香港旅行記


2000/8/9 (水) 〜 8/12 (土)

3泊 4日の旅





7月のある日のオヤジとの会話・・・

「オイッ! オマエ、来月あたりに一緒に香港行かないかぁ?」
「ああぁ 良いねぇ〜 行こうか?」

その2週間後・・・
「オオォ・・・ティケット、取っておいたぞォ。」
「はぁ・・・?」

人の予定も聞かずに、自分の都合で決めたみたいだ。
軽い気持ちで返事をしてしまったのが、いけなかった。
あのジメジメした蒸暑〜い所に行くと言うことも考えずに・・・



2000/8/9 (水)


AM:5:00起床
成田エキスプレスで、東京駅から成田空港まで、ちょうど1時間。
オヤジは初めて乗ったらしい。
いつもは、京成スカイライナーを使っているので、
こっちもかなり気に入ったみたいだ。
でも、ちょっと高いかなぁ。
3000円ぐらいかかるんだ。


AM:10:00
何年ぶりかに乗るCX。(キャセイ)
飛行機に乗り込むと、やけに寒い。
すかさず、スチュワーデスさんに、
「スイマセン!ちょっと寒すぎます!」と文句を言う。(笑)
でも、入って来る皆さん、そう言ってたもん!

寒さの方もおさまって、一安心。
だけど、毛布はかかせない。

飛行機の中も、随分変わったもんだ。
シートに液晶モニターが付いていて、映画なんかが見れるようになっている。
離陸すると、タケちゃんの「アンナマデリーナ」が始まる。
合わせていたチャンネルが北京語版だったので、
すかさず、広東語版のチャンネルを探す。
ちゃんと、広東語チャンネルもある。
やっぱり、こうでなくっちゃね!





PM:1:15 (現地時間)
テレビを見ていたせいか、早く着いた感じだ。
やけに入国審査に時間がかかる。

30分近くかかったかな?
お盆休み前にもかかわらず、日本人はいっぱいだ。

出ると、すでに7月24日に帰っていた、アフォンがお出迎え。
前回は、彼の友人が車で迎えに来てくれたが、
今回は、市内までのバスを利用することに。

バスターミナルまで歩く。
空港内は、なかなか涼しい
「これぐらいの暑さなら良いねェ〜。」
なんて言いながら、出口のドアが開いた瞬間、

暑・

れだよ、コレ!!
この暑さ!!
久々に味わった気がする。
なにせ夏に遊びに来るのは、実に8年ぶりだからなぁ。
この暑さが嫌で、この時期に来るのを避けていたのだから。

バス停で、映画の公開状況を教えてもらう。
大ヒットしている、アンディー(劉徳華)の新作、
「孤男寡女」は、今日が最終日らしい。
あれっ?!古惑仔の新作は?
「面白くないから、もうやってないのかもしれない・・・」
マジ? どうしても見たかったのにぃ〜!


PM:2:15
A21 乗り場
ようやっとバスが到着。
33HK$=460円

一体、どういった経路で市内に入るのかを、アフォンから説明を受ける。
へぇ〜 こういったルートを通るのかぁ・・・ 





なるほど、ようやっと納得。
なんだかんだ言いながら、新空港から市内まで40分ぐらいかかった。


PM:3:15
今回、お世話になる尖沙咀(チムサーチョイ)の
「九龍ホテル」に到着。

ここで、友人のアイリーンも駆け付けていた。
チェックインしようとすると、
「掃除をしているから、30分待って下さい。」との返事。

しかたなく、4人で2階の喫茶店で話すことに。
オヤジとアイリーンは初対面。
自己紹介がてら、いろいろ話す。
アイリーンは、最近まで、日本の商社に勤めていたり、
佐敦(ジョーダン)の日本語学校に通っていたので
日本語は多少OK。



アイリーン


一応、オヤジに、明日の我々の予定を話しておく。
別行動とは言ったものの、食事ぐらいは一緒にしようと言うことで
明日のPM:12:30に、ロビーで待ち合わせることにする。


時間になったので、ロビーへ行くと、
「まだ、あと30分かかる」と言われる。
「オイオイ! 早く着いた意味がないじゃないか!」と憤慨する私達。(笑)


PM:4:30
ようやっとチェックイン。
部屋はこじんまりしていて、パソコンやFAX、
もちろんセーフティーBOXまである。
さすが、ペニュシラ系列のホテルだけあって、キレイだ。

オヤジのいびきがうるさいので、部屋は別々。(笑)
行動も全く別。
オヤジも私に負けず、仕事や遊びで何回も来ているので、
心配御無用。

とりあえず、両替だけは一緒にに行こうと言うことで、
隣接している銀行へ。
口座を持っていない人間は、手数料50HK$(700円)取られるそうなので、
アフォンにしてもらう。
40000円 = 2867HK$ (1HK$=14円)

ここでオヤジとお別れ。
我々はバスに乗って、旺角(ウォンコッ)まで出る。


PM:5:20
バスを降りたのはいいものの・・・
一体、何処へ向っているんだろう・・・?
旺角でも、とんでもない外れの方だと思うけど・・・
エスカレーターに乗ったり、階段を登ったり。
ちょっと疲れた。

外は蒸暑いのに、建物の中はとても涼しい。

ここは、「新世紀広場」というショッピングセンター。
イベントスペースもある。
こういった所で明星が宣伝活動するんだな。

奥の方までどんどん歩いて行くと、映画館が見えて来る。
GV旺角。
嘉禾(ゴールデンハーベスト)系のシネコンらしい。
こういった映画館が増えてるんだろう。



GV旺角のロビー


早速、映画と時間をチェック。
ゲッ!なんだよ!
「古惑仔」の新作が、PM:5:00からだったのか!
クッソ〜!チェックインが遅れてなければなぁ。
しようがないので、次の時間まで、
この建物に入っているお店で、お茶することにする。

アイリーンが必死になって、お店を探している。
「潮州料理」のお店らしい。
残念ながら、無くなっているみたいだ。

近くにあった「ピザハット」に入る。
携帯用除菌ティッシュを使いながら、バクバク食べる。(笑)
他の香港人はナイフとフォークを使って食べている。
やっぱり、直接、手に取って食べるのは、不衛生なのかな?


