黄色のものと、全面黄色の2種類があります。<2011/5/15>


*ごぼう*

昨秋残ってしまったものが今春再び芽を出しました。手前は山ごぼう(もりあざみ)で後ろの大きな葉は大浦ごぼうです。葉は60cm以上にもなっています。いずれも伝統野菜でF1品種ではないので、花が咲いてどちらも種が取れます。大浦ごぼうは2代目ですが山ごぼうはどんな花が咲くのか楽しみです。<2011/5/8>


*イチゴ*
今年もイチゴの収穫の時期となりました。品種は3年ほど前に3品種植えたものを毎年ランナーで増えたものを使っているため、どれが何なのかわからなくなっています。おいしいかどうかはまさに運しだい。今年はナメクジが今のところ見られず、たくさん口に入りそう。<2011/5/7>


*マメ・マメ*

春の豆はさやえんどうにスナップえんどう、グリーンピースに空豆といずれも多産種。家庭菜園では成長が良いと処理に困る。かといって栽培を少なくすると生育不良になれば口に入らなくなる。兼ね合いが難しい。たくさん取れたときは冷凍保存に頼らざるを得ないが、絹さやは食味も落ち難しい。手前は空豆。赤い花が咲いているのが絹さや。右奥の白い花(わかりずらい)がスナップ。今年は生育もよく私の背丈以上になった。空豆はやっと実に成りかけたところです。<2011.5/7>


*ウド*



柿の木の中に2株植えて4年。すっかり大きな株になりました。現在は実生も増え4株になりました。かぶせる土の量が少なく白い部分が少ないのですが十分な大きさです。白い部分は生でもいけます。葉も香りが強く油いためがベスト。天ぷらも良い。皮はきんぴらにして美味、捨てるところがない。<2011/5/1>

*かぼちゃ苗*

昨年の秋、スーパーですくなかぼちゃを売っていました。とても甘いかぼちゃで作ってみようと種をまいてみました。ちゃんと苗になりました。かなり栽培が難しいのと現地では冷涼な気候のため果たして育つのか疑問が残ります。上図の右端の2株は金糸瓜(そうめんかぼちゃ)でこれも昨年食べた実を蒔いたものです。どちらも成長が楽しみです。
<2011/4/30>