445top へ 445(よし子)のページ [活字に餓(カツ)え、背文字を追い求めいる悪夢に悩みし] [双眼鏡が捉えし桜の花影の耀き、 桜 内地の桜よ サヨウナラ 3【戦艦大和の最期】を読む、本文9 [報道・管轄権なき東京裁判] |
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『木の森』 (詩歌集第3集「夢幻」179より)
意識的に その前に 立ち止まって 見上げた 巨木 又 何気なく 立ち止まって 見た 木も その森は 或る意味で 完成された 木ばかり 固定化して 伸びない けれど ─── 生きている ─── ヘッセの 何と 人間の 「郷愁」で ある事か! スタンダールの 何と 宇宙的視野の 「赤と黒」で ある事か! プルーストの 何と 研ぎ澄まされた 意識の中の 「失われた時を求めて」で ある事か! 私にとって 「巨木」であった 「本と作家」 人は 何気なくであれ 意識的であれ 闇を照らす 一条の光に 導かれるように 手にした その木の中を くぐって 「伸びて行く」─── 又 或るものは 型としては 成さなかったり……… (平成九年六月九日 記) * ネットショップ「アマゾン」を初めて利用して、本を買ってみた。注文した翌日には到着、他の品物CD等も注文した翌々日に到着、確かに便利なことこの上ない。 但し、本に限って言えば、書店等の書棚を眺め、題名、作者名からコレといった一冊を手に取り、選ぶという、この買うまでの作業が楽しい。そして本を開き、先ず冒頭部分を見る。それで八分がた決まり、あとパラパラと先を見て買う決断をする。 買って帰った後、本を開く前のワクワク感・・・・は、若い頃のこと。 だから、読みたい本が決まっている時には、ネット販を利用したいと思う。 * ”「運命」(ベートーベン) 聴きながら 今回アマゾンで買った2冊の本の内の1冊が吉田満著のこの「戦艦大和ノ最期」という本。買った動機は先ず、この本をインターネットの「青山繁晴.TV」の中で青山繁晴氏が、読後一番印象に残っている本に上げていたこと。 それから以前読んだ白州次郎氏の本の中に、当時まだGHQ占領下、作家の小林秀雄氏が白州宅を訪ね「是非共この吉田満氏の「戦艦大和ノ最期」を出版する事に力を貸して欲しい」と尋常ならざる熱弁で訴え、圧倒された白州は結局引き受ける、という部分がある。(余談だが、これを機に白州と小林は親交を深め、後年、小林秀雄氏が亡くなった時の白州次郎の落ち込みは傍目にも痛々しく、葬儀も行かずホテルで呑みつぶれ、独りこのままにしてはおけないと思わせる状況だったという。)ーーーー だから機会があればこの本「戦艦大和ノ最期」を読みたいと思っていた。 が、遅い! もっと、もっと早くに、日本人すべてが、真っ先に読むべき本だった。そしたら英霊の遺骨収集も戦後すぐから日本人の使命感とし得ただろう。
読み進めて行くうちに、目から溢れた涙が幾筋になっても落ちていく・・・・ その箇処をピックアップすると(<>この箇処)、まず「本」に関する部分・・が、ーーー (抜粋、但し本文は送りがなはカタカナですが、仲々読み難いので、ひらがなにしています) 2010.08.02 記
1.【戦艦大和の最期】を読む、本文1 http://www.youtube.com/watch?v=f1nKftVwnfY
http://www.youtube.com/watch?v=1-tGHUsUsHs 5【戦艦大和の最期】を読む、近代戦争の流れ http://www.youtube.com/watch?v=rV8SIzThgpE |