ここで前回お会いした、カレンさんと待ち合わせ。
アムロのビデオを送った感想なんかを聞く。
でも、彼らが言っていることは、全然わかんないや・・・
なんか楽しそう。


PM:6:30
旺角のKCRと隣接している所なので、
ここで時間の関係で、カレンさんとアイリーンとお別れ。
一緒に映画見たかったなぁ。

駅の改札の近くに、VCD屋を見つける。
アフォン曰く、ここのお店が安いらしく、私が来る前に、
もうすでにチェックしていたらしい。



正版場
九龍旺角火車站10号鋪
(新世紀広場入口)


DVD10%オフセールをやっている。
値段をチェックするが、なかなか安い。
今回は時間が限られているので、日本語字幕付のものや、
目ぼしいものはキープして行く。
シンジ君から、頼まれていたユンファのものも、安いものは即買い!
っていう感じで、どんどん手に取って行く。

あれ〜!?
特警新人類のMS(メガスター)版もあるぞ〜!
リージョンコードも「ALL」だし、日本語字幕も付いている!
ちょっとラッキーだなぁ。

かなりの枚数になったので、店員さんから、
「預かっておきましょうか?」と言われる。(^^;)
一応、チェックした来たもので、見当たらないものは電話して、
取って置いてもらうように頼む。
黄飛鴻(ウォン・フェイフォン)のDVDが、200HK$(2800円ぐらい)。
パート1が無かったので注文しておく。

占めて、1460HK$(20440円)=10%引きの値段
注文したものは、明日の夜に取りに来るように言われる。


PM:7:30
重い荷物を持って、ギリギリになって映画館に入る。
映画は、楽しみにしていた、古惑仔パート6なる
「勝者為王」
55HK$(770円)





しかし狭い劇場だなぁ。
ミニシアターって言ったって、これは狭すぎるぞォ!
目を悪くしてしまうではないか!
思った通り、寒いので、持って来た長袖のカーディガンを着る。

このシリーズ、ずっと見続けているんだけど、
死んだ人間が、また違う役どころで出演していたりして、
何が何だかよくワカランチンなのよ。

復習もしていないので、シリーズの流れを把握しないまま見ることになる。
パート5も、どんな感じだったか忘れてしまったし・・・
もう別の映画として見た方が良いかもな。

山鶏(サンカイ)が、日本のヤクザの親分の娘と結婚するシーンで
千葉ちゃん(千葉真一)が親分役で登場!
さすが貫禄十分!!
セリフも全編日本語だったし、助かるなぁ。
「サンガイくん!」だって。
歌舞伎役者みたいなセリフの言い回し。
しかし、やけにメイクが濃くないか?(笑)

サンカイの結婚式に出席する為、イーキン(鄭伊健)と舒淇(シュウ・チー)が、
日本に来るんだけど、お台場でデートをするシーンで、なんと舒淇が・・・
カングロ・メイクをしている!!
これには、大爆笑!!
アフォンに「静かにして!」と注意されるほど、
腹を抱えて笑わせてもらった。

作品全体通して見ると、サンカイが中心の映画だな。
イーキン演じる陳浩南は、思ったほど出てこない。
お気に入りの呉君如演じる、「十三妹」が短髪ではなく、長髪だったのが残念!
ストーリー自体の面白さも、ワンパターンっぽい・・・
次世代を担うインテリ・ヤクザ役で、何潤東(ホー・ユントン)が出てくるけど、
シリーズを続ける為の「逃げ道」を作っているみたいで、なんだかねぇ〜・・・

あまりヒットしていないと言うことを聞いて、
嫌な予感がしていたが、こうゆうことだったのね。
でも見れて良かったぁ。
お客さんも、そこそこの入り。
結構、ウケていたみたいだったけど。


PM:10:00
立て続けに、間違い無く今年のベストヒット3内に入るであろう
「孤男寡女」を見る。
55HK$(770円)





さっきの映画館とは違って、大きくて音響が良い。

この映画、「MI−2」を抜くほどの大ヒットになっているらしい。
どういった理由からヒットしているのか、
日本にいる時から気になっていたので、楽しみにしていた1本!
さてさて、どんなものかしら・・・


なるほどねぇ〜。
これ、ヒットするの、なんとなく解かるわぁ。
サミー(鄭秀文)が、カワイイんだっ!!
どうしてかなぁ?
今まで、こんなにカワイイとは思わなかった。
顔も痩せて、肌(美白)もキレイになったせいかしら?

華仔(劉徳華)も、身近に居そうな役柄を演じていて好感が持てる。
字幕に「トップセールス・マネージャー」って出てたなぁ。
同じ会社の人間に、牛のxx入りスープを、飲んでいたのを見られて、
「Mr.bin(鞭)」とか言われて可哀相・・・(笑)

他にも、監督が杜h峯(ジョニー・トー)だからか、
「過ぎ行く時の中で」(阿郎的故事)や、
アンディーの名作、「逃避行」(天若有情)
のパロディーも入っていて楽しめた。
サミーはこの映画で、来年のアカデミー主演女優奨にノミネートされるかもな。
どうにかして、字幕付きで日本で見たい1本だ。


AM:0:00
近くのお店に入って、ワンタンメンを食べる。
持って来た割り箸(袋入り)を取り出す。

これは、香港に来る直前、旅行好きの叔母から聞いて、
良いアイディアだと思い、急遽、用意した。
洗ったり拭く必要もなく、使い捨て出来るから便利だ。

ふと横を見ると、何やら日本語で話すカップルを発見。
レスリーの生写真を見ながら、ああだこうだ言っている。

そうなんだよなぁ。
今、レスリーのコンサートをやってるんだよなぁ。
一応、アフォンに頼んではいたけれど、全然、取れなかったらしい。
200HK$(2800円)であったらしいけど、
ステージは愚か、モニターすら見えない席だったので、断ったそうだ。

ここで、アフォンとお別れ。
旺角のKCRの駅まで歩いて、タクシーでホテルに帰る。
43HK$(600円)かかった。(でも安い!)

