第一章?エピローグ
主任とアレンの宇宙漂流記(3月8日)
さて、やっとこさ軍艦から脱出したように思えるゲーム。
やっと、わくわくどきどきのまだ見ぬフィールド等が現れる、本編ともいえる部分が始まるのでしょうか?
色々、考えながらゲーム再開です
画面はまだ宇宙空間です。謎の、マッドアングラーに似ていなくも無い宇宙船が登場します。
乗っているのは、袖なしシャツを着た、少々軽そうな兄ちゃんに、ストリート系ファッションをしたメガネの兄ちゃん、そして、中年親父。どうやら、彼らはどうやら借金返済のため、戦場跡から金目の物を掻っ攫って行っちまおう、と考えている奴らのようです。見たところ生存者を捜そう何ていう考えはさらさら無いようです。
借金があると人間ろくな事をしない
と言ういい例です。
メガネ君は反対しますが、宇宙環境のためのリサイクル、と、馬鹿丸出しな詭弁で自己正当化する、艦長らしい中年親父。やはり借金があると良心もなくなってしまうようです。「ファウンデーションにアルバイトと呼んでリサイクル屋と読む行為を禁止されている」と再び謎の用語を言う軽そうな兄ちゃん。そういう問題ではないと思うのですが・・・・・・・・・・・・
巨大な戦艦を発見して喜喜とする戦場跡荒らし。
ジオクリスタルと言う謎のものかと思ったら、それはKOS-MOSでした。
宇宙船の人間は死体と勘違いしますが、宇宙空間に出た生身の死体は、あんなふうに綺麗なままのことは無いと思います。
死体は金にならないためか、弾いちまえと命令する船長。借金の為、すでに良心は欠片も無いようです。いわゆる人間の屑ですねこの人。
さすがに船長よりは、まだ良心が有るのか、それともめんどくさいのか、嫌がる船員。そんなこんなしているうち、死体と勘違いされているKOS-MOSは、物凄い偶然の成せる業か、それとも未知のテクノロジーで軌道を修正したのか、宇宙船の窓のところに引っかかります。
死体が女であることに笑いを浮かべるメガネ君、船長に変態と突っ込まれます。
すると突如起動して、回線を開くことを要求するKOS-MOS。「死体が喋った!!」とびびるメガネ君、5千年後までそのままの形で残っているらしい念仏を唱える軽そうな兄ちゃん、船長だけは、かろうじて冷静さを残しており、レアリアンか、サイボーグか、軍のロボットと考えます。まあ、上に立つ人間はこの位の冷静さが無いと困りますが。
KOS-MOSの要求通り通信回線を開きます、この宇宙船の名前はエルザ号、船長の名前はマシューズ。さすがに人間の屑でも戦場荒らしとは言えないのか、救助のために駆けつけたと偽ります。
KOS-MOSは第二ミルチアへ行くよう要請しますが、借金のある船長は、「金がかかるから」と断ろうとします。せめて、嘘でもいいから、「生存者の捜索がまだ済んでいないから」等と言って欲しかった物ですが、まあ人間の屑にそんな事を求めても無駄なのでしょう。KOS-MOSは、「高速代(U・M・N使用料)なら払うから」と言いますが、取り合わない船長。まあ、高速代出されても燃料費等は別ですからね。
「いう事を聞かなければ窓を破壊する」と海賊行為に出るKOS-MOS。「この窓は、6ミリのデブリの直撃にも耐えられる。」といきがる船長。あの、船長、たった6ミリですか?いやね、爆発などで、物凄い加速が着いた、6ミリよりも遥かにでかいデブリがうようよ漂っているであろう戦場跡だったら、へのツッパリにもならないと思うのですが。(ここいら辺を詳しく知りたい人は、空想科学読本シリーズを読みましょう)ま、借金の為、そんな事も言っていられないのでしょうね。
予告の通りに窓にヒビを入れるKOS-MOS。その反動で宇宙空間に放り出されるような気がするのですが・・・・・・・・
屑人間でも命が惜しいのか、素直に言うことを効くようになる船長。死ねば借金返さなくて済みますよ、船長。
加速をして振り落とすと言う手もあっさり見破られます。
KOS-MOSが船を拿捕したとき通信が入ります。通信の主は、中佐がへばりついている脱出カプセル内のアレン君。普通、脱出カプセルならば、救難信号とか、ビーコンとかを出していると思うのですが・・・・・・
