言いたい放題


このページでは、映画・明星について、言いたい放題させていただきます。
いろいろなHPに、遊びにいきますが、
当たり障りのないコメントをするのは、あまり好きではないんですよ。
”本当に、愛しているファンだからこそ” 言いたいこともあるんじゃないか? と思うんです。
ミーハー気分に駆り立てられて、
”素晴らしい映画! お薦め!” みたいなものも、どうかな? と。
まぁ、私も人のこと言えませんが・・・ (笑)
もちろん、良いところがあれば、賞賛しますよ。

あくまでも、”批評” です。 悪口ではありません。
(批評じゃないなぁ、単なる感想文だな。)

皆さんも、”これだけは、言いたい!” と言うことがありましたら、
我慢せずに、掲示板の方に書いてくださいね。
(愛してやまない明星・映画のことのついてでも、結構ですよ!)

それぐらいのことを、受け入れる気持ちは、
ここに遊びに来られる皆さんは、持ってらっしゃるでしょうからね・・・(笑)

熱く、語ろうじゃありませんか!!





No.10  もういちど度逢いたくて(星月童話)  について

1999/12/31(金)





この映画も、話のネタ作りに、ビデオを借りて見ました。
宣伝の打ち出し方、その他のメディアを見ていた限り、
ラヴ・ストーリーものだと思っていました。
レンタル・ビデオのパッケージにも、
”女優に学ぶ女の生き方”
というシールも貼ってありましたし。

監督が、”黒侠(ブラック・マスク)”の
李仁港(ダニエル・リー)と聞いて、
”へぇ〜 ラヴ・ストーリーも撮るんだぁ”なんて思ってましたら、  
なんと、なんと、(期待どおり?)アクション色が、強いではありませんか!?
 
ドニーや谷垣健治さんが、サポートしている理由が、やっとわかりましたよ。
ストーリーや、画(え)的にも、ブラック・マスク調が出ているし・・・
 
でも、びっくりしたなぁ。
これだから、香港映画は、わからない!
 
ラヴ・ストーリー(もちろん、こういった要素は、多く含まれていますが)
と思って、見た方々は、どう思ったんでしょうか?
ぜひ、感想をお聞きしたいです!
 
全体的に、ストーリー展開が、早かったですね。
レスリーと常盤貴子が、ああなるまで、なんと5日!
現実にあり得る話なんでしょうか?
”出会ったきっかけ”のところを、違った形で、うまくつなげて欲しかったです。
なんか無理矢理っていう感じもしましたから。(笑)
映画ですから、しょうがないんですけどね。
 
賛否両論がありました、レスリーの日本語なんですが、
本人ではなく、別の方が、吹き替えを担当されたらしいので、
気にならなかったですね。
日本人っていう設定も、不自然な感じは、あまりしなかったです。
 
いろいろな俳優さんも、出てましたけど、やっぱり、
レスリー!
私、嫌いじゃありませんよ。
”欲望の翼”の彼の演技は、男の私でも、シビレました!
誰が見たって、あのレスリーは、文句のつけようがないでしょう。
当作品も、劇中、終始シリアスさを保ちながら、
カッコいいレスリーが見れました。

 
でも、最近はそうでもありませんが、
コメディー系の映画には
あまり出演しないで欲しいなぁ。
いろいろ付き合いや、業界のしがらみなんかも、あるんだろうけれど。
旧正月に公開されるハッピー・エンド(オメデタ)映画に出ることは、
まぁ、わかりますが・・・

私個人的には、やっぱり、”美しい”レスリーが見たいものですから!
(恋する天使 ・ 君さえいれば2 は、途中でビデオを返してしまった・・・
全体的に、ストーリーが、ダラダラし過ぎて、ものすごく長〜く感じたので。)
 
それから、なぜ、香港の明星は、今年に入って、髪を金髪に染めたのか?
(アンディー、リオン、レスリーは劇中で少しだけ)
ファンの方、教えて下さい!
 
常盤貴子
日本ブームで、日本のトレンディー・ドラマが、香港でもVCD(海賊版?)
で、見られるそうですが、その影響で、
彼女がヒロイン役に選ばれた
のでしょうか?
なかなか、がんばってるじゃないですかぁ。
広東語も、ちゃんと本人が話してるし、声調も良い感じ!(エライ!)
 
でも、過去にも、こういった日本人が主役を務めている香港映画がありましたが、
どうしても、日本映画を見ているような感覚になってしまう。
それが、ちょっと残念なんですけどね。

その他、ジャッキーのスタントマンチームの、火星(マース)
ブレードのお師匠さん役の恵天賜、レスリーの義理のお姉さん役で、
ミシェール・ヨー!(うっ、美しい!)が異色の共演。
それと、弱々しい古惑仔っぽい格好(笑)で、サム・リーが出演しています。

総評ですが、ラヴ・ストーリー 58%、 アクション 42%
と中途半端だった為、辛目の55点 で、どうでしょう?