AM:0:30
ホテル着。
部屋に戻る前に、コンビニに寄る。
あれ〜・・・
コンビニがないなぁ?何処にあったっけ?
裏のあたりを歩いていると、遥か向こうに明かりが灯っている。
ようやく発見。
結構、無いもんだなぁ。
大量に水を買い込んで帰る。


AM:2:00
日記を書いて、就寝。
果たして、オヤジは生きているのだろうか?
大丈夫かなぁ・・・






2000/8/10 (木)



AM:8:00
トン! トン!
オヤジが朝飯を終え、烏龍茶とポカリスエットの差し入れをしてくれる。
サンキュー!!

AM:10:00起床
冷房を付けっぱなしにしていたのが影響したのか、
喉が痛くなっている。

シャワーを浴びてから、早速、夜中に行ったコンビニへ行き、喉アメを買う。
その帰り道、尖沙咀(チムサーチョイ)のHMVへ寄る。



AM:11:00

朝だと言うのに、日本のレスリー迷の方々らしき方々が、たくさんお見えになっている。

早速、DVDチェックをする。(笑)
やはり、前回来た時と値段的に変わっていない。
これから、まだまだお店を周るから、チェックだけにしておこう。
ここは高すぎるからな。
(地元の人間は買わないらしい。)

ジャッキー・ユンファの作品で安いものは、
80HK$(1100円)で統一されている。

レスリー熱のせいか、彼専用のコーナーも、
突き出しの棚を設けて訴求されている。
欲しかったお気に入りの映画、「家有喜喜事(1992年)」だけがない。
レジのオネエチャンに聞いてみると。
「売り切れちゃったみたいですね。」とのこと。

ちなみに、昨日の店で見つけた「黄飛鴻」のDVDは180HK$(2500円)だったのに、
ここHMVでは、280HK$(3900円)もするではないかっ!!
場所によって、100HK$(1400円)も違うって言うのは、どうゆうことなんだろうか?
どうしても・・・って言う以外は、買うのを止めておこうっと。

しかし、日本人や欧米人ばかりって言うのはスゴイ・・・
場所柄なのか、完全にそういった人間をターゲットにしているみたいな感じだ。


PM:1:00
ロビーでオヤジと待ち合わせて、ご存知、海辺のレストラン
「映月楼」で昼飯。
アフォンとアイリーンも合流。





前回、ここのバイキング形式には来たけど、飲茶スタイルは初めてだ。
シュウマイ、ニラ餃子、粉腸、肉マン、ちまき・・・etc。
美味い物が、どんどん出て来る。

最後に、オヤジ(超甘い物好き!)がデザートで、タピオカを食べたいと言うので、
アイリーンがいろいろ薦めてくれる。
タピオカにも冷たいもの・暖かいものがあるんだそうだ。

「これが美味しいよ!」と薦めてくれて食べたのが、
「楊枝甘露」というもの。
ああぁ〜 超ウマイ!!!
なんて言う美味しさだ!!
普通のタビオカをベースに、グレープフルーツが入っていたりして、
甘い、苦い、すっぱいが混ざった、なんとも絶妙な味!!
これは、日本で売ったら儲かるぞぉ!!(笑)



「楊枝甘露」
なんという美味さ!!


昨日のオヤジのスケジュールを聞いて見た。
我々と別れてから、香港で商売をなさっている友人の方と食事に行ったらしい。

この友人の方と言うのは、Nさんと言って、私が中学生の時から、
香港映画が好きなことを知っていてくれて、
香港の雑誌のpen-palのコーナーに私を紹介してくれた人物。
当時、毎月「銀色世界」を送ってくれていた方だ。
現在は、
尖沙咀の(三越があった)ビルに事務所を構え、衣料品を中心に商売をなさっている。

うちのオヤジも、私が高校生だった時には、香港で商売(カセットの駆動部分の販売)をしていて、
その関係でちょくちょく行き来していたので、その頃、私もちゃっかり、付いて行っていたという訳だ。
今は、儲からないので止めてしまったけれど・・・

私もお会いしてお話したかったが、今回はアフォンがスケジュールを
組んでくれていたことあって、丁重にお断りした。

日本にもある有名な中華レストラン「x珍楼」(へいちんろう)で、
3時間ばかり話しをしたらしい。
わざわざ私の分まで用意をしていただいていたそうだ。
(大変、申し訳ありませんでした!)



満足気なパパ


4人で、389HK$(5450円)
もちろん、オヤジのおごり。(多謝晒!)

お店を出て、天気も良いので、みんなで写真を撮ることにする。
オヤジとの写真は、何年ぶりかなぁ・・・





ここでオヤジとお別れ。
オヤジは山頂(ビクトリア・ピーク)に行くらしい。
今日は絶景だろうな。

我々は、スターフェリーの前のターミナルからバスに乗り、旺角(ウォンコッ)へ。


PM:3:00
映画まで時間があると言うので、これまたお馴染み
「荷里活中心」(ハリウッド・センター)に行く。





3階の奥にあるCD・VCDショップに入る。
DVDの品揃えは、香港ものは少ないなぁ。
ハリウッドのものは、かなりあるけど。

「踊る大捜査線 THE MOVIE (中文字幕付き)」のDVDもあるぞぉ。
なになに、「跳躍大捜査線 BAYSIDE SHAKEDOWN」だって。
へぇ〜 こんなタイトルになっちゃうんだぁ。
いかりや長介なんて、「碇屋司長介」って紹介されてる。(笑)

ここでは、「踊る大捜査線 THE MOVIE」のDVDと
張恵妹(チャン・ホイメイ)のDVD、張宇(チャン・ウー)のベスト版を購入。
占めて、326HK$(4560円)



THE BEAT RECORDS
旺角西洋街22号荷李活商場内


お店を出ると、アフォンが靴を見たいと言うので付き合う。
日本で流行っているデザインをパクっているか、ちょっと怪しい。(笑)
靴の裏にブツブツが付いている・・・流行りなのかな?

