編集後記




香港映画ファンにとっては、まさに夢のような1週間でした。

近年、このような映画祭があったでしょうか?

配給会社・主催者・スタッフの方々に、感謝しなければなりません。
本当にありがとうございました!!


結局、チケットを買って、劇場に足を運んだのが、本数にして20本。
そのうち、時間の都合で舞台挨拶しか見れなかったものが、2本。
これまた、時間の都合で途中退場したものが、1本。

しっかり見れたのは、17本と言うことになりますね。(笑)

今回初めて開催された「香港映画祭」については、大成功だったように思います。
なんら(席・チケット等での)トラブルも無く進行しているように見えましたし、
チケットを多く発売することもなく、時間ギリギリに会場に入っても、ちゃんと席に坐れましたしね。
(関係者席も少なかったし!)

「指定席」と言うのも、見る側にとっては、本当に助かりました。
あの急な階段に何時間も前から並ばなくて済む訳ですから、
精神的にも、体力的にも楽でした。


出品された作品に関して言うと・・・
ちょっと「消化不良気味」でしたかね。
日本未公開作品が上映されると聞いて、
「ようやっと、周星馳(チャウ・センチー)の作品が見れる!」
な〜んて1人で盛り上がっていたのは、私だけではないと思います。(笑)

実は、ある媒体を介して、上映作品のリクエストをしていたのですが、
「審死官」、「怒火街頭」、「十萬火急」
一応、この3本を書いて送ったのですが・・・・
(ん〜・・・残念!)

まぁ〜 やっぱり(主催者側さんも)、少しでも多くのお客さんに来て欲しい訳ですから、
大スターが出演している作品を中心に・・・っていうのは、しょうがないとは思います。
日本語字幕付きで見れるだけでも、ラッキーですからね。

も、香港映画が最も得意とする「アクション映画」、それも傑作・秀作が
まだまだ、たくさんあるはず・・・
ぜひ、次回開催の暁には、今回会場になった「渋谷東急」級の映画館で、
上映していただきたいです!


最後に、この期間中の映画祭で気になったことを述べたいと思います。

スケジュール的なことで、配慮に欠けていたのは事実です。

同じ映画祭であるにも関わらず、次の映画に間に合わないなんて言う
事態が起るのは、どう考えてもおかしいじゃありませんか?
(香港映画祭の、10/30 (月)に関しては、キツ過ぎました。)


また、「東京国際映画祭」については、言いたいことがたくさんあります。(笑)

特に、「関係者席・招待席」が多過ぎます!!
(入ったら、ほとんどがそうじゃないですか?!)

それから、スタッフの方々の対応です。
学生アルバイト君(?)の教育等に疑問です。
特に、お客さんを会場に入れる際の誘導は、
わかりやすく、はっきりと(お客さんに)指示していただきたいです。

・・・と、まだまだ、事細かにいろいろ書きたいのですが、
問題になりそうなので、これら何点かを指摘するだけに止めたいと思います。(爆)


この先ずっと、このような映画祭が、開催されるのかどうかはわかりませんが、
反省材料は、たくさんあったと思います。
どうか、主催者側様には、お客さんが安心して見れるような
環境・スケジュールを作っていただきたく思います。
何卒、よろしくお願い致します


何はともあれ、皆様、本当にお疲れ様でした!!


また、来年お会いしましょう!!







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