冬の旬を味わう旅(12月28日〜31日)
12月30日(土)
ホテルを7時頃にチェック・アウト。金沢駅のジャーマンベーカリーで、サンドイッチなどを買って、ホームと車中で食べる。金沢7:46発の列車に乗車。高岡8:25着、始発列車に乗り換え、8:58発。車窓から見る冬の日本海は、きのうにも増して穏やかだった。直江津には11:31に到着。信越本線に乗り継ぎ、直江津11:44発。内陸の山岳地帯に入って、妙高高原、黒姫あたりではかなりの積雪。車窓には、美しい雪景色が続いた。この時期には珍しく、長野市内にも雪が残っていた。長野13:05着の予定が、少し遅れて到着。
駅付近のそば処「柏屋」で、「大もり」を食べ、昼食とする。その後、長野市内を少し歩き回る。酒屋に立ち寄り、今晩飲む酒を調達する。「天法」の今年のしぼりたて生酒があったので、購入する。他に、長野県内東部町にあるオラホ・ビールで造っている「善光寺」ラベルの地ビールも買い込む。
柏屋の蕎麦を食べる
長野14:17発、しなの鉄道の列車に乗車。上田14:58着。新しくなった上田駅に初めて降りた。駅前ターミナルの青木行きバス停で時刻表を見ると、14:57発とのこと。そのあと1時間バスがないではないか。ショックを隠せず思わず声をあげると、近くにいた小母さんが、「私も青木行きを待っているけど、まだ来ていない」とのこと。そのまま少し待っていると、確かに10分ほど遅れてバスがやってきた。ラッキーである。途中、上田市内の道は渋滞していて、これが遅れの原因だったようだ。
青木へは30分後ぐらいに到着。ここから今晩の宿泊地、沓掛温泉までは、村営バスが走っているはずだったが、時刻表を見ると、この日の運転はすでに終了している様子。仕方なく、歩くことにする。沓掛温泉までは、なだらかな上り坂。しだいに日はかげり始め、冷たい寒風が頬を刺す。40分か50分ぐらい歩いただろうか、ようやく沓掛温泉の「おもとや旅館」に到着する。
案内された部屋は、木造の古い棟だったが、小ぎれいで清潔だった。さっそく温泉につかり、旅の疲れを癒す。泉質はナトリウム単純泉との表示だが、若干硫黄の匂いがある。滑らかな肌ざわりのお湯で、温度がそれほど高くないので、ゆったりと長くつかることができる。温泉はやはり気持ちがよい。
午後6時少し前に、隣の部屋で夕食。どうも宿泊客は他にいないようである。料理は、岩魚の塩焼きやキノコなどで、あまり目新しいものはなかったが、エリンギの天ぷらは初めて食べた。歯で噛み切ろうとすると、衣がはがれてしまって、食べにくいものである。味は悪くないと思うのだが。
夕食の料理と「天法・しぼりたて生」
自分たちの部屋に戻り宴会。昼に買っておいたオラホの善光寺ラベル「ゴールデン・エール」と「アンバー・エール」、「天法・しぼりたて生」を飲む。オラホは、賞味期限を1か月ほど過ぎていたが、味は変質していなかった。2本とも、アメリカのマイクロ・ブリュワリー的な香りの強さが特徴だった。「天法」のほうは、フレッシュで味わいがあって、文句なくおいしかった。
けっこう酔っ払って、いつのまにか眠ってしまう。午後11時過ぎに目が覚め、再び温泉に入ってから、床につく。
12月31日(土)
午前6時ごろに目が覚め、朝風呂に入る。再び眠って、7時半ごろ起床、8時から朝食を食べる。朝食も、玉子入りとろろや海苔など、ごく普通の料理。午前9時半にチェック・アウトし、温泉街(?)を散策。温泉街といっても、旅館3件と公衆浴場があるのみで、山間の湯治場といった雰囲気である。曇りの肌寒い天気の中で、バスを待つ。
沓掛温泉9:57発の村営バスに乗車。村の各集落をめぐりながら走るが、終点の青木まで、われわれの他には誰も乗客がなかった。青木10:15着。青木から10:30発の上田行きのバスがあった。上田駅前には、11時ごろ到着。
「刀屋」へ行って、年越しソバを食べる。開店から間もない時刻だったが、店内はけっこう混雑していた。「普通もり」を注文。普通といっても、東京の蕎麦屋で出される「大もり」よりはるかに多い量である。しかも太打ちで、食べごたえがある。この店で今年最後のソバを食べることができて満足である。
刀屋で年越し蕎麦を食べる
ソバを食べ終わって、上田駅へ戻ると、ちょうど長野方面の列車が行ったところ。駅の土産物屋などを見て、時間をつぶす。
上田12:27発、長野13:07着。松本行きの列車に乗り換え、13:15発。予想外にすいていたのでよかった。松本14:24着の予定が遅れて、ぎりぎりの乗り継ぎとなる。松本14:28発の高尾行き。高尾まで長くつらかったが、本を読んでなんとか過ごした。高尾18:03着。午後7時前には、自宅に帰ることができた。
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