運動靴360HK$(5000円)と、
学校に履いて行く革靴170HK$(2400円)を購入した。


     
なかなか可愛いブツブツ靴と、アフォンのファッション


その後、近くのDVDショップ威威SHOPに寄り、
「林世栄」(燃えよデブゴン7)のDVDを特価65HK$(900円)でゲット。



威威SHOP B店
旺角通菜街49号



PM:3:45
時間になったので、百老匯戯院で、
大ブレイク中のサミーの新作、「夏日的麼麼茶」を見る。
55HK$(770円)
今日が初日らしい。




麼麼茶」は岸谷五郎似のアンチャンの名前であ〜る。


エスカレーターで、どんどん上に昇って行く。
劇場内は、若い人で超満員だ。
サミー効果かな?

さて、CMから。
CMも楽しみの1つだ。

「携帯やポケベル等のスイッチをお切り下さい。」のCMが流れた後に、
「良識ある新しい香港人になろう!」みたいなメッセージが出る。
その傍から、♪〜ピピピッ!〜♪ ・・・
ダメだこりゃ。(笑)
もう慣れちゃったよ。

さて本編。
香港でも人気のある任賢斉(リッチー・レン)が、海の家の店主役で出てくる。
IT関連の会社に勤めるやり手のサミーと
何やら海岸の土地の権利問題について、売るとか売らないとかで揉めているようだ。

大体の大まかなストーリーはわかるんだけど、
こまかいギャグになるとわからんなぁ。
あんまり可笑しくない(と思われる)所でも、大爆笑している。
日本人と「笑うツボ」が違うのかなぁ?

でも、ここでのサミーもカワイイ。
暫く、サミー・ブームが続きそうな感じだ。

それと、気なったのが、字幕。
昔は、タイプライターで打ったようなものだったけど、
丸みを帯びて見やすくなった感じがする。

劇場を出ると、アフォンは、よっぽどこの映画が気に入ったのか、
「面白かったぁ!!」と興奮気味だ。
でも、結構ヒットしそうな予感。

見ている途中でコンタクトが炎症反応を起こし、ズレ始める。


PM:5:30
「信和中心」に行く。





さて、ここでDVDを買い込もう!と意気込んで上に行くと、
前回、DVDを激安で売っていたお店、「鋪舗仔」が、やっぱり無くなっている!(笑)
何故か、靴屋になっていた。(残念!)

隈なくDVDを売っているお店を探すが、全く無いに等しい。
その代わりに、日本のアニメのVCDやDVDの店ばっかりだ。
一体、DVDショップは何処へ行ったんだろう?
あんまり儲からないのかな?

私も、日本のアニメで目欲しいDVDを買ってしまう。
「スプリガン」「攻殻機動隊」「天空の城ラピュタ」
各60HK$(840円)

PM:6:30にアフォンの友人の亜仔(アチャイ)と
待ち合わせていると言うので、急いで出る。

でも、急ぐ気配が全くない。
そんなことも気にせず、歩いている途中で見つけたDVDショップに入っては、
シンジ君から頼まれたユンファのDVDを購入している。
「大丈夫なの?」と聞くと、「ダイジョブゥ〜!!」だって・・・

KCRの駅まで歩いて、昨日の店で頼んでおいたDVDを買う。
「黄飛鴻T・U・V」のDVD、3枚で526HK$(7260円) = 1枚175HK$(2450円)


PM:6:50
KCRで沙田まで出る。
前回買ったにもかかわらず、見れなかった「黒馬王子」のDVDを取替えに
HMV沙田
寄る。

あれ〜・・・・?
随分と縮小されちゃったなぁ!
アフォンに聞いたら、3分の1になったらしい。

高いんだけど、品揃えに関しては、さすがに、この店は一番だ。
「黒馬王子」が140HK$だったので、その分を
「公子多情」と「亜飛興亜基」と取り換えてもらって、不足分5HK$を払う。

ようやっと、亜仔と合流。
ちゃんと覚えていてくれて、握手をする。
彼の顔を見ると、何箇所かにバンドエイドが貼ってある。
ホクロをレーザーで取る手術をして来たらしい。

レストランに行く途中で、コンタクトレンズ(オプティーフリー)の保存液を買い込む。
4つで180HK$(2500円) = 1つ 45HK$(630円)
日本で買ったら、1つに付き、1000円ぐらい違う。
なんとも安いもんだ!


PM:7:30
みんなで、前回も行った「徳記」で食事。





美味しいものが、続けて出て来る。
ここのお店自慢のハト料理!!
ウマイんだ! コレが!



昔、沙田には、たくさんハトのレストランがあったそうだ。


食べている最中に、亜仔の顔から血が流れ出す。
オイオイ、大丈夫かぁ?
「なんで、ホクロをレーザー除去したの?」
「キレイな顔になりたいからだよ!」
・・・・・

聞く所によると、亜仔が来月、日本に遊びに来るそうだ。
行きたい所を聞くと、お台場とか新宿・・・
なるほど、「東京攻略」の影響か?
その他は?と訊ねると
「溝女(ナンパ)!」とか言ってる。(笑)

「亜仔は、レスリーのコンサートは見に行ったの?」と聞くと、
「行ってないよ。だけど近々、欧陽菲菲(オーヤンフィフィ)が来るんだ。」
「そんなの誰も見に行かないよぉ!」
「何言ってるんだよぉ〜 彼女は凄いんだぞ!」(一同大爆笑)



