トリプルエックス
監督:ロブ・コーエン
出演:サミュエル・L・ジャクソン、ヴィン・ディーゼル
ストーリー
プラハを拠点に活動するテロリストグループ”アナーキー99”。
その彼らの行動を追うNSA(国家安全保障局)。だが、彼らの送り込むエージェントはことごとく見破られ消されていっていた。
冷戦後の時代には、今までのエージェントでは対応しきれない。そう考えたNSA職員ギボンズは、今までと全く違ったエージェントを使うことを提案し、ある一人の男に白羽の矢を立てる。
スキンヘッドに派手なタトゥー、州議会議員の車をのっとり、その車の中で、自分の主張をまくし立て、その映像をインターネットで流す。あらゆるエクストリームスポーツをこなす、アウトローヒーロー、ザンダー・ケイジである。
ムショ行きと引き換えに半ば無理矢理協力させられるケイジ。その外観と、性格から上手くアナーキー99内部に潜入できた刑事は彼らが進めるある恐るべき計画をかぎつける事となる。
解説
悪くは無い、余り深く考えずに派手なアクションと、立ち回りを楽しめる作品である。
所々入る007への当て付けと言うのか、対抗すると言うのか、そんな感じのシーンもありニヤリとさせられる。
何も考えずスカッと見れて単純に楽しめる面白い映画ではあるが、その反面見終わった後残るものも殆ど無い。
まあ、映画が、感動作品ばっかりだったらそれやそれで退屈だから、こういうスカッとできる映画も必要だし、私も好きなほうである。
ただ、劇場で見るほどの内容かどうか?これは人によるであろう。
私は、「ビデオでも十分だな」と言った感じである。