でも、日本のレスリー迷の方々には、たまらない映画なんでしょうね。
レスリーの、xx の姿とか・・・(笑)
現に、香港よりも、日本の興行収入の方が、はるかに良かったと聞きました。
(日本国内の興行収入は、なんと、5億円!!)
 
これが別の監督、日本の出資が、全くなかったら、
やっぱり違った映画になっていたんでしょうね。
 
もし、よろしければ、皆さんの”レスリー像”を、
聞かせていただけないでしょうか?(特に女性の方々の意見)
日本の熱狂的なファンの、彼に対する、”思い入れ”というものを、
ぜひ一度、教えていただけたらと思います。
よろしくお願い致します!






No.9  アンディー・ラウ (劉徳華)  について

 1999/12/25(土)





          

キネカ大森の様子と水田菜穂さんトーク・ショー


12/14(火)
いつもお世話になっている、ゾートンさんと一緒に、
キネカ大森で、レイト・ショー(PM 8:00〜)で開催されている、
アンディー・ラウ映画祭”に出かけてきました。

噂では聞いていたけど、劇場に行くのは、今回が初めて。
小さな映画館が、3つ入っていて、
ロビーを見る限り、かなり香港映画に力を入れてるのが、よくわかりました。

劇場内の売店も、充実していて、
VCD、ポスター、ポストカード、書籍などなど、
混雑が予想される場合は、早めに入場して待っていても、
ここを覗いていると、楽しくなって、すぐに時間が経ってしまいます。

さて、映画の方は、”
極道追踪”(91’)
ビデオで発売されているのは、知っていたが、
監督が、アン・ホイなので、文芸ものが苦手な私としては、
あえて、見ないでおいた作品だ。

やっぱり、見なければ良かった。(笑)

アン・ホイだから、多少は、期待していたものの、
どうして、こんな展開になっちゃうのかしら?

舞台は、日本。
訳ありで、日本にやってきた華仔が、ひょんなことから、
ヤクザの抗争に巻き込まれるというもの。

華仔のあやしい日本語が聞けるというので、
一部のファンからは、貴重な作品とされているらしいが、
私としては、そんなことは、どうでも良い。

何もかもが、中途半端!
石田純一が極道の役で出演しているが、
どうも、我々、日本人としては、彼がこういった役をしていること自体、
不自然な感じがしてしまう。
前半は、彼と、引退してしまった、鍾楚紅(チェリー・チョン)の話が続くので、
このまま、この2人のやりとりで終わってしまうのかと、不安であったが、
石田純一の撮り分が終了したのか、うまい具合に華仔が戻ってくる。(笑)
(当時は、トレンディー・ドラマで、ひっぱりダコの彼だったから、忙しかったのだろう。)

後半部分も、特筆すべき点は特にない。
倉田保昭大先生が、親分役で出演されていて、
前半で、アクション・シーンがあったので、多少ならずとも、
期待したが、そういったシーンは全く無くて、残念だった。

総評、13点。(笑)
劇場を出た後、喫茶店で、お茶を飲みながら、
しばし、苦笑まじりの会話をする、男2人でありました。・・・


12/23(木)

今回も、ゾートンさんと、ご一緒させてもらう。
休日ということもあって、超満員!
階段に、座布団を敷いて見ている方も、いらっしゃった。
(こういう風景を見るのは、銀座テアトル西友で上映された”恋する惑星”以来だ。)

上映前に、以前、お世話になった、水田菜穂さんのトーク・ショーがありました。
華仔についてのご自身なりの批評、彼の現状、
また、今の香港映画について、約20分間、語られました。
私が、水田さんに花束を渡して、無事終了。(笑)

支配人の方(?)が、劉青雲との共演作、
”暗戦” をどこかの会社が買ったらしい・・・と言われた。
ホント!?
だけど、全然、話題になってないから、当分、先の話じゃないかしら?
ファンとしては、字幕付きで早く見たいですよね!

映画の方は、”
逃避行(天若有” (90’)
この映画をスクリーンで見るのは、93年にファンタで来日した時に見た以来、
実に6年ぶり!
あの時、4本上映された中で、一番面白かったという印象がある。
当時、一緒に見ていたシンジ君も、そう言っていたのを思い出す。
疲れたなぁ。あの時のファンタは!

ストーリーその他は、今さら語ることも無いだろう。
文句無く、良い映画である。
この頃の香港映画は、黒社会ものが、まだまだ、たくさん製作されていたが、
この種のもので、一途に、一人の男性を愛しつづける女性の姿を、
うまくミックスして描いた映画は、あまり無かったのでは、ないだろうか?