レーザー手術をしたばっかりの亜仔


亜仔には、いろいろ良くしてもらったからなぁ。
来日したら、出来るだけ、いろんな所に案内してあげよう。


PM:9:00
食事が終わると、亜仔とお別れ
「日本で待ってるからね!」と挨拶する。

映画まで、時間があるので、ショッピング・センターでブラブラする。
「TCBY」と言うアイスクリーム屋に入る。
芝麻(ゴマ味)のアイスクリームが、なかなか美味しい。
でも量が多いので、アフォンにあげてしまう。
甘いもの好きのアフォン君、ガンガンに食す。(笑)



ゴマ味アイスクリーム 23HK$(320円)
美味しいんだけど、なんかセメントみたいだ・・・


PM:10:00
アフォンと私は映画を見る為、アイリーンとお別れ。
ずっと付き合ってくれたことに感謝する。
「また今度、日本で逢いましょう!」

映画は話題になっている、
「恋戦・沖縄」
55HK$(770円)





ん〜・・・
よくわかんない映画だな、コリャ。
監督が陳嘉上(ゴードン・チャン)。
こういった普通っぽいストーリーは良いんだけど・・・
なんで、舞台が沖縄なのかな?
日本ブームとか、夏だからかな?(笑)

でも、面白い顔合わせだ。
レスリー、王菲(フェイ・ウォン)、梁家輝(レオン・カーファイ)
それから、谷徳昭(ビンセント・コック)などなど。

み〜んな怪しい日本語を喋ってる。
特に、梁家輝なんて広東語で喋っててもインチキ臭い。(笑)

日本からは、加藤雅也がヤクザの親分役で出演。
ハリウッド映画にも出ているせいか、英語はキレイだ。
その子分が全然チンピラに見えない。
安っぽいんだ、コレが。(笑)

作品自体の面白さは、20/100 点。
「スター勢ぞろい」っていうことでカバーしているみたい。
こんな映画で香港人は喜ぶのか?

で、樋口明日香って、だぁ〜れ?
今年の金像奨のオープニングにも出てたけど・・・

AM:0:15
帰りの電車で荷物のことを考える。
やっぱり、大きなスーツ・ケースで来れば良かったかなぁ・・・

ホンハムの駅から、タクシーでホテルに戻ろうとする。

すると・・・
何やら、スゴイ人。
な・な・なんだよ、全部、日本人じゃないか?

なるほど、レスリーのコンサートの帰りかしら?
30後半〜50代半ばの女性ばっかりだ。(失礼!)
若い人はあんまりいない。
どうして?
その中に、日本人バレバレの男がポツンと並んでいる。
なんとも恥ずかしい・・・



哥哥が、さ ・貞子に!(爆)


AM:0:30
部屋に戻って、コンタクトをはずして、目薬をつける。

たくさん買ったDVDをチェックする。
今回も買ったなぁ・・・
果たしてこんなに買って、見るんだろうか?(笑)
もう買うのは止めておこうかな。


AM:2:00
日記を書いて、就寝





2000/8/11 (金)


AM:10:00
急に、アフォンから電話がある。
「オハーッ!」
・・・・・
なんだそりゃ?
そんなヘンなギャグ、どこで覚えたんだ?
いい年こいて使うな!

九龍塘(カオルントン)の地下鉄の出口で、待ち合わせしようとのこと。

身支度を終えて、出る前に、オヤジと帰りの荷物について
話そうとするが、もうとっくに出かけてしまったようだ
「荷物の件は、なんとかしますので、夜帰って来たら打ち合わせしましょう。」
と、メモに書き置きをしてドアの下に入れておく。

 
AM:11:20
九龍塘で無事、合流。
逢うなり、「携帯持ってくるのを忘れちゃったよ!」と言われる。

今日が初日の「辣手回春」を見ることにする。
40HK$(560円)

その前に銀行でを両替。
30000円 = 2149.5HK$ (1HK$=14円)


まだまだ時間があるので、ケンタッキーで食事。
先に坐って席を取って置く。(笑)

食後、まだ時間があるので近くのお店でDVDをチェックする。



Hong Kong RECORDS
九龍塘又一城商場舗位L1−02


「特警新人類」のDVD(ユニバース版)や、ジャッキーの「夏日福星」
カンフーのドキュメント映画もある。

レジに持って行くと、「特警〜」の新しいもの(在庫)を出してくれる
と言うので待っているが、なかなか来ないので、
映画が終わったらまた来ると言付けて、映画館に向う。


PM:12:55
映画館はAMC。
これまた複合型シネコンだ。



AMCのティケット売り場


入ると、すでにCMが流れている。

なんとジャッキーの新作「特務迷城」の予告。
ジャッキー、久しぶりの香港作品。
監督が「ダウンタウンシャドー」、「紫雨風暴」の陳徳森(ティディ・チャン)。
ジャッキーらしい、面白いアディア満載っていう感じがして、期待できそうだ。
来年の旧正月公開らしい。

さて、本編の「辣手回春」






監督が乗りに乗っている、杜h峯(ジョニー・トー)と葦家輝(ワイ・カーファイ)
主演がイーキン、コハル、セシリア(張柏芝)。
何と言う豪華な顔ぶれだ!

内容の方は、見てれば大体わかるような、ドタバタ・コメディー。
いい加減な医者役で出ている、ジョニー・トー・ファミリーの
林雪(ラム・シュッ)と、許紹雄(ホイ・シウホン)の掛け合い漫才みたいなパートがウケていた。
ちょっとファンタジックな所もあったりなんかして。
最後はチャンチャンという終わり方・・・

ムムム〜・・・
未だに、こんな映画も製作されているのか。

アフォンによると、「この映画、3週間で作ったんだって」
な〜るほどぉ・・・
なにかの理由で早撮りされたんだなぁ。
せっかくのキャスティングなのに、超もったい無い!

