瑞穂の写真集その6
(平成15年)4月から黄金週間にかけ、北関東?南東北?を訪ねた。
土日の休暇とプラスアルファで、自分へのご褒美に。
先ず4月13日、福島県に三つの春の名を町の名前にした桃源郷?の様な邑(むら)に滝桜
と称する自然遺産がある。今年は、これが兎に角
見たかった。だから、未だ開花前を承知で
出かけた。結果は、ご覧のとおり。流石の銘木である。……しかし、黄門様に助さん格さんが居
る様に、この老木にもお付きのものがあってもいいのでは……。どこか独りぼっちの老人を見る
様な思いが起こった。でも、確かに荘厳な姿、花開けばきっとすごいのだろう、その時にもう一度
来てみたい。
天候にも恵まれない中の三春の滝桜≠あとにして、一路
越後路へ。昨年もこの時季に
我が故郷の光と風を浴びに訪れたが、春祭りを是非と
今年も来てしまった。前回は、沼の
両生類の卵でイモリとサンショウウオの間違い…というかこれまでずっと思っていた勘違いに
気付かされたが、今年は素直に蛙の子で勝負だ。何故か手折られて浮かんでいる白い花
はペンペン草≠ニ獄称されているもの。 何故、そのような名前を持ったのかは、花が実を
結んだときに判る。七草にも名を連ねるのは、せめてもの救いか。

そして、次の週、見事に咲いた滝桜≠見た。天気は、相変わらず天は我を見捨てたか…
という空模様。雨に降られなかっただけでも、感謝すべきか。


黄金週間の走りに、更に北上した。
宮城県は鳴子の奥に位置する鬼首温泉

すっかり消えた雪のあと、タンポポが咲いた。黄色い花びらの台座、鱗状のものがしっかりと
球形に固まっています。外来種がはびこる中、こういったものは(多分)大和国古来品種の一
つと思い、シャッターを切った。地獄谷遊歩道という散策コースがある。清らかな渓流からは、
カジカ蛙の澄んだ歌声が時折流れてくる。 気分を良くして、歩道からはずれて歩いたら突然
に出会ってしまった!。ドッキリ
ビックリ、僕は巳年≠ナあるが、どうも心臓に良くない。
しかし、じっくりと、愛情≠もって眺めていると、ゆっくりと岩の合間に消えていった。

我が守護神≠ニの出会いは、これが今年初めてである。鬼首には、間欠泉があり、卵なん
か簡単に温泉卵≠ノしてしまう湯が20分置きくらいに吹き上げている。…写真の噴水は、
その熱い湯であるが、お風呂用には勿論
潤沢にコンコンと湧き出ている。タンポポの横のプ
ールは、物静かな佇まいを呈しているが立派な露天風呂≠ネのである。ご覧の状態なので、
赤フン≠ナもしていないと、ちと恥ずかしい。エッ?フンドシの方がもっと恥ずかしいってか!
ついにこのゴールデンウィーク本命へ。まだ春を迎えたばかりの奥州路、芭蕉が蝉の声を聴い
たという山寺=B

カメラのボタン設定が
鬼首の神にいじられたのか露光が狂い、まぁ見られるのは一割くらい
になってしまった。その内の貴重な一枚≠ご覧ください。

奥の細道にやっと桜が咲いた春のこと、蝉の声はありませんでした。ハルゼミでさえ
きっ
と未だ、土の中なんでしょう…。山寺をあとに、一粒
ん百円になるという佐藤錦≠フ花咲
く街道をひた走り、15年くらい前に寄った寒河江の美味い蕎麦屋も判らずに過ぎ、日本海
に出た。温かい海と書く
温海温泉で宿を取り、南下。越後路に入って出会ったのは笹川流
れ。子供の頃から見てきた日本海には珍しく白い砂。これが花崗岩でできているのだという
ことを、砂浜に降りて知った。

制作・著作
太田
瑞穂 2003/05/04 採用フォト:4月中〜下旬各ロケ地
Nikonデジカメ
& NIKKORオートレンズ