華仔も、香港映画自体も、この頃が一番、力があって良かったと思う。
香港独特の、あのなんとも怪しい、いかがわしい雰囲気や、
喧騒が画面を通じて、伝わって来るのだ。
広東語も、日本人には、到底、理解できないような、
粗口(汚い言葉)を喋ってるんだろうなぁ。

ここで、特筆すべき点は、音楽にあると思う。
今年、解散してしまった、beyond。
故・黄家駒が歌(声)が、心に、悲しく響く。
本当に、惜しい人を亡くしてしまった・・・

華仔も、チャラチャラした所もなく、カッコ良い。
こういったアンちゃん役の方が合っていると思う。

でも、呉倩蓮は、この映画で、初めて見た時は、まだまだ新人で、
台湾から出てきたばかりの時だったと思うが、
全然、垢抜けていない所が、正直ちょっと、気に入りませんでした。
以後、見違えるように美しくなりましたけど。

総評、88点。
ゾートンさんと一緒に、
”やっぱりいい映画ですねぇ〜” と語り合う。
ゾートンさんは、私と全然違った視点で、映画を見ている。
”この人は、画面の構図の取り方が、実にウマイですよね!!”
など、話をしていて、すごく良い刺激になる。
来年もよろしく!!


ここで華仔について、少し書きたいと思います。
映画に関しては、100本以上の作品に出演していますが、
当たりハズレが、かなりあるということ。

私がお気に入りの作品というと、
”今すぐ抱きしめたい” ”天と地” ”欲望の翼” ”逃避行”・・・
いずれも、シリアスな役回りを演じてます。
監督によって、おバカな役もやりますが、
(と言っても、一人しかいませんが)
あまり、おちゃらけた彼は、見たくないんです。
香港では、コメディー映画に出ることも、イメージの問題もあって必要なんでしょうけれど、
やっぱり、キリッとした彼が見たいんですよ。
だって、こうゆう映画に出ている方が、コメディーものと比べれば、
断然、光ってますもの!

それから、主役をやってても、多少ながら、中途半端に見えてしまう所。
これは、彼の仕事が多岐に渡っているという事が、関係していると思う。

俳優・歌手・プロデューサー・作詞家など。
今となっては、ひとつのことに、専念できないものであろうか?
張学友(ジャッキー・チョン)のように、歌メインで行くとか。

映画1本で勝負するなら、監督を選んで欲しい。
彼をカッコ良くみせる監督・・・
杜h峯(ジョニー・トー)あたりだろうか?
くれぐれも、王晶なんて選ばないで欲しい。
”息の長い” 俳優になって欲しいですからね。(笑)


石田ひかりとの新作
”愛は波の彼方に(愛情夢幻号)”(99’)が
来年 1/15(土)〜より、キネカ大森にて、
レイト・ショー(連日PM 8:00)公開されます。
ぜひ、劇場に足を運びましょう!!






No.8  君を見つけた25時  について

1999/12/22 (水)





ネタに困って、近所のツタヤをいろいろ物色してましたら、
偶然、目にとまったので、借りてきました。(笑)
 
結論から、言いますが、これは面白い!!
こんな映画って聞いてれば、劇場に足を運んだのに!
 
配給がワーナーで、画像も音声も、なかなかきれい。
翻訳も、うまく訳していたと思います。
 
梁朝偉(トニー・レオン)と、ビビアン・スーのラヴ・ストーリーだけかと
思っていたら、ちょっと違いました。
 
オープニングのクレジットを見ると、
プロデューサーが、王晶(ウォン・チン)なので、ちょっと、心配してましたけど
オゲレツ・ギャグもなく、スマートな仕上がりでした。(笑)
オープニングのクレジットを見ると、監督が、
UFO組の阮世生(ジェームズ・ユン)とある。
 
UFOの映画は、全盛の時によく見てましたけど、決して嫌いじゃない。
だけど、ちょっとアメリカ・ナイズされたところが、”香港映画”と、
うまくマッチしていないことが多い、と私は思う。
今回の作品は、そういったことが、最後まで気にならずに、見れました。
 
まず、オープニングからして、良い。
梁朝偉(トニー・レオン)が、声のトーンをわざと(?)変えて、ナレーションを淡々と話してる。
これが、なんともインチキぽくって、思わず笑ってしまった。
役柄は、月夜の願い(新難兄難弟)に近いかな?
なんか、恋する惑星(重慶森林)のパロディーもあったりなんかして。
個人的には、シリアスなトニーも良いけれど、どっちかって言うと、
コメディーをやってる方が、好きですね。
 
ビビアン・スー
私は、この子、好きなんですよぉ。
演技や歌が上手だから好き、という訳じゃないんですが。(笑)
彼女の”生きざま”に感動するんですね。
何もわからないうちから、一人で台湾から出てきて、
一生懸命がんばっている姿を見て、心を打たれてしまって。
スゴイと思いませんか?
トニーと共演するまでに、成長しました。
今や、アジアのスーパースターですよ。
 
と誉めちぎりたいのは、山々なんですがぁ・・・(笑)
この映画に関しては、ちょっと、役としては、幼すぎたかなぁ。
ジジと一緒で、童顔っていうこともあるんでしょうけれど。
オーバー・アクションっていうのも、気になったかな。
でも、かわいそうなのは、デビュー当初のイメージ(セクシー系)で、
ずっと売りつづけているということ。
周嘉玲なんか、キレイなのに、かわいそう。
デビュー作品(晩9朝5)で、ヌードになったせいか、汚れ役ばっかりやらされて!
ビビアンも例外ではない。
なんとかしてあげたいな。
そういうキャラクターじゃないですもんね。
 