でも、映画館の作りは面白い。
シートも結構、良いぞよ。


     
AMCの映画館内の様子


PM:2:30
さっきの店にDVD取りに行く。
4枚 406HK$(5680円)

アフォンに「恐龍世紀」(ダイナソー)も見たいと切り出すと、
あんまり乗る気じゃないみたい。
日本では来年公開で、広東語版は張学友(ジャッキー・チョン)が
吹き替えをやっていると言うので、来る前から楽しみにしていたんだけど・・・
しつこく言うと機嫌を損ねるから、あんまり言わないで置こう。

ここから、おふくろのお土産(お茶)を探しに行く。
まずは、前回も行った、金鐘(アドミラリティー)の西武にある「英記茶荘」に向う。


PM:3:00
西武に行くと、なんと改装中ではないかッ!
すっかり、時間のロスになってしまった。
アフォンも困っている様子。

香港人に、美味しいお茶屋さんを聞いても、
そんなに詳しく知っている訳でもないみたいだ。
「沙田(サーティン)にあるかも!」と言うので、黙って付いて行く。

PM:3:50
その前に、荷物の心配をしていたので、旺角に戻って、
カバンを購入することにする。

アフォンも、シンジ君のユンファのDVD(3万円分)を入れて
持って帰るカバンを探していたみたい。(笑)
一体、何枚買えたんだろう?

女人街をブラブラする。
リュックを売っている露天があったので、
デザイン・色合いが良いものをチョイスする。
140HK$(1960円)
こんなんで2000円しないんだから、
日本からこぞって買い物に来るって言うのがわかるな。
なかなかカッコイイ。



これで 2000円は安い!!


さて、問題の私達親子の荷物を入れるカバン・・・
スーツケースをもう1個買おうかどうか迷う。
オヤジが、どれぐらいのお土産を買ったのかもわからないし。

そこでアフォンが、
「お父さんは、洋服ばっかりでしょう?だから、大きめの袋を買って、それに全部、
お父さんとテラダさんの衣類を詰めちゃえば良いんだよ。
空港で荷物を預けても、壊れる物が入ってないんだから、心配しなくていいじゃない?」
さすが!頭良い!!
そうゆう手があったのね。

カバン屋さんは、威威ショップに行った時にチェックしていたので、直行する。

安いなぁ〜! 大きなスーツケースでも2000円ぐらいで売っている。
そうゆうものではなく、普通のスポーツバックみたいなものはないか?と聞くと、
隣の店の奥に案内される。

たくさんあったが、長く使えるようなものを選ぶ。
79HK$(1100円)。
日本ではこんなに安く買えないぞ!
これで荷物問題は解決だな(?)。

買い忘れたものがないか、もう1度、「信和中心」へ行く。

生写真屋へ行って、レスリー迷の方々にコンサートの写真を買う。
なんか恥ずかしいなぁ〜
実は、生写真屋に入るのは、初めてなのだよ。(笑)
でも、何処へ行っても、全部レスリーだ。(スゴイ!)
高校生に紛れて、ポツンと日本人のオッチャンが選んでいる。
1枚3HK$(40円)を、6枚購入する。
日本で買ったら、1枚150円ぐらいするんだから、安いよなぁ。

地下に行って、ココ・リーのCD・VCD、
臥虎蔵龍(グリーンデイスティニー)サントラを購入する。

これぐらいでいいかな?
今回も買ったなぁ・・・


AM:5:20
我慢できずに、「恐龍世紀」が見たい!と言ってしまったので、
手間ではあったが、九龍塘のAMCに戻る。
しかし、見てみると、PM:8:10の回しかない。

体力的に疲れたので、「インターネット・カフェ」に入る。
はぁ・・・腰が痛い。(笑)
さすがに今日は歩き疲れたなぁ。

パソコンが空いたので、すかさず椅子に坐る。
自分のHPがどんな感じに見えるか、早速アクセスしてみる。
・・・・
オッ!!
ロゴの部分は文字化けしないで見れるんだなぁ。
やっぱり各コンテンツに入ってしまうと、わかんなくなっちゃうけど。

「恐龍世紀」は沙田でもやっているかもしれないと言うので、移動する。


PM:6:00
沙田に到着。
改札を出ると、ここはショッピングセンターになっている。
亜仔から、ここの2階にお茶屋さんがあると聞いたらしいので、
一緒に探してみる。

いろんなお店が入ってるんだなぁ・・・
 ここの店かな?
人気のない場所に、こじんまりとした店構え。
本当にお茶屋さんかしら? でも、茶器ばっかり置いてあるぞぉ。

アフォンを首をかしげながら、ブツブツ言っていると、
お店の方から声をかけられる。

「お茶を買いたいんですけどぉ・・・」
「ええ、ちゃんとありますよ。」
「試飲は出来ますか?」
「もちろんですよ! さぁ入って!」


     
楽茶軒
沙田火車站連城広場K1舗



なかなか、好感の持てる接客だし、優しそうな女性だ。

お茶を入れては捨てるの繰り返し・・・
「これは、洗茶(お茶を洗う)って言うんですよ。さぁ 飲んで見てください。」
「ん・・・ちょっと苦味があるんですねぇ。一体、どこ産のお茶なんですか?」
「中国の安徽省(?)のものなんです。」
「へぇ〜・・・台湾のお茶葉は丸いんですけど、これは違いますね。」
「よく知ってますねぇ!」

なんか広東語の教科書に載っている例文のような会話だ。(笑)
香港に来てから、ろくに広東語を話してないので、
簡単な会話をでもしようと、こっちから話しかける。

「うちの母はお茶が好きなので、お土産に買って帰ろうと思いまして・・・」
「そうなんですか? いつも何を飲んでらっしゃるの? ティックンヤム?」
「ティックンヤム?・・・ああ鉄観音のことかぁ。いいえ普通の緑茶です。」
「うちの会社の社長は、日本でもとても有名なんですよ」
「そうなんですか? なんて言う方なんですか?」

社長さんが載っている記事を見せてもらう。

「知らないなぁ〜 この他にもお店はあるんですか?」
「上環(ションワン)にもあるんです。」

なんと単純な会話だ。(笑)