救助されるか不安なアレン君と主任は、カプセル内で喧嘩を始めます。そこへ、宇宙船を拿捕し事実上の船長となったKOS-MOSと通信がつながります。
KOS-MOSは本社の指示で動いていたこと、46時間以内に主任達は窒息すること、その前に16時間以内に救助される確立が96%であることを手短に述べた跡、彼らを見捨てようとします。
海事法なら、遭難者、漂流者等を見捨てたら法律違反で罰せられますが、この時代の宇宙空間ではどうなのでしょう。まあ、KOS-MOSに占拠された状態では法律なんかは関係ないのかもしれませんが。
結局、主任は自分(とおまけでアレン君)の命を人質にして救助を迫ります。
私なら、訳の判らない機械と、生存者救助をそっちのけで戦場跡荒しをする屑人間が乗っている、こんな物騒な宇宙船より、16時間以内に現れるだろう救助を待ちますが・・・・・
そこへ「助けてあげたら」と提案する人が現れます、彼(恐らく男だと思います)の名はケイオス、中性的な顔立ちと、健康的な褐色の肌で、お姉様方を狂わせる事請け合いのキャラクターです。
KOS-MOSは、何か気になるのか、彼を分析しているようです。
結局、船長も、彼の頼みならと言う表向きの理由をつけて、救うことにしますが、KOS-MOSに占拠された挙句、恐らく、法律違反であろう行為をする事だけは避けられて内心は安心しているのではないでしょうか。
救助されたお礼と、KOS-MOSが行った海賊行為についてのお詫びを言う主任。
船長は、「俺たちは(最初は、人命救助をするつもりなんか毛頭無かったし、後半はKOS-MOSに脅されて)見捨てるつもりだったから、お礼なら、ケイオス君に言ってくれ(意訳)」といいます。「困ったときはお互い様」と大人発言をするケイオス君ですが、漂流者の救助はこの時代でも絶対に法律で定められていると思うのです。
例を言った後、怒りが納まらない主任は、KOS-MOSに食って掛かります。自分が開発責任者なのに、その対象物について、今ひとつ掌握していないようです、この主任、大丈夫なのでしょうか?
そんな主任を無視して、話を進め、主任に調整を命じるKOS-MOS、主任いい所なしです。
KOS-MOSが去った後、融通の聞かないKOS-MOSについて再び謝罪しますが、機械に融通を求めるほうも間違っているような気がします。
主任をくどく軽い兄ちゃんトニー君、焦るアレン君。主任は、軽い兄ちゃんの「ホテルのスイートで・・・・」と言う言葉の裏が良くわかっていないようですが・・・・
その後、中佐と船長の会話で、船長は元軍人だったことが判明、そこへグノちゃんの襲来です。船員たちは焦りますが、さすが中佐さんは軍人です。すぐさまピストルで反撃しますが効きません。捕まる中佐。ここで中佐もジ・エンド、と思ったら、ケイオス君がグノちゃんの秘穴を突き、グノちゃんを消滅させてしまいす。
「なぜそんな事を出来るのか?」と言う主任の質問に対して、「人は誰でも定義付けできる何かを持っている。」と質問をはぐらかすケイオス君。船員達も「そういうこと」とか言って納得してしまいます。借金と、あんな人間の屑のような船長の下で働いている為アブナイ信仰にでも救いを求めているのでしょうか?
「主任にとってのそれは何か?」(もちろんメガネッ娘と、まぶしい胸元でしょう、主任の場合は(劇病))と逆に主任に質問するケイオス君。
しかし主任、何故かそれで納得してしまいます。今のところ唯一の常識人であるアレン君だけは、惑わされないのか、食い下がりますが、結局話は進んでゆきます。
画面変わってとある宇宙船の中、謎の人物二人(一人顔公開、一人ローブ纏状態)が「脅威になれば彼女を守る」だの、「ラインの乙女が何だ」の、「秩序の羅針盤通りに何だ」の、謎の台詞を散々はきまくって、ムービーは終わります。
ここで再び、セーブをするかどうか聞かれます。
もちろんハイを選びます
結局自分では何も操らぬまま30分近くムービーを見せ浸かられ、何の捜査も出来ないまま、本日は、出張帰りで疲れているのでここまで。