それから、もうひとつ言いたいのは、トニーとビビアンの、恋の”いきさつ”
の部分が、いまいち説明不充分だったような気がしました。
(なにせ、急に帰ってくるんだもの。)
 
その他、”雨宮 良” 似の、方中信(アレックス・フォン)
いや〜 この人、超カッコイイ!!
こんな、デレデレの役柄は、初めて見た。
いいじゃないですかぁ。もっと見たいなぁ。
”十萬火急”、”ダウンタウン・シャドー” の時のような役柄もいいですけどね。
 
あと、ちょこっと見たことがあるキレイなおねえちゃん、
”蔡少芬(エイダ・チョイ)や、 
よく見ると、ジョセフィーン・シャオ似の、
関秀媚(クワン・サウ・メイ)・・・一体、何歳だ?  が出ています。


トニーとビビアンの恋物語というより、
方中信と関秀媚の、恋の”かけひき”の方が、強く描かれていて、
どっちかというと、こちらの方が印象に残ったかなぁ。

 
総評ですが、78点で、どうでしょう?
香港では、あまり当たらなかったようですが、
笑って楽しく香港映画を見たい方、必見ではないかと思います。
 
でも、これって、ビビアンのサクセス・ストーリーそのままじゃない?
まぁ、こういった事を平気で、やっちゃうのが、香港映画のスゴイところなんだろうけど・・・(笑)






No.7   君のいた永遠(とき) 心動   について

1999/12/17 (金)





この手の香港映画は、正直、苦手なんですよぉ。(笑)
東京では、12月10日(金)までと聞いたので、
話のネタ作りも兼ねて、最終日に、見に行って来ました。
 
場所は、有楽町スバル座。
さすが、銀座という場所柄、昔からある小さな映画館にもかかわらず、
清潔感のある、きれいな映画館でしたよ。
女性ばっかり! タケちゃんのファンかしら?
ちょっと、男性一人っていうのは、恥ずかしかったですね。
 
初めは、出演者の顔ぶれを見て、日本のトレンディー・ドラマを真似た、
単なるアイドル映画だと思ってました。
 
しか〜し、監督が、シルビア・チャンとあるではありませんか!
 
この人に対しては、ちょっと、ヒイキ目になってしまう。(笑)
(友人のシンジ君の影響もあるんだけど・・・)
この人に、ラヴ・ストーリーを撮らせるとウマイんだよなぁ。
なんというか、こう、やらしくないというか、上品というか・・・
香港にも、ファンが、沢山いるみたいですね。
上映前は、ちょっと期待してました。
 
でも、長かったなぁ。
2時間近くやってましたよ。
 
ストーリーに関しては、私達、日本人にしてみれば、よくありがちな
ドラマのストーリーに見えてしまう。
(昔から、日本のドラマは、こうゆう題材、多いですもんね。)
1970年代の、若者の文化・恋愛感・ファッションも、日本と差ほど、
違わないようにも思えました。
 
やっぱり、再会する場所が、日本じゃなきゃ、ダメだったのかなぁ。
なんか、時間が飛んだり、戻ったり、
王家衛っぽい(?)ところもあったりして。(笑)
それが、映画に対して、効果的だったのか?って考えると、
どうなんだろう・・・
それと、やけに、キス・シーンが多かったなぁ。(笑)
 
♪ 台湾ANIKI〜♪ (金城 武)に関しては、
あんまり、喋らないクールな役回りということもあってか、
特に言うことはないんですが・・・
関係のない話、彼の役名が、”活君(ホウクワン)” って言うんですけど、
これ日本語読みすると、”ひろしくん”  じゃない? 
わかりやすくするために、日本の製作サイドがつけた名前かなぁ?
関係ないかっ! 
スイマセン!
 
梁詠h(ジジ・リョン)
”裏町の聖者”で、出てきた瞬間に、ファンになってしまったのですが、(笑)
この映画で、大胆なベット・シーンを演じて、
女優としての転機を図ろうとしたらしいけど、個人的には、
やっぱり、”初恋無限touch・百分百岩Feel・愛上100%英雄” のように、
カワイ子ちゃん役、(時に優等生役)の方が合ってると思います。
(烈火戦車(フル・スロットル)みたいな役は、明らかに、ミス・キャスティングだと思う。)
大人っぽい役は、もう少し年が経ってからでも、遅くないんじゃないか?
顔が童顔なので、そういった役は、イマイチ、しっくり来ない。

それから、ジジがお酒を飲みすぎて、嘔吐するシーンがあるのですが、
香港映画(外国映画)って、モロに、ゲx を撮るけど、
そんなに、きっちりと、描写する必要ないんじゃないか?
見てて、あまりいい気分には、なれないよぉ。
 
