マトリックス リローデッド
監督:ウォシャウスキー兄弟
出演:キアヌ・リーブ、ローレンス・フィッシュバーン、キャリー=アン・モス
ストーリー
人類の救世主として覚醒したネオとその仲間、モーフィアスや、トリニティー達と、マトリックスとの戦いは続いていた。
だが、彼らの活躍にも拘らず、人類最後の都市ザイオンが危機に陥っていた。
此の侭ではあと72時間で、人類最後の都市ザイオンが25万のセンチネルの攻撃を受ける事になるのだ。此の侭では人類は滅亡である。
だが、予言を信じるモーフィアスの演説にザイオンの人々は、勢いづく。
予言が本当ならば、戦いの無い未来が来るのだ。
ネオは不安を感じていた、夢に見る不吉な未来。
それでも、ネオは、モーフィアス、トリニティーと共に、再びマトリックスに潜り込む。マトリックスのソースにたどり着けば、人類を救う事が出来るのだ。
ソースを目指す、ネオの前にさまざまな障害が立ちふさがる・・・・・・・・・・・・・
解説
お待たせしましたの第二段。
第一作では、驚異的な映像、VFXで度肝を抜いたマトリックス。その待望の第二段の登場である。
今回も、色々、吃驚な映像マジックを見せてくれる。
ハイウェイでのチェイスシーン、ザ・ツインズ、その他諸々。兎に角、最初から、最後まで、これでもかと言わんばかりの、ビジュアルエフェクトの嵐である。何と言うのか、脅威のVFXに目を奪われ、ストーリーを消化できないまま、作品が終わってしまった感じであった。
出来れば、第一作を、見る直前に見て、で、第一回目は、映像に酔い、次に、ストーリを堪能して、やっと楽しめると言った感じである。(ま、二回目見に行くかは微妙ではありますが)
ただ、やはりと言うのか、何と言うのか、第一作と、それに触発された作品のVFXを見てしまっている為か、前作ほどの衝撃は、残念ながら無かった。
そういう意味では、第一作のほうが、映画史に残る作品にはなると思う。
第三作も11月に公開。スターウォーズよりもファンのことを考えているかもしれない。
ただ、スターウォーズと同様、ビジュアルエフェクトを取り外したら、特に何も残らない映画である事も事実のような気がする。ま、そういう映画は、好きだから良しとしますが。