エアフォースワン
監督:ヴォルフガング・ペーターゼン
主演:ハリソン・フォード、ゲイリー・オールドマン
ストーリ
空飛ぶ要塞、大統領専用機、エアフォースワンがハイジャックされた。
テロリストたちの要求は、カザフスタンの指導者、テロリストの支援者、ラデク将軍の釈放。
大統領もろともテロリストを殺すか、テロリストの要求をのむか?副大統領を中心にホワイトハウスは揉めに揉める。
もし彼が釈放されれば、世界は再び、冷戦の悪夢の時代に逆戻りしてしまう。世界を救うため、家族を救うため、アメリカ大統領ジェームス・マーシャルのエアフォースワン内での孤独な戦いが今始まる。
解説
何をやっても戦ってしまう男、ハリソンフォードがついに大統領に。
今回も、テロリストに屈せず力強く戦う大統領を熱演している。
はずなのだが・・・・・・・・・
女性職員を人質に取り、大統領を脅迫するテロリスト。無常に進むカウントダウン。しかし、卑劣なテロリストに屈するわけには行かない。世界のため、人類の平和のため、涙を呑んで女性職員を見殺しにする大統領。
これぞ指導者、大儀のため、世界平和のため、良心の呵責に耐え、わずかな犠牲には目をつぶらなければならない。大統領はまさに非情な職業だ。
しかし、
娘を人質にとられたらあっさり降伏。
オイ!!(怒)
世界平和よりも、やっぱり家族の命ですかい?
そんな根性の無さで、大統領やっていいのか貴様!!
世界平和のために娘を見殺しに・・・・・・・・・・出来なかった。だって身内だもん。女性職員は所詮他人。後で慰謝料なり、なんなりで、金を払えば解決できるもんね。世界平和よりやっぱり身内の命ッすよ。
結局、ご都合主義的な展開で、テロリストは全員死亡、独裁者も射殺されてめでたしめでたしになるのだが、見殺しにされた女性職員のことを考えると素直に喜ぶ気になれない私であった。