莫文蔚(カレン・モク)
この人、本当に演技がうまいのかどうか、よくわからない。
映画も、アート系、コメディー、古惑仔ものなんかに、幅広く出てるけど、
彼女の、”真価” を問われる
ような作品には、出演していないのではないだろうか?
(彼女が、良い演技をしている作品があったら、教えて下さい。)
それと、彼女が高校生役をやっているんですが、これは、無理があるぞぉ!
あんな老けた高校生がいるかっ!(笑)
まぁ、映画ですから、しょうがないんですけどね。
 
でも、シルビア・チャンと蘇永康(ウィリアム・ソー)が、談笑しているシーンは、
ものすごく自然で、和やかな雰囲気が、とても良く出ていました。
 
それから、香港の街の風景。
いいですよねぇ。
この映画にも、香港島のセントラルあたりの
オープン・カフェで撮影されたと思われるシーンがあるんですが、
いつもは九龍島の方しか行かないので、
今度、行く時は、ぜひ、そちらにも遊びに行ってみたいですね。
(というか、もう、来年の2月に、アフォンが帰る時に、一緒に付いて行くことにしてしまった。)
 
総評ですが、甘目の65点で、どうでしょう?
一緒に見ていたお客さん(女性)も、感動されていたようですし、
中には、すすり泣く方まで、いらっしゃいました。
前述したとうり、私個人的には、ラヴ・ストーリーものは苦手なんで、
いろいろ書いちゃいましたけど
この手の映画が好きな女性には、お薦めではないかと思います。
ではでは、このへんで。


PS
カウンタが、900を超えているのにもかかわらず、
掲示板の書き込みが少ないなぁ。
皆さん、お願いですから、どんなネタでもいいですから、
書き込みしてやってください。
映画を見た感想、お薦めの映画・俳優、
別に長文になっても、ぜ〜んぜん、構いませんからね!
皆さんで、言いたい放題、盛り上がりましょう!
よろしくお願い致しま〜す!






No.6   最近のCG・特撮映画   について

1999/12/15 (水)


          


最近といっても、数えるほどしかありませんが、書いてみようと思います。

最近の映画で、CGをふんだんに使ったものを挙げると、
”風雲雄覇天下” ”中華英雄” ”特警新人類” ぐらいでしょうか。
いずれも、そこそこヒットしたようですが、
皆さんは、映画の出来に満足しましたか?

私は・・・・ん〜・・・
周りの評判を聞いて、結構、楽しみにして見たんですけどぉ・・・
まあまあかなぁ。(笑)

特に、”風雲雄覇天下”は、97年返還以降、すっかり香港自体の情報も、
途絶えてしまって、映画もあまりビデオ・リリース、劇場公開もされない状態だったので、
当時、この映画が大ヒットしているということを聞いて、
居ても立ってもいられず、今年の6月に、DVDを買ってしまったくらいです。(笑)

香港で、ヒットしたというのも、なんとなくわかりました。
一通り、見終わった時も、
”よく、こんなの作ったなぁ〜”っていうのが感想でした。

(ファンタで、ご覧になった方は、あれっ?と思う箇所が多かったのではないでしょうか?
今回は、どこの映画祭でも上映されていない、一度限りの、
”インターナショナル・バージョン” だったらしいです。
しかし、香港版は、140分近くあるのに、今回は、90分。
ほとんど、ダイジェスト版という感じでした。
別にカットされたシーンがあるわけでもなし、どうせ見るのなら、
オリジナルに近いものを、皆さん、望んでるんだからさぁ。
小松沢さ〜ん、もうちょっと、考えてよねぇ〜。
パンテオンの大音響・大画面で見れたのは、幸せだったけど。
一般公開時は、香港版オリジナル・バージョンで見られるそうなので、ご安心を。)

でも、よ〜く考えると、CGのところなんかは、まだまだチープに見えてしまって、
ヘタをすると、日本の映画の方が、もっと良く出来ているものもあるんじゃない?
もうちょっと、なんとか、ならなかったものかなぁ。

”風雲雄覇天下”、”中華英雄” にかぎって言えば、
あれはアレで、コミック風な感じを出しているから、いいのかもしれないけど・・・
中華英雄の最後の、伊健と呉鎮宇のxxでのシーンは、違った意味で、脱帽。(笑)
舞台が、アメリカだったっていうのは、わかるけどさぁ。
(この映画も、来年のファンタで、上映しそうな感じがしますよね。)

それから、ワイヤー・ワーク。
使っているのが、バレバレなんですよねぇ。
”マトリックス” を見て下さいよ。
使っているにもかかわらず、ちゃんと処理をして、しかも効果的に仕上げてる。
それに比べて、香港映画の方は、自分達の、
”お家芸” でもあるのに、
裏方さんが、一生懸命、引っ張ってるのが伝わってきちゃう。
なんと言うかぁ・・・スムースじゃないんですよぉ。

キャスティングについてなんですが、
超大作だし、お客を呼ぶ為に、しょうがないのかもしれないけど、
”中華英雄”なんて、
”オール・スター総出演! 寄ってらっしゃい、見てらっしゃい!”
っていうサブ・タイトルが付いてきそうなメンバー。(笑)
出演者のギャラだけで、相当な額じゃないのかなぁ?