「あなたのお母さんは、中国人なの?」
「えっ! 違いますよぉ!」

この他にもアフォンを通じて、いろいろお話した。
やっぱり、言葉って大切だなぁ。
ペラペラになったら、どんなに楽しいことだろう・・・

150g 100HK$(1400円)を、4つ買う。

「また、今度香港に来た時も、寄って下さいね。」
我々も、丁寧にお礼を言ってお店を出る。


PM:6:30
UA沙田に行ってみると、週末と言うこともあって、スゴイ人だ。
「恐龍世紀」
もちゃんとある。
PM:7:55の回ののティケットを買って、少し休む。
55HK$(770円)



お気に入りのシネコン、UA沙田


まだ、時間があるので、前回も行ったアメリカ資本のCD屋
「BLOCK BUSTER」へ。





もう、私は買い物は終わったので、アフォンがシンジ君の
お土産用のDVDを探している。

いろいろ探して見ると、2日前に買ったDVDが
激安コーナーで売られていて、ショックを受ける。(笑)
まぁ こんなもんだ。

PM:7:55
時間になったので、映画館に入る。
ティケットを買った時には、満席だったような気がするけど、
全然、お客さんが入って来ないなぁ。
席が端だったので、ちゃっかり、一番後ろのど真ん中の席に移動する。

すると、やっぱり後から家族連れが入って来た。
スイマセ〜ンと腰をかがめながら、元の席に戻る。(笑)


さて本編へ・・・
あらららぁ〜
スクリーンがやけに小さい!(残念!)
 でも音は良い。

この映画、全米で公開されて大ヒットしているらしい。
日本での公開は来年だし、いち早く、見れるので楽しみにしていた。
ちなみに、広東語吹き替え版。

吹き替えを担当しているのが、張学友(ジャッキー・チョン)。
一発で彼の声とわかってしまう。(独特だもんな)

時間も結構過ぎたので、空いている真中の席へ移ろうとする。
「アフォンも行こうよ」と誘うと、
「子供がうるさいから、遠慮しておくよ」と言われる。

そうか・・・
そう言う理由で、あんまり乗る気じゃなかったんだな・・・
無理に誘って悪かったなぁ・・・

最初の10分ぐらいは、脅威のCGオンパレード!という感じで、
関心して見ていたが、暫くすると普通の映画を見る感覚になってしまう。(笑)
確かに、CGは凄いんだけど、物語全体としての評価は大した事はない。
日本語字幕が無くっても、見ていればなんとなく理解できたし、
まぁまぁ楽しめた。

エンディングのクレジットを見ると、学友以外は知らない人ばっかりだ。

アフォンが、
「昨日、学友の赤ちゃんが生まれたんだよ。女の子だって。」
へぇ〜そうなんだ。
奥さんに付きっきりって聞いたから、無事に生まれて良かった!
学友、おめでとう!!



脅威のCGのオンパレード・・・さて、肝心の中身は?
それにしても、なんて怖いポスターだ。


PM:9:30
昨日も来た「徳記」で遅い食事を取り、駅でお別れ。
またすぐ日本で逢う予定だから、軽く挨拶をして別れる。

さすがにアフォンも疲れているみたいだ。
本当にいろいろありがとうね!


PM:10:00
KCRに乗って帰る。
グググッ・・・
マズイ! お腹が痛くなる・・・

ホンハムの駅でトイレを探す。
しかし広い構内だな。
早く行かないと、危ないぞ!(笑)

ふうぅ・・・
間に合ったぁ・・・
実に3日ぶりだぁ。
スッキリ・・・(汚!)

でも、菌だらけの国で、よく食べ物に当たらなかったもんだ。
いろいろ薬を持って来たって言うのに。(笑)
お茶のせいかしら。
たくさん、携帯用のティッシュを持って来て良かった。
(汚い話しでゴメンナサイ! 私、お腹が弱いんですよぉ。)

昔、香港でトイレを探すのって、至難の技だったけど、
今は結構キレイで、至る所にあるから、トイレが近い私にとってはありがたい。
ティッシュが置いて無い所が多いけどね。(笑)


PM:10:30
ホテル着。
さ〜て、これからまた一仕事あるのだよ。

まず、自分の持って来たスーツケースに、買ったDVDなんかを詰める。
なんとか入ったぁ。
これは、ワレモノなので、機内に持ち込む用だ。
しかし、一体、何枚買ったんだろう?

それから、今日買って来た大きめのスポーツバックに、
先に、私の衣類を詰めこむ。
これは空港で預けてしまえば良い。
ワレモノが入ってないので、何をされても平気だ。

さぁ〜て、問題はオヤジの荷物・・・
隣のオヤジの部屋を訪ねる。
なななんだ、この荷物は?!
また、買ったんだなぁ〜!

「こんなの少ない方じゃん!」だって。
相変わらず、安っぽい洋服ばっかりだ。(笑)

なんとか、オヤジの衣類も詰め終わった。
ふうぅ〜・・・
これで機内に持ち込む荷物は、2つずつで済みそうだ。
面倒臭いのが大嫌いなオヤジも、今回ばかりは、反省しているみたいだ。(笑)
行きに持って来たバックが、お互い小さすぎたもんな。
俺もこんなに買うつもりじゃなかったし・・・
反省! 反省!

AM:1:00
今回の旅行は、あっという間だったなぁ。
3泊4日なんて、こんなもんかしら?

臥虎蔵龍(グリーンデスティニー)のの広東語版を見に、
尖東の華懋(ワーマウ)戯院にも行きたかったが、
さすがに、そこまでの気力が残っていない。
今回はこんなものだろう・・・

日記を書いて就寝。





2000/8/12 (土)


AM:10:30
起床。
ドアの下を見ると、オヤジからのメモが置いてある。
「ペニュシラのクッキーをカバンに一緒に入れて下さい。」
なヌ?
オイオイ! もうバックはイッパイじゃないか?!


