ミッション・トゥ・マーズ
監督:ブライアン・デ・パルマ
主演:ジェリー・オコネル、ティム・ロビンス
ストーリー
ついに人類は、火星に人を送ることに成功した。
しかし、第一次調査隊は、調査の途中消息を絶った。彼らを救うために救出隊が組織された。救出隊は、数々の困難に直面し、仲間を一人失うも火星に到着する。
ただ一人生き残っていた、第一次調査隊のメンバーとともに、第一次調査隊の命を奪った、謎の遺跡の解明に挑む。
解説
「生命は火星人様がおつくりになったのです。」
こういうと危ない宗教の教祖のようである。
しかし
この作品、煎じ詰めればこの様な内容である。
SF大作の筈なのに、余りのも余りな内容である・・・・・・
前半の、宇宙旅行。宇宙船は、名作「2001年宇宙の旅」の「ディスかバリー号」風。謎に挑むあたりもなんとなく似ている。しかし、変に現実に即したためか、目指す所は木星ではなく、火星。コンピュータも反乱を起こせるほど賢くは無い。
遺跡の中身の雰囲気も、なんとなく「2001年」している。
そう、言わば箱庭風に作った、2001年へのオマージュである。
しかし、前半のかなり現実に即した、SFからB級SF、さらにC級SFへの転落振りが、脱力感満載、とどめは、映画版「スタートレック」第一作風な終わり方がなんともいえない。
最後に出てくる火星人様もなんだかグレイが入っていてとほほである。
結論としては、インサイダーを見ましょう。