そういったことを考えると、周星馳はスゴイ。
それほど、スターも出ていないのに、ほとんど、彼一人だけで、
あれだけ、稼いでしまうんだから!
(これは、テーマとちょっと関係ないですね。スイマセン!)

しかし、”特警新人類” については、ちょいと、甘口評になってしまう。
これは、とても面白かった!!
映画も、スカイ・ダイビングのところ以外のアクション・シーンは、
ちゃんと本人たちが、やっているので、気合が入ってるなぁと感心しました。
特に、謝霆峰(ニコラス・ツェー)のアクションは、
キレ・姿勢が共に良く、大物になる素質を感じました。
正直、惚れてしまいました。(笑) 

最後の、船でxx が、登場するシーン。
”後生仔(若者)〜 ” のくだり、
世代交代を感じたのは、私だけでしょうか? 
やけに、説得力があったよなぁ。

”風雲〜”と”特警新人類”については、一般公開が決まっているんですが、
どうでしょうか?
”特警〜”は、いいところまで、行くんじゃないかと思います。
”風雲〜”は、厳しいんじゃないかなぁ。
なんといっても、上にあるポスター(チラシ)!
これは、イカンでないかい?

個人的には、前述した、3本もいいけど、
やっぱり、”蜀山(天空の剣)”には、かなわないかなぁ。(笑)
SFX とまでは、行かないんだろうけれど、あのちょっと、
”インチキ臭〜い”特撮が、僕にとっては、たまらない!
昔の、サモ・ハンのホラー映画、王晶の映画みたいな特撮(?)も、好きだったんだけど。
やっぱり 時代が、違うかなぁ。

でも、現在の香港映画って、作品数的には、
ものすごく減ってしまったけれど、面白い映画が沢山あるんですよねぇ。
まだまだ、香港映画(ファン)も、捨てたもんじゃないなと思いました。
(今年のファンタのお客さんを見て)

これから、また、昔のように、超満員のお客さんと一緒に、楽しく映画を見られる日が
くることを願ってやみません。

我々も、あきらめずに、香港映画を、応援し続けましょう!!




No.5   香港映画は儲かるか?  について

1999/12/11 (土)


     


儲かっていれば、現在のような状況には、なっていないのだろうが・・・
言いたいのは、” 採算が取れているのか? ” ということである。
この問題も、ファンとして、ずっと気になっていた問題なので、書いてみたいと思う。

香港関係の書籍・会報を見ていると、
”この夏、No.1ヒット! 2000万HKドル 突破!”
みたいな記事が載っている。

最近のものとしては、ヒットなんだろうが、製作・配給側の立場になってみると、
果たして、喜ぶべき成績なのだろうか?

具体的に例をあげて、考えてみよう。
1998年に公開された、”風雲雄覇天下”の場合、
製作費 7000万HK$ 
興行収入が、5000万HK$ であった。

これは、香港だけでの成績だが、これだけでは赤字だろう。
5000万HK$全部が、丸々、利益ではないだろうし。

台湾・大陸・アジア圏・その他の諸外国 などで公開されるのであれば、
”上映権” というものが入ってくる。
その他、諸々の権利を計算に入れても、もとが取れるのだろうか?
例として、アメリカのコロンビア社は、”特警新人類”の上映権を、
2000万HK$で買ったらしい。(ホントかしら?)

私は、業界関係者ではないので、詳しいことはわからない。
製作費というものに、どういった費用が含まれるのか知らないが、
広告・宣伝費、また、各国で、プロモーション活動をする費用などは、
もちろん、別計算だろう。
素人考えで申し訳ないが、こういった宣伝活動だって、
相当、金がかかると思うのだ。

昔、ゴールデン・ハーベストの副社長である,蔡瀾(チャイ・ラン)が、
”私達は、エジプト(の方)まで、売りますから・・・”
と言っていたのを、聞いたことがある。
世界中に売るということだ。
万が一、大金をかけて映画を作って、それほどヒットしなくても、
こういった金で、カバーできるということか?

しかし、こういったことを考えると、
SFX・CGを使った映画に比べて、それほど製作費のかからない、
周星馳の映画は、儲かる部類に入るのだろう。
彼の人気が最高潮だった時には、
映画館の入場料が値上げ前だったのにもかかわらず、
4000〜5000万HK$ 
ぐらいの金額は、確実と言っていいほど、稼いでいた。
その分、彼のギャラが莫大だったのかもしれないが。

たくさんの会社から出資を募って、その映画がヒットしなければ、
”次につながらない”だろうし、是が非でも、お客が入ることを望んでいるはずだ。
この不況の中、スポンサー側 は、どういった考えで、
(儲かりもしない香港映画に)金を出しているのか?
ということも気になる。

なんだかんだ言っても、やっぱり、あんまり儲からないんだろうなぁ。
もちろん、中には、儲けてる人もいるんだろうけど・・・

単に、出演者のギャラを下げたり、海賊版 VCDを撲滅するということだけで、
あの華やかだった頃の香港映画が戻ってくるのか?

