著作一覧


マイケル・グランツ著 『エルニーニョ』 ゼスト (訳書)
 エルニーニョは、「幼児のキリスト」、「赤ちゃんイエス」を意味するスペイン語で、19世紀にペルーの
漁師がクリスマス前後になるとペルー沖に暖かい海水が出現する現象に対してあたえた呼び名である。
広い意味でのエルニーニョは太平洋赤道域の大気と海洋の相互作用の結果としてあらわれる現象を言
い、エルニーニョ・南方振動(ENSO)のことを指す。

 世界の極端な異常気象のほとんどがエルニーニョと関係していると言われており、エルニーニョが発生
すると、ペルーでは大雨が起こり、ブラジル北東部では干ばつになる。アメリカの西海岸では、エルニー
ニョ年にはハリケーンの数が減少する。日本では暖冬、冷夏を引き起こす。こうした、遠隔地への影響は
テレコネクションという。

 二酸化炭素などの温室効果ガスの増加による地球温暖化がエルニーニョにどう影響をあたえるかが
研究されはじめている。地球温暖化により、いままで以上に極端な異常気象が発生すると言われてい
る。





大来佐武郎監修 『地球規模の環境問題U』
 中央法規 (執筆分担)











不破敬一郎編著 『地球環境ハンドブック』 朝倉書店 (執筆分担)









慶應義塾大学経済学部環境プロジェクト編 『地球環境論』 
慶應義塾大学出版会 (執筆分担)








慶應義塾大学経済学部環境プロジェクト編 『地球環境経済論 上』
慶應通信 (執筆分担)








パトリック・デュガン編 『湿地の保全』 自然環境研究センター
(訳書)











『IUCNレッドリストカテゴリーと基準』 自然環境研究センター
(矢原徹一と共訳)


いわゆるレッドデータブックは、かつてからIUCN国際自然保護連合が出版してきたが、
1994年に客観的な基準を採用、それをさらに改訂したのが、2001年版のカテゴリーと
基準である。それを翻訳したのが本書である。
Critically Endangeredを深刻な危機、
Endangeredを危機と訳すなど、新しい訳語を提案している。





『ワシントン条約附属書掲載基準と水産資源の持続可能な利用』
自然資源保全協会 (松田裕之、矢原徹一、石井信夫と共編)

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