AM:11:30
もうすぐ、チェックアウトの時間なので、先に喉アメを買いに行く。

荷物の方は、なんとかなったみたいだ。
ペニュシラのクッキー5個も、ギリギリ入った。(笑)

ロビーに降りて行くと、お盆休みを利用して、
遊びに来ている日本人観光客で、ごった返している。

旅行中のオヤジの話をいろいろ聞く。
昨日は、フカヒレ専門店に行き、フカヒレ・アワビなど、
1人で、1万円分も食べたそうだ!
俺も行けば良かった!!(笑)

言葉もわからないのに、よくちゃんとしたものが出て来たな。
「そんなのどうにかなるもんさっ!」だって。
身振り手振りで説明したんだろう。
大体、想像が付く。(笑)

チェックアウトも済み、詳細を見る・・・
1人1泊(シングル) 8000円ぐらいか。
安いのか、高いのかよくわからん。
旅行業者から、キャンペーン中だから安いと聞いたので
選んだなんて、オヤジが言ってたけど。
(そんなことは関係なく、いつもオヤジはこのホテルだ。)


PM:12:15
チェックインの時に頼んでおいた、
シャトルバス(120HK$=1680円)が到着。

なんでこんなに高いお金を払ってまで乗るのか?とオヤジに聞くと、
「普通のバスでも良いんだけど、バス停で待つのが嫌なんだよ、俺は。」
だそうだ。

何か特別早く着くのかと思いきや、いろいろなホテルを経由するので、
いつになったら、空港に着くのか不安になってくる。
結局、1時間ぐらいかかったぞぉ。

空港に向う途中で、海岸の方へ目を向ける。
なんか凄い勢いで開発が進んでるなぁ。
こういったインフラの整備なんかをやると早いよな。
これもお国柄かな。(苦笑)

でも、2005年には、世界で2番目に大きい「ディズニーランド」も出来るって言うし、
まだまだ、香港から目が離せないのではないだろうか?
現在は、景気が低迷してるって言うけど、こんなことで中国人はへこたれないだろう。
これから、香港に行く日本人も増えるだろうし。
注目され続ける国だと思う。


PM:1:15
チェックイン

空港内のレストランで、ワンタンメンと烏龍茶(70HK$=980円)を食す。
やっぱり空港内は高いなぁ。


PM:3:25
離陸

お腹がイッパイなので、機内食はパス。
機内では、「東京攻略」と「ロメオ・マスト・ダイ」を見る。
(DVDか?共に日本語字幕無し)
好きな映画を見ていたせいか、あっという間に時間が過ぎた感じだ。


PM:8:25
ちょうど4時間で日本に到着。
今回は、ハプニングは起らずに、無事、税関をパス。(笑)

出ると、母が待っている。
外は、ポツポツと雨が降り出している。
聞くと、台風が接近していると言う。

お盆で道が渋滞していた為、帰路の途中、
あっちの道、こっちの道が良いのか、大揉めになる。
結局、レインボーブリッジを通って、見事に大渋滞にハマル。
そこで、誰がイケナイとかの大喧嘩!


PM:11:30
渋谷のラーメン屋「山頭火」に到着。
お代は、もちろん渋滞の道を選んだ私負担。(笑)



PM:0:00
無事、自宅に到着。



- 完 -


最後まで読んで下さった皆様、本当にありがとうございました!!





〜 コメント 〜

今回は、3泊4日と短い旅行でしたが、それなりに有意義なものになりました。
目的であったDVD探しや、夏休みに公開された映画も大体見ることが出来たので、満足しています。
心配だった「暑さ」に関しては、確かに外は暑いんですが、建物に入ると、冷房がガンガンに効いていて、
暑いんだか涼しいんだか、わかりませんでした。(笑)

体の方は、気を付けていたものの、初日にクーラーを付けっぱなしで寝てしまったせいか、
ノドをやられた以外は、大事には至りませんでした。

DVD(日本語字幕付き)に関しては、随分と値段が下がって来ていると思います。
郊外のお店にも行きましたが、旺角(ウォンコッ)のお店でも、差ほど変わらないです。
セールをやっているお店もありますので、マメにチェックして見て下さいね。

それから、品揃えは良い所もあれば、そうでない所もありますので、お気に入りの作品があったら、
皆さん、時間が限られていると思いますので、即、購入されることをお薦めします。
万が一、見れなかったら交換してくれますから、買い物をした際、レシートをもらうのをお忘れなく。

HMVは値段が高いですが、やはり品揃えは一番でしょうね。
安いものでしたら、80HK$(1100円)で買えますから、買い逃したものがあったら、利用するのが良いと思います。

また、「特警新人類」のMS版(メガスター版)を買って来ましたが、リージョン・コードが「ALL」と
入っているにもかかわらず、実は台湾版だったらしく、見ることが出来ませんでした。
こういったものもありますので、ご注意下さいね。
(よく見ると、裏のパッケージの下の所に小さく、 「不包括香港・中国大陸・泰国及日本地区」と入っていました。)

VCDは、お土産用に何枚か買っただけで(自分用には1枚も買いませんでしたので)、あまりわかりませんが、
旺角(ウォンコッ)でしたら、かなり安く手に入ると思います。

ちなみに、友人のシンジ君から頼まれていた、周潤發(チョウ・ユンファ)の映画のDVD
(日本語字幕付きのものに限る)ですが、結局、3万円分で、23枚買えました。(1枚あたり 1300円)
ユンファや成龍(ジャッキー・チェン)のDVDに関しては、大体、日本語字幕が入っています。
値段は、作品によって違いますので、いろいろ探して見て下さいね。

今回も、アフォンが付き合ってくれたせいもあって、広東語はほとんど喋りませんでした。
だから、いつまで経っても、上達しないわけです。(笑)

わからないことがありましたら、個別にメール等で対応しますので、お気軽にご連絡下さい。
くれぐれも、買って来たDVDのタイトルを、全部教えて下さいとかって言うご質問は、勘弁して下さいね。(笑)

それでは、よろしくお願い致します。 



ご感想をどうぞ!


ご質問がありましたら、お気軽にどうぞ!


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