さぁ どうする?
今こそ、中国人の力を見せてくれ。
僕らは、ずっと待っている・・・





No.4  香港映画の北京語吹き替え  について

1999/12/08 (水)


      


この問題も、以前、ゾートンさんのHPで言わせていただいたことだが、
あえて、自分のHPでも書こうと思う。

香港映画を、どの言葉で見るかというのは、
人それぞれだと思う。

多くの場合は、もちろん広東語。
しかし、日本で見る場合、ごくたまに、北京語(英語)というのがある。

これは、いかがなものだろうか?

”あんまり気にしない” という人もいるだろう。

しかし、私は、断固として、反対である。

たとえ、本人の声でなくても、やっぱり広東語で見たいからだ。
広東語・北京語が全然、わからない人だって、
この2つの言葉は、違った感覚で聞こえるだろうし
あの独特の言葉の響きが、魅力なのに、
北京語に吹き替えてしまったら、台湾・中国映画になってしまうではないか!!

前述したとうり、私は、ジャッキー・ファンである。
中学生の時に見た、”サンダー・アーム”、 ”スパルタン X ” は
英語バージョンだった。
今考えれば、舞台が、ヨーロッパだったので、国際的な雰囲気を出すために、
配給会社の ”配慮” みたいなものだったのかもしれない。
が、こういったことをされてしまうと、熱狂的なファンは、現地(香港)版と比べて、
”カット(もしくは違った)・シーンが、いっぱいあるんじゃないのぉ?”
と思ってしまうのだ。
最近になって、VCDを買って、チェックしたが、そういったシーンは見当たらなかったが・・・。

また、ビデオ・リリースされている”大英雄(東成西就 93’)”は、北京語吹き替えだ。
全然、面白くな〜い。
この映画、香港で3回見ましたが、出演者たちの独特のセリフの言いまわしが、
消されてしまって、面白さ、95%減。
特に、梁朝偉(トニー・レオン)が出てくるシーンなんか、あの喋り方で、
くだらないことを言うから、面白いのに!
(ちなみに私は、朝偉ファンでもある。シリアスなものも良いが、コメディータッチのものも、好きである。)
何故か、梁家輝が歌うシーンだけ、広東語である。
そこまで、吹き替えできなかったのか?
中途半端はやめてくれ!!

だって、よく考えてみてよ。
北京語吹き替えの、周星馳なんて、ど〜こが面白いの?
台湾で、いっぱい彼のビデオを買ってきたことがあるけど、
本人の声と全然違うし、セリフのリズム、声の高低で、
笑わせるところも、伝わってこないし(マネもしていない)、
こんなの日本に持って来て上映したら、香港迷は承知しないぞ!(笑)
(まぁ、そればっかりはないと思うけど)

私は、スカパーに加入していて、
見たことも、聞いたこともない香港映画を見ておりますが、
大体、北京語が多いですね。
これは、仕入れた先が台湾・もしくは中華語圏の何処かだったということ
なのかもしれないが、北京語吹き替えにしてしまうと、
広東語とは全く違った言い方、意味になってしまい、
それを、日本語に翻訳すると、ますますオリジナル(香港上映版)の
表現・面白さがなくなってしまう可能性があるからだ。
(直接、香港から仕入れて、広東語を日本語に訳した場合にでも、
字幕の文字の制限なんかの関係で、もちろん、こうゆうことは、あるのだろうけれど。)

なんにせよ、極力、こういったものは、日本に持ってこないで欲しい。
もっと、欲を言えば、北京語・英語版でリリースされたものは
広東語版を、再リリースして欲しい!

あんまり、香港迷をナメないで欲しいですねぇ。
怒ると怖いんだゾォ〜 香港迷は。(笑)




No.3  香港映画の広東語字幕  について

1999/12/04 (土)




広東語字幕が多い、周星馳の作品

No.2 の問題は、掲示板のミッシェルさんの書きこみを読んでください。
長年、悩んでいたことが、ようやっと晴れましたよ。
具体的で、わかりやすいコメント、多謝でした。

でも、”ポリス・ストーリー 3” の白人女性が、
広東語を、聞き取れているとは、思えないなぁ。
たま〜にいますけどね。
方保羅みたいな欧米人。(笑)

さてさて、今回は、香港映画を見る際に付いている字幕について、
皆さんの御意見を賜りたいと思います。

香港で、香港映画を見る場合について、考えてみよう。
出演者が広東語で喋っている場合、
普通、大体、字幕は北京語字幕(普通話)が付いてくることが多い。

しかし、ここ数年、広東語字幕が付いてくることが、たまにある。
これは、どういうことだろうか?

北京語字幕というのは、なんとなく、わかるのだ。
大陸出身で、まだまだ、広東語が出来ない人たちへの配慮とか・・・

が、広東語字幕にすると、どういった効果があるのか?
もちろん、前述した人達には、わからなくなってしまうし、
最近の映画のように、英語や日本語が入った作品の場合、
生粋の香港人(広東人)でも、広東語(繁体字)が
書けない(わからない)人って結構いるんでしょう?
それだと、ますます、わからなくなって来る。

香港人は、字幕を読まなくても、ちゃんと理解してるんでしょう?
(わかりませんが)

広東語が話せるんだけど、書けない人、
書けるんだけど、聞き取れない人とかって、
いろいろ、いると思うんだけれど、
果たして、広東語・北京語字幕、どれが一番最適なのか?
(香港で、見る場合について)

また、従来のように北京語字幕だったものが、
なぜ、最近、広東語字幕になったのか?

広東語を、勉強している人たちにとっては、いい教材になると思うんですけどね。

もし、実情をご存知の方がいらっしゃれば、
掲示板の方に、書き込みして下さい。
よろしくお願い致します。




No.2  香港映画での会話のやりとり  について

1999/12/01 (水)


     


このテーマについては、ゾートンさんのHPでも書かせていただきましたが、
とても反応が良かったので、あえて、また皆さんの御意見を賜りたいと思います。

以前から、ものすごく気になっているのだが、香港映画の中で、
全く、異なった言葉同士で、会話をしている場合がある。

具体的に例をあげると、皆さんもお気に入りの
”ラヴ・ソング”での、ワン・シーン・・・
マギーが、リオンの婚約者(小軍)と車に乗っているのだが、
マギーは広東語、小軍は北京語で喋っている。
こういった会話は、成立するのだろうか?
また、現実にありえる状況なのだろうか?

マギーが、多少でも北京語を理解できるのは、わからなくはない。
しかし、大陸から出てきた小軍が、果たして広東語が理解できてるのかというのは、疑問である。

以前、大学の中国語の先生(北京語)に、
”広東語を勉強したいんですが、何か良い方法はありませんか?”
と聞いたところ、
”広東語と北京語は、韓国語とドイツ語ぐらい違うので、私はわからない”
と言われた。

同じ中国人だって、わからないって言うぐらいだから、
相当、違うのだろう。
(そこまで違わないと私は思うけど)

また、”ポリス・ストーリー 3” では、
ジャッキーが、ミシェールと、プールサイドで一緒にいるのを見て、
マギーが憤慨し、同僚の白人女性と会話するシーン、
マギ−は広東語、白人女性は英語で喋っている。
これは、絶対、通じ合ってないぞ!!

どうしてなんだろうか?
あえて、わざとやっているのだろうか?
だとしたら、どういった意味があるんだろうか?
香港の人達は、こういったことに関しては、全く気にならないのだろうか?


皆さんは、どう思われますか?

もし、実情をご存知の方がいらっしゃれば、
掲示板の方に、書き込みして下さい。
よろしくお願い致します。



No.1  ジャッキー・チェン(成龍)  について

1999/11/29 (月)


     


私は、ジャッキー・ファンである。
小学校の時に、テレビにかじりつきながら、彼のアクションを見ていた。
あれから、20年。
ひたすら、何十回と、彼の映画を見つづけ、応援してきた。
彼がいなかったら、今の自分も、そして皆さんも、いなかったと思う。

先日、”WHO AM I”(98’) を見た。
当時 44歳。

酷評しようにも、できないのだ。

アクション・アイディアが、たくさん詰まった、まさに
”娯楽映画” であった。

が、ここでちょっと言いたい。
アクション・シーンのところ、
”コマ落とし” のしすぎじゃないかい?
あんなに、速く、蹴り・突きが出る訳がないじゃない。
フグ・フィリオだって、あんなに速く、連発して出ないぞ!

ファンタで上映された、”ゴージャス” もそうだ。
小柄な白人との、決闘シーン。
はっきり言って、興醒めした。
もっと、やるなら適度にやって欲しい!

この問題は、彼だけの問題ではない。
香港アクション映画全般に言えるのだ。
ジェット・リーだって、本物のカンフーができるのに、
どうでもいい所で、そういったことをしてしまっている。
もったいない!!

”本人が、ちゃんとやっているから、別にいいんじゃない?” という人もいるだろう。
私は、否定派だ。
替身(スタントマン)の起用についても、そうだ。
”全部、自分がやっている” と言うのは、いかがなものか?
こんなことを言うから、他の監督から、皮肉られるのだ。
詳細は、言えばきりがないので、割愛させていただく。

それから、最近のスキャンダル、
ファンにとっては、決して良い気分になれるものではないが、
映画というもので、はっきりと答えを出しているのだから、
それで良いんじゃないかと思う。
彼だって、私達と同じ人間なんだから、そういったことだってあるだろう。
事実は、それとして、ちゃんと報道されたんだから、
もう、いいんじゃないか?
あとは、当人に任せて、私達は映画を楽しむだけにしようよ。

なんか、やっぱり、最後は好意的な文になってしまうなぁ。
これぐらいで、ちょうどいいかな?


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