からくりサーカス

 

藤田和日郎/小学館

 

ストーリー

ゾナハ病という謎の病を患っている男、加藤鳴海は、ひょんな事から、突然転がり込んで来た莫大な遺産をめぐる争いに巻き込まれ命を狙われていた「才賀 勝」と言う少年を助ける事になる。

最初は逃げる事しか考えられなかった勝少年だったが、鳴海達と接していくうちに、立ち向かう勇気を学んでいく。勝は、鳴海や、人形を使うしろがねと言う女性の助けによって、辛くも危機脱する。鳴海の犠牲とともに。

その後勝少年は仲町サーカスの団員と出会い、彼らとともに、色々な人物と出会いながら旅を続けていく。

一方、死亡したと思われていた鳴海は、生きていた、記憶の一部を失いながら。彼は、ギイというフランス人とである。彼は「しろがね」、人類の敵、意思を持つ人形「オートマータ」と戦っていた。

解説

サンデーの作家人の中では皆無と言っていい、オリジナリティ、創作力、作話力、画力の伴った作家である。(他の作家は、他の人気作のパクリだったり、焼き直しだったり・・・・・)

とにかくこの作品は一度読んでみましょう。くだらない解説はこれ以上無用なぐらい面白